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(2014/11/24、マイナビウーマン)
ドイツの連邦労働大臣アンドレア・ナーレス氏は、長時間の労働が人の心に及ぼす影響についての研究を根拠として、午後6時以降に仕事をすることを禁止する方向で、2016年までに法改正を進めることを示唆しました。
ドイツでは、午後6時以降に仕事をすることを禁止する方向で、2016年までに法改正を進めていくそうです。
今回の記事のポイントは、この部分。
午後6時以降や週末に業務上のメールのチェックなどを行う人は、うつ病や何らかの心の病なかかる可能性が高くなる
なぜ、午後6時以降や週末に仕事をするとうつ病などの心の病気になる可能性が高くなのでしょうか?
理由を考えてみました。
■なぜ、午後6時以降や週末に仕事をするとうつ病などの心の病気になる可能性が高くなるのか?
1.日照不足
バス停の照明でSAD・冬季うつ病予防に-スウェーデンによれば、冬場の日照不足によって起こるSAD(Seasonal Affective Disorder:季節性感情障害)は、ひどくなるとうつ病になるそうです。
また、秋の危ない習慣|ホンマでっかTV 10月17日によれば、日照時間が短くなることで、幸せホルモンが減少し、悲しくなりやすいそうです。
午後6時以降とは直接関係ありませんが、デスクに座って仕事をし続けるライフスタイルは、日を浴びることがなくて、幸せホルモンが減少し、悲しくなりやすく、ひどい場合にはうつ病になることが考えられます。
2.つながりすぎ
以前のイメージであれば、ヨーロッパなどの海外の企業はバカンス中はしっかりと休んで仕事のことは忘れるというものでしたが、「つながりすぎ」の弊害|バカンス中もスマホでメールチェックをしてしまっている!?によれば、バカンス中もスマホやPCでメールチェックをしてしまっているようです。
常につながり続けることで、大事なひとりの時間を失うことになってしまいるのではないでしょうか。
そのことによって、心の平安が揺り動かされているのかもしれません。
3.午後6時以降はリラックスする時間
時間帯別総ツイート数ランキングからわかる感情の推移とは?によれば、午後6時以降はポジティブな感情のツイートが流れています。
つまり、この時間は現代人にとって、憩いの時間・リラックスする時間であって、明日の活力を養う時間なのではないでしょうか。
■まとめ
大事なのはメリハリのある時間の使い方なのではないでしょうか。
仕事時間には仕事に集中し、それ以降は家族との時間、恋人との時間、友達との時間、一人の時間など自由に時間を使うことで自分をリラックスさせる。
そうすることで、仕事にも好影響が出るのではないでしょうか。
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