内臓型冷え症の改善・予防
体の芯を温める
●汗をかかない程度に厚着を心がける。
●お風呂にじっくり浸かる。
●ウォーキング(第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなる。また筋肉を使うことで体温が上がる。)
【冷え性に効果的なウォーキング】
背筋を伸ばして、腕は曲げずに伸ばした状態でよく手を振って、大股で歩く。
※肩の位置で水平になるくらいにまで振る。血液を巡らせるのと肩の関節をよく動かすため。腕を曲げると肩がよく動かない。肩甲骨も動くため、肩こりにもいい。
※大股で歩くと、ふくらはぎの筋肉をよく使う。
※10から15分でも良い。
※止まった状態で、腕をぐるぐる回すのもよい。
足の指ストレッチ法
- 足の指を強く折り曲げる。(血液を遮断する)
- 5秒数えたら離す。(血液が流れ込む)
*冷え症の方は、筋肉がつることがあるので、お風呂で行うとよいようです。
内臓型冷え症を防ぐ食事
温かい食べ物
基本的に温かい食べ物が良い。
より効果的な食べ物としては、とろみのある料理。
片栗粉などを使うと、熱の保温力が高まる。食べたときに温かいままであり、熱を保有したままいの中に入っていき、お腹に入っても温かいので、効率的に体を温めることができる。
たんぱく質
冷え症の改善・予防には、熱になりやすい栄養素であるたんぱく質を摂ることが重要。
たんぱく質を多く含むのは、肉や魚、大豆など。
たんぱく質は食べただけで体を温めてくれるそうで、四肢末端型冷え症の予防・改善には不可欠だそうです。
しかし、たんぱく質を多く摂ろうとすると、カロリーや脂質が気になるものです。
そこで、番組で紹介したのが、高タンパク低カロリー食材を使用した食事です。
1. 鶏胸肉
2. 鮭
3. 豚ひき肉(赤身)
●四肢末端型冷え症は、熱の発生源が少ないので、食事や運動(ウォーキング・ストレッチ)で熱を生み出すことが重要。
●下半身型冷え症は、上半身は温かいのが特徴で、腰の骨の変形などによって腰の神経に影響し、血流が悪くなっていることや加齢による動脈硬化が考えられるそうです。
しかし、同じ冷え症とは言っても、症状によって冷え症のタイプは違ってきています。
自分の冷えのタイプを知って、対応するようにしましょう。
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