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肌の花粉症「花粉皮膚炎」|なぜ花粉症で肌荒れや皮膚炎の症状が起こるのか?

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花粉症の症状といえば、「鼻水」「鼻づまり」「目がかゆい」「くしゃみ」「咳」などの症状が挙げられますが、肌荒れや皮膚炎の症状を起こす人もいるそうです。

なぜ花粉症によって肌荒れや皮膚炎の症状が現れるのでしょうか。




【目次】

■なぜ花粉症で肌荒れや皮膚炎の症状が起こるのか?

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by catherine(画像:Creative Commons)

今年は「スギ花粉皮膚炎」注意!乾燥した肌に付着してアレルギー反応

(2016/2/9、J-castニュース)

浅井皮膚科クリニックの浅井俊弥院長には「花粉が皮膚に接触することで皮膚炎を起こすスギ花粉皮膚炎が隠れ花粉症になっています」と指摘する。

空気の乾燥で荒れやすくなっている肌に花粉が付着することでアレルギー反応が起こる。化粧品を落とすときの刺激が加わり、女性患者が圧倒的に多いという。

花粉が肌荒れの原因に!?「花粉症皮膚炎」対策法4つ

(2016/2/18、マイナビニュース)

スギ花粉は、直径約30ミクロンなのに対し、肌の毛穴は直径約200ミクロン。空気が乾燥する今の季節は、花粉がいつまでも空気中に浮遊し、知らない間に花粉が皮膚に付着して肌荒れを起こしたり、毛穴に入り込んで詰まらせる原因になったります。
加えて、乾燥や春先の紫外線で肌がゆらぎやすく、その結果肌のバリア機能が低下し、花粉が刺激になって肌トラブルを起こしてしまうのです。

花粉が皮膚に接触することによって、アレルギー反応が起きたことにより、肌荒れや皮膚炎の症状が起きているようです。

また、肌の毛穴よりもスギ花粉のほうが小さいため、花粉が毛穴に入り込んで詰まらせる原因になっているそうです。

その他にも、空気の乾燥や紫外線、化粧を落とす時の刺激などによって、肌のバリア機能が低下しているところに、花粉が刺激となってアレルギー反応を起こしているそうです。

皮膚のバリアーを高めてアトピー予防|アレルギーマーチを防ぐには?によれば、皮膚のバリアーの弱さが、アトピー性皮膚炎の原因であり、皮膚のバリアーを高めることが予防につながるのではないかと考えられているそうです。

肌を保湿することで肌のバリア機能を高めることや紫外線ケア、外出後はシャワーで花粉を落とすなどで肌の花粉症対策を行ないましょう。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど) について詳しくはこちら

→ 秋の花粉症|9月・10月に目がかゆい・鼻水が出るなどの症状 について詳しくはこちら

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■花粉症の症状

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オメガ3脂肪酸(DHAやEPA、αリノレン酸)がアレルギー性結膜炎(花粉症)を改善する!|順天堂大学

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2019年4月2日放送の「林修の今でしょ講座」でマウスの実験によれば、オメガ3脂肪酸が花粉症に効果があるという結果が出たことを紹介していました。

オメガ3脂肪酸のアレルギー性結膜炎への改善効果を発見~亜麻仁油が花粉症患者を救う?~

(2018/11/5、順天堂大学)

順天堂大学の横溝岳彦教授と、平形寿彬、松田彰准教授らの研究グループによれば、オメガ3脂肪酸摂取は、アレルギー症状を引き起こす多種の炎症性脂質メディエーター(生体内で産生され、産生細胞の近傍で生理活性を発揮する脂質で、炎症を引き起こすものは炎症性脂質メディエーターと呼び、主に細胞膜に存在するアラキドン酸(ARA, C20:4)から細胞内の酵素反応によって産生される)を結膜中から著しく減少させることにより、花粉によるアレルギー性結膜炎の症状の改善が見られたこと、DHAやEPA、α-リノレン酸というオメガ3脂肪酸の食事摂取がアレルギー性結膜炎(花粉症)を改善させるメカニズムの解明に成功しました。

オメガ3脂肪酸によるアレルギー性結膜炎抑制のメカニズム
オメガ3脂肪酸によるアレルギー性結膜炎抑制のメカニズム

花粉症の症状を軽くするためにもDHAやEPA、α-リノレン酸というオメガ3脂肪酸を含む食品を積極的に摂っていきたいですね!

