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糖尿病、脂肪肝、メタボ改善に光明 脂肪形成阻害の化合物「ファトスタチン」発見|京大チーム

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by Mike Denver(画像:Creative Commons)

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糖尿病、メタボ改善に光明 脂肪形成阻害の化合物発見 京大チーム

(2009/8/28、産経新聞)

石油などの天然原料から作られる有機化合物「ファトスタチン」に、脂肪の形成を阻害する働きがあることを、京都大学物質-細胞統合システム拠点の上杉志成教授らの研究チームが突き止めた。

体内での脂肪蓄積の防止につながる発見で、実用化されればメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の改善に役立つことも期待される。

研究成果は28日発売の米科学誌「ケミストリー・アンド・バイオロジー」に掲載された。

京都大学物質-細胞統合システム拠点の上杉志成教授らの研究チームによれば、石油などの天然原料から作られる有機化合物「ファトスタチン」に、脂肪の形成を阻害する働きがあることが分かったそうです。

糖尿病脂肪肝メタボリックシンドロームの改善に役立つことが期待されるそうです。







子供の10人に1人が肥満、脂肪肝や高血圧、高脂血症、糖尿病などが増加|北京市

chinese children

by joan vila(画像:Creative Commons)




10人に1人が肥満児、11%が標準体重上回る―北京市

(2009/2/22、Record China)

2009年2月20日、新京報によると、北京市衛生局が19日に発表したデータから、北京市の2~18歳の児童及び青少年の肥満率が10%近くにまで上昇しており、11%が標準体重を上回っていることが分かった。

データによれば近年、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝や高血圧、高血脂、遺伝や肥満が主因となる2型糖尿病など、これまで中高年に多く見られた病気が子供の間でも増加。

首都小児科研究所が市内の小中学生を対象に行った脂肪肝と肝機能に関する検査では、肥満児童の10%が脂肪肝と診断されたが、これは標準体重の児童の51倍もの割合だという。

中国・北京市の児童及び青少年の肥満の割合が、10人に1人ほどになっていることがわかったそうです。

世界的にも、肥満の子供が増えている傾向があるようですが、この記事によると、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝高血圧高脂血症糖尿病などが増加しているそうです。

食生活の改善や運動不足の解消など生活習慣の改善が必要となりそうです。







中国、脂肪肝の罹患が増加|肥満児童の脂肪肝発病率が8割程度と高い

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by joan vila(画像:Creative Commons)

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「ぜいたく病」脂肪肝の罹患が増加―中国

(2008/12/15、Record China)

2008年12月13日、香港中文大学内外全科の黄医学士、上海新華医院消化内科の範健高(ファン・ジエンガオ)主任などの専門家が香港で行った研究会で、現在脂肪肝はアジアで最も多い肝臓病であり、中国人の罹患率も上昇しつつあることがわかった。中国新聞ネットが伝えた。

中国で脂肪肝の人が増加しているようです。

黄医学士は、中国には肥満の人が1億人以上いるが、特に注目すべきなのは、肥満児童の脂肪肝発病率が8割程度と高いことだという。

専門家達は、脂肪肝の罹患率は肥満の増加に伴い増えていくと懸念する。

範主任は、脂肪肝の治療は潜在的な病気の要因を治療し、肝細胞の破壊や肝細胞膜の破裂に対する治療を行うなどするが、最も有効な予防法は「適度な体重とウエスト周りを保つこと」だという。

中国の肥満児童の脂肪肝発病率が8割と高いことに驚きます。

中国では、生活水準が上昇し、肥満が増加傾向にあり、糖尿病などの生活習慣病の患者が急増しているようです。

このままでは、生活習慣病大国になる日も遠くはないかもしれません。







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知識次第で健康が選べる時代|女性の閉経後、虚血性心疾患(CHD)が増える

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知識次第で健康が選べる時代<2>

(2008/9/11、読売新聞)

女性の閉経後にぐーんと増えてしまう疾患に、虚血性心疾患(CHD)があります。

CHDの危険因子に性差が明らかにあるのをご存じですか?

