足の冷え(足先の冷え)対策・改善
冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする。
糖分には体を冷やす作用があり、冷え性の原因となるので、できるだけ食べないようにする。
温かい飲み物・食べ物を選びましょう。
旬の野菜や果物を摂取する
夏の野菜は水分が多く、身体を冷やすため、冬に夏の野菜や果物を食べると身体を冷やしてしまいます。
旬の食べ物を意識して食事をしましょう。
食べない系ダイエットは避け、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを摂取する
●たんぱく質を摂取。
筋肉のもとであるたんぱく質を摂ると、筋肉量が増え、熱を作り出します。
●バランスのとれた食事でミネラル・ビタミン補給
ブドウ糖をATP(≒エネルギーや熱)に変化させるには、亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンが必要だからです。
ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、冷え性になってしまうのです。
最近の食事の傾向として、加工精製食品に頼った食事をしているため、タンパク質・脂肪・糖分を過剰に摂取している反面、ミネラル・ビタミンは不足傾向にあります。
また、食べない系ダイエットといった無理なダイエットをする方の場合、更にミネラル・ビタミンは不足してしまいます。
こうした食生活の乱れや無理なダイエットによるミネラル・ビタミンの不足が、冷え性を引き起こす重要な原因になっているのです。
体温を上げて、冷え性を改善するためにも、ミネラル・ビタミンを豊富に含んだ食事にしましょう。
必要不可欠な栄養素は、亜鉛・鉄・セレンなどのミネラルと、ビタミンB1・B2などのビタミンです。
→ 亜鉛を多く含む食品 について詳しくはこちら
おすすめは牡蠣(カキ)。
→ 牡蠣(カキ)の栄養 について詳しくはこちら
ココア
ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」があることがわかったそうです。
ココアに含まれる『ポリフェノール』や『テオブロミン』は血管拡張作用があることが報告されており、特に手足の先の血液循環を改善することで、ゆっくりと長く冷えを抑制できると考えられます。
→ ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」がある!? について詳しくはこちら
乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。
→ 乾燥しょうがで体を温める! について詳しくはこちら
運動
運動をして冷え性対策しましょう。
運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となるので、積極的に運動をする。
ウォーキングやスクワットなどがオススメ。
お風呂にゆっくり浸かる
お酒の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。
ツボ
足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)
八風(はちふう)のツボを押すと、足先の末梢血管の血流の回復が期待できるそうです。
→ 足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)の位置・押し方 について詳しくはこちら
足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)
築賓(ちくひん)のツボを押すと、下半身全体の血行を促し、足の冷えを解消するそうです。
ふくらはぎの血流が良くなり、むくみも取れるそうです。
→ 足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)の位置・押し方 について詳しくはこちら
足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓
足と腰の血行を促し、足の冷えや腰痛に効果があるそうです。
→ 足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)の位置・押し方 について詳しくはこちら
マッサージ
手足の荒れ、「冷え」が犯人 マッサージで血行改善によれば、血液を送るポンプの役割を果たすふくらはぎをマッサージをするのが効果的なのだそうです。
ふくらはぎの状態で体調が分かる?|マッサージで全身の健康維持によれば、ふくらはぎの血流が滞る(ふくらはぎが東洋医学にいう『お血(けつ)(血液が一定の個所に滞る状態)』の状態)と、免疫力の低下や自律神経の乱れ、コリ、むくみといった症状が出くるそうです。
<良いふくらはぎの状態>
- 冷えていたり熱すぎたりせず、適度な体温を感じられる
- 弾力がある
- 皮膚に張りがある
- コリコリした部分がない
- 押したり触ったりしても痛みがない
- 指で押して離すと、すぐに元の状態に戻る
貧乏ゆすり
「貧乏ゆすりは冷えの解消につながり、3分間続けてると、ふくらはぎの温度が1度近くあがり、約20分のウォーキングに相当する」そうです。
→ 貧乏ゆすりの効果とは?|冷え性解消・ストレス解消・血流アップ について詳しくはこちら
ふくらはぎを温める
「足先を温めるには、靴下を履いて、足を温めればいいんじゃない?」
そう思う人も多いと思います。
しかし、実は、足先だけを温めようとしても効果が小さいのです。
心臓から送られた温かい血液が足先へ運ばれると自然と足先は温まりますが、足への通り道である「ふくらはぎ」が冷えていると、筋肉が収縮して血液が流れにくくなってしまい、足先へ温かい血液が届かず、足先が冷えてしまいます。
つまり、足先を温めるには、ふくらはぎの冷え対策をする必要があるのです。
ヘスペリジン
グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。
また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。
→ 青みかんのヘスペリジンで冷えが改善できる|糖転移ヘスペリジンを摂取すると冷房が効き過ぎていても手足の冷えが抑えられる! について詳しくはこちら
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