【参考リンク】

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

→ DHA・EPAとは|DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
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花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?|乳酸菌ヨーグルトの摂取量・選び方のポイント

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花粉症の方にとっては悩ましい季節になってきましたね。

そこで、今回は、花粉症対策に「菌活」が良いという記事について取り上げたいと思います。

その前に、花粉症を起こすメカニズムについてご紹介します。

 → 花粉症の症状(目・鼻・のど) について詳しくはこちら




【目次】

■花粉症を起こすメカニズム

免疫細胞であるT細胞には2種類あります。

Th1細胞:ウイルスやがん細胞などを攻撃する役割

Th2細胞:アレルギー抑制(アレルゲンの撃退)する役割

Th1細胞とTh2細胞は互いを抑制しながらバランスを保っています。

通常は、アレルギー原因物質が体内に侵入したとき、Th2細胞の働きでアレルギー反応に関わる物質IgE抗体がつくられ、攻撃をします。

しかし、何らかの要因(食生活の乱れ、ストレスなど)によって、このTh1とTh2のバランスが崩れて、Th1細胞よりTh2細胞の方が増えてしまうと、IgE抗体が過剰に反応し、体に害のない花粉にまで攻撃を仕掛けるようになった状態が花粉症です。

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■花粉症を抑えるには、腸内環境を整えるといい!?

花粉症対策にで注目される菌活 ヨーグルト等乳酸菌摂取がお勧め

(2015/1/26、NEWSポストセブン)

東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎さんが説明する。

「菌活で腸内環境を整えれば、花粉症を抑えられます。花粉症は、腸内細菌のバランスの乱れによって起きます。人間の腸内には約3万種類、約1000兆個もの腸内細菌が存在し、免疫力の約7割をつかさどっているといわれています。

腸内細菌は免疫力の約7割をつかさどっているといわれており、その腸内細菌のバランスの乱れによって、花粉症が起きているため、腸内細菌を整えれば、花粉症を抑制することができるそうです。

悪玉菌が増えると、Th2細胞が増えてしまいます。反対に善玉菌を増やせば、Th1細胞とTh2細胞の均衡がとれ、花粉症は抑えられる。

<中略>

腸内の善玉菌を増やすには、善玉菌を取り入れることが必要だ。代表的な善玉菌としては、乳酸菌が広く知られている。

善玉菌を増やすと、Th1細胞とTh2細胞のバランスがとれ、花粉症は抑えられるそうです。

■どのくらいの量・どんな種類の乳酸菌を選ぶとよい?

yogurt layers with fruit in tall personalized glasses raspberries blueberries strawberries in bowls on table

by Personal Creations(画像:Creative Commons)

善玉菌を摂るには、毎日継続して摂取することを考えると乳酸菌を含んでいるヨーグルトがおススメなのだそうですが、どのくらいの量・どんな種類の乳酸菌を選ぶとよいのでしょうか。

ヨーグルトの場合、摂取の目安は、1日100~200g程度だ。最近は乳酸菌を生きたまま腸まで届けるという、プロバイオティクスヨーグルトが人気だが、これも毎日継続して摂り続けることが重要だ。

「熱に強いフェカリス菌や、胃酸に強いKW乳酸菌、ピロリ菌抑制効果のあるLG21乳酸菌など、実験データを参考に選ぶのもよいですし、毎日のことですから、ヨーグルトの味で選ぶのもよいでしょう。

自分に合う乳酸菌は人それぞれですから、まずは1週間同じヨーグルトを食べ続けてみてください。肌の調子やお通じの様子を目安に、効果がないと思ったら、別のヨーグルトに変えてみるといいですよ

ポイントをまとめます。

  • ヨーグルトの場合、摂取の目安は、1日100~200g程度
  • 熱に強いフェカリス菌や、胃酸に強いKW乳酸菌、ピロリ菌抑制効果のあるLG21乳酸菌など、実験データを参考に選ぶのもよい
  • 自分に合う乳酸菌はそれぞれ違うので、1週間食べ続けて効果がない場合には、別の乳酸菌のヨーグルトに変えるといい

花粉症を抑制するためには善玉菌を増やすと良く、毎日継続して摂取することを考えるとヨーグルトがおすすめですが、自分に合う乳酸菌は違うので、まずは一週間同じヨーグルトを食べて、肌の調子やお通じを目安に効果がないときには、別のヨーグルトに変えましょう!