男性の危険因子の順位は、1位:高血圧 2位:喫煙 3位:糖尿病 4位:家族歴 5位:高コレステロール血症です。

それに比べ女性は、1位:喫煙 2位:糖尿病 3位:高血圧 4位:高コレステロール血症です。

男性と女性でこれほど虚血性心疾患(CHD)の危険因子に違いがあるとは知りませんでした。

【関連記事】

特に閉経後は、これまで血管を守っていた女性ホルモンであるエストロゲンが、急激に低下し、内皮障害を受けやすくなってしまうため、急に血管病変が進行します。

女性は、ライフスタイルの選択で、喫煙をしないことがとても大切です。

また、甘いものは幸せ感を味わえるので、「別腹」と言ってついつい食べすぎてしまうのにも要注意ですね。

女性がCHDを予防するためには、禁煙することが重要のようです。

また、甘い物の摂りすぎにも注意が必要なようです。

また、男性は高コレステロール血症の中のLDLコレステロールの厳密な治療が大切ですが、女性は、どちらかというと高トリグリセライド血症(中性脂肪)に注意を払わなければいけないということを、是非忘れないでほしいです。

これは、脂質だけでなく、総カロリーが大切で甘いものの食べすぎも赤信号です。

ジャンクフードに多く含まれるトランス型脂肪酸は、特に血管の酸化ストレスを増やし、粛々と動脈硬化を引き起こしていきます。

オメガ6系 オメガ3系の油の摂取比率(オメガ6:オメガ3=4:1)がとても大事になりますので皆さんよく覚えておいてくださいね。

油(脂質)の摂り方も重要ですね。

最近よく聞くようになりました。

オメガ6:オメガ3=4:1がポイントです。

しかし、現代人の食事はほとんどがオメガ6を多く摂る食事をしています。

オメガ3を多くとる食事に変えていく必要があります。

【トランス脂肪酸 関連記事】

やせているから安心ではないのです。

生活習慣病の怖さは、サイレントキラーと呼ばれるように、知らないうちに忍び寄ってくる点にあります。

ダイエットで細くなった女性でも、栄養バランスを崩して脂肪肝になっていると、脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)→非アルコール性脂肪肝炎(NASH)→原発性肝臓癌(HCC)発生も報告されています。

ですから皆さんぜひ、健康を守るため、食事の重要性・ライフスタイルの改善・良い思考習慣、毎日の排便チェックをしてくださいね。

やせているからといって安心してはいけないという言葉、重要ですね。

脂肪肝や肝臓の病気にならないためにも、栄養バランスを保った食事をとるという生活習慣を身につけましょう。

野菜を沢山食べて、運動し、水に浮くくさくない(食物繊維が多く善玉菌に作られた)便を作ってくださいね。

食べたら出す便のチェックは、健康のバロメーターですよ!!

便秘をしないように、野菜を多く食べるようにしたいですね。

便のチェックで健康チェック!







ナルトビエイにメタボ改善効果|脂肪肝やコレステロール濃度を改善する作用|佐賀大

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「漁の敵」ナルトビエイにメタボ改善効果 佐賀大発見

(2008/9/8、朝日新聞)

有明海の高級二枚貝タイラギやアサリを食い荒らし、沿岸4県が駆除しているナルトビエイに、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を改善する成分が含まれていることが、佐賀大農学部の柳田晃良教授(食品栄養化学)の研究でわかった。

<中略>

柳田教授は5年ほど前、県の水産機関の研究員からナルトビエイの食害について聞き、「何か有効利用できないか」と相談を受けた。ナルトビエイはたんぱく質が多く、成分にどのような機能があるか研究を始めた。その結果、脂肪肝コレステロール濃度を改善する作用があることを発見したという。

佐賀大農学部の柳田晃良教授の研究によれば、タイラギやアサリを食い荒らし「漁の敵」ともいわれるナルトビエイにメタボリックシンドロームを予防・改善する作用があることが確認できたそうです。

肥満糖尿病のモデルラットにナルトビエイのペプチドが含まれたエサを3週間与えてやる実験をしたところ、肝臓の脂肪とコレステロールの量が2割ほど減ることを確認し、メタボリック症候群を予防、改善する作用があることが確認できたそうです。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら







【参考リンク】

メタボ改善の救世主「ナルトビエイ由来ペプチド調製品|PDF

narutobiei

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