高血圧予防・対策
高血圧は、国内に約3000万人以上いるといわれている国民病です。
高血圧について詳しくはこちら。
●肥満を解消する
太っている人ほど高血圧になりやすいといわれている。
●寒さ(寒暖の差)に注意する
暖かいところから急に寒いところへ行くと、血圧が急激に上がります。特に、高血圧の人ほど影響を受けやすいので注意する。
●ストレスを解消する。
ストレスは血圧にも影響を与える。自分にあったストレスを解消するリラックス方法を見つけましょう。
●規則正しい睡眠で休息をとる。
●運動
●お酒の飲みすぎに気をつける。
●タバコを控える。
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くなります。
ちょっとした食事などの生活習慣の改善が高血圧対策・予防に役立ちます。
●定期的な検査
高血圧をそのままにしておくと、動脈硬化、心臓病、脳卒中、腎臓病などの原因となりますので、定期的な検査を受けることが必要です。
定期的な検査の中で、かかりつけの医師と良い関係を築き、生活・食事指導を受けましょう。
*ただし、生活習慣の改善だけでは血圧のコントロールが難しい場合や合併症のある重症の高血圧の場合には、薬も必要となってきます。高血圧の薬についてわからないことがあれば、医師・薬剤師に相談しましょう。
(2009/3/5、健康美容ニュースブログ)
家庭用血圧計で朝から血圧チェック
(3)朝一番の血圧チェック
(2008/12/5、読売新聞)
「不思議なくらい売れている」とメーカーが話すのが家庭用血圧計だ。
国内市場の7割近くを占めるオムロンヘルスケアによると、自分の健康管理のために購入する人が増えており、半分は正常値の人だという。
家庭用血圧計が不思議なくらい売れているそうです。
高血圧の予防など最近の健康に対する関心が高まっているからでしょうが、自分の健康管理のために購入する人が増えているそうです。
近年注目されているのが、家庭でしか発見できないとされる「早朝高血圧」。
家庭で測定する場合、最高血圧が135以上、最低血圧が85以上あることが高血圧の目安となっているが、これらの数値を朝に超えた場合を、早朝高血圧と呼んでいる。
心筋梗塞や脳梗塞は朝に起こることが多いことから、早朝高血圧が注目されているようです。
毎日の健康管理のために、上手に活用していきたいですね。
(2008/11/9、健康美容ニュースブログ)
メタボリックシンドロームに着目した特定健診・保健指導(通称メタボ健診)が始まり、腹囲などを自身の健康に気をつける人が増えてきています。
メタボの診断基準の上で、重視されるのが、腹囲や血圧などです。
そこで、今回は、高血圧に関する記事をご紹介したいと思います。
記事によると、高血圧は日本人に多く、30歳以上の男性の約5割、女性の約4割が悩んでいるといわれているそうです。
高血圧、減塩で予防 30歳以上の男性「5割」
(2008/10/1、産経新聞)
厚生労働省の第5次循環器疾患基礎調査(平成12年、8369人)によると、「軽症高血圧」に限ってもその割合は男性で51・7%、女性で39・7%に上る。
国民医療費の概況(18年度)では、傷病分類でみた医療費が、最高額の悪性新生物(がん)に次いで高血圧性疾患は2兆2077億円にもなる。
血圧は、心臓から送られる血液が血管壁を押す圧力のこと。
伊藤貞嘉・東北大学大学院教授(腎臓内科学)によると、高い圧力にさらされる血管壁は傷つきやすく、動脈硬化が起きてくる。これが高血圧だ。
血管壁が硬く厚くなり、血液の通り道の「内腔(ないくう)」が狭くなると血流が悪化する。
このため、心臓がより強く血液を流そうとし、さらに高血圧になる悪循環が起きる。
動脈硬化が危険視されるのは、脳梗塞(こうそく)や脳出血、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤(りゅう)など命にかかわる合併症につながりかねないためだ。
また、血圧はメタボの診断基準に欠かせない要素。
腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上に加え、高血圧や高血糖などが重複すると、生活習慣病の危険性が高まるとされる。
高血圧には注意したいものですが、痛みなどの自覚症状をあまり感じないため、発見が遅れがちです。
高血圧を早期に発見・予防するためには、日頃からの血圧測定と食事の減塩が大事になってきます。
●日頃からの血圧測定
家庭医として血圧管理を指導する松村医院(東京都世田谷区)の松村真司院長は「血圧は日によって変動する。家庭用血圧計を使い毎日朝・夕と測って、記録をつけたい。続けるうちに自分の平常値が分かり、異常が出たときに分かるようになる」と指摘。そして「普段の血圧から数値が20以上高ければ、医療機関に相談してほしい」と話す。
●食事の減塩
食塩(塩化ナトリウム)をとると血中のナトリウムが増加。血中濃度を下げようと血液の水分が増えるため、血圧が高くなる。この状態が続くと、高血圧が常態化するメカニズムだ。
だが、日本人の平均的な食塩摂取量は約11〜12グラムと決して少なくない。このため、高血圧疾患が多いこともあり、同省の「日本人の食事摂取基準」(17年版)は、男性で10グラム未満、女性で8グラム未満に減らすことを目標に掲げている。
高血圧を予防するためには、まずは食生活など生活習慣の改善、日頃からの血圧測定による健康管理が重要です。
しかし、それでも高血圧になってしまう場合や症状が良くならない場合もあります。
そのような場合は、医師と相談のうえ、降圧剤などの薬を利用するようにしてください。
(2008/10/30、健康美容ニュースブログ)
鶏の足、高血圧の抑制に役立つ可能性=研究
(2008/10/10、ロイター)
鶏の足から抽出したコラーゲンを高血圧のネズミに摂取させたところ、食塩水を摂取させたネズミとの比較で、8時間後に血圧がはっきりと降下。4週間後にも血圧の大幅低下が確認できたとしている。
この研究によると、鶏の足には高血圧の抑制を助けると考えられるタンパク質があるそうです。
今後の研究に期待したいですね。
(2008/10/30、健康美容ニュースブログ)
ブドウに血圧下げる効果、マウス実験で確認=米研究
(2008/10/30、ロイター)
米国の研究チームが29日、マウスを使った実験で、ブドウに血圧降下と心機能向上を助ける効果がみられたと明らかにした。
この研究の結果が、高血圧の人に役立つといいですね。