→ 乳酸菌 について詳しくはこちら







【乳酸菌 関連記事】
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花粉症は栄養療法で8割以上が改善|砂糖をとらない・オメガ3・ビタミンD(溝口徹)|#ジョブチューン

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2016年3月26日放送のジョブチューンのテーマは「ベストセラーの医療本を書いた日本の名医が大集合!医者ぶっちゃけスペシャル」でした。

溝口徹(栄養療法専門医)によれば、「花粉症は栄養療法で8割以上が改善する!?砂糖をなるべく食べないことがコツ!」ということでした。




【目次】

■砂糖を摂らない

Sugar

by Uwe Hermann(画像:Creative Commons)

アレルギーを抑制するコルチゾールと言うホルモンは血糖値の上昇を抑えるためにも使われるため、血糖値が上下動するとコルチゾールがアレルギーを抑制することに使われなくなるのです。

そのため、血糖値を上げる炭水化物や砂糖を摂らないことがよいそうです。

食事をするときには、たんぱく質(肉・魚)や野菜(葉物)を先に食べて、炭水化物を減らしたほうが良いそうです。




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■ビタミンDの量を増やす

ビタミンDは免疫を調整する重要な役割があるそうです。

ビタミンDの量を増やすためには、日光を浴びる(日光を浴びることで生成される)こととビタミンDを含む食べ物を摂取する方法があります。

ビタミンDを含む食べ物は、あん肝・白子・しらす干し・煮干し・ししゃもなどです。

ビタミンDは魚の内臓に多く含まれているので、まるごと食べられる魚がおすすめなのだそうです。

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■オメガ3

花粉症にはオメガ3系脂肪酸が効果的なのだそうです。

クルミにはオメガ3が豊富に含まれており、1日25g(ひとつかみが目安)

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花粉症を予防するなら2月から始めよう!花粉症に役立つ食べ物・栄養素とは?

Giùgiù

by yomo 13(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 花粉症の症状 > 花粉症を予防するなら2月から始めよう!花粉症に役立つ食べ物・栄養素とは?




2月には始めたい!「花粉症に泣かされない」食生活4つのポイント

(2016/1/22、美レンジャー)

■1:青魚(EPA)

Freshly Caught (Fished Myself) Sardines

by Naotake Murayama(画像:Creative Commons)

青魚に含まれるEPAは、花粉症の炎症物質を抑える働きを持ちます。さらに、炎症を抑制するビオチンの効果を高めるという性質も持つため、花粉症でお悩みの方にオススメ。

オメガ3に分類されるEPAには抗炎症・抗アレルギー効果があるといわれています。

→ DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

■2:シソ(αリノレン酸)

シソに含まれる不飽和脂肪酸の一種・α-リノレン酸は、炎症物質の生成を抑制するといわれています。

オメガ3脂肪酸のαリノレン酸には、花粉症アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の緩和をしてくれる働きがあるそうです。

→ オメガ3脂肪酸 について詳しくはこちら

 

■3:発酵食品(腸内フローラ)

Yogurt 364

by Larry Jacobsen(画像:Creative Commons)

納豆や味噌、醤油などの発酵食品には、腸内環境を整える働きがあります。腸は、免疫細胞が集まる場所。腸内環境が良いと、免疫力が高まり、アレルギー症状を抑えることができるので、積極的に取り入れましょう。

花粉症を抑えるには、乳酸菌で腸内環境を整えるといい!?|乳酸菌ヨーグルトの摂取量・選び方のポイントによれば、腸内細菌は免疫力の約7割をつかさどっているといわれており、その腸内細菌のバランスの乱れによって、花粉症が起きているため、腸内細菌を整えれば、花粉症を抑制することができるそうです。

→ 乳酸菌の多い食品 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら

■4:ルイボスティー(抗酸化食品)

Rooibos

by Lyle Nel(画像:Creative Commons)

体内に活性酸素が増えると、免疫力が低下し、花粉症やアレルギー症状が悪化しやすくなります。そんな活性酸素を除去してくれるのが、高い抗酸化力を持つルイボスティー。

トマトやシソ、甜茶、ペパーミント、フキ、バラなどの植物素材は、抗酸化作用をもつポリフェノール成分が、花粉症などのアレルギーの抑制に寄与すると考えられています。

これらは、アレルギー発症の原因となる悪玉細胞(肥満細胞)が活性化するのを抑え、くしゃみの原因となる悪玉物質(ヒスタミン)が悪玉細胞から遊離するのを抑えたり、鼻水や鼻づまりの原因となる悪玉物質(ロイコトリエン)が肥満細胞から放出されるのを抑える作用が、確認されているそうです。

→ 抗酸化食品 について詳しくはこちら

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■まとめ

花粉症予防は早めが肝心!あなた自身にあった食べ物を見つけましょう。

→ 花粉症の症状 について詳しくはこちら

→ 花粉症対策グッズ・サプリ について詳しくはこちら

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