by Mario Antonio Pena Zapatería(画像:Creative Commons)
(2011/12/5、日経ウーマン)
下半身はなぜ太り易く、ダイエットしにくいのか。
考えられる下半身太りの原因のひとつは、脂肪細胞の数ではないでしょうか。
簡単に説明すると、脂肪細胞とは全身にある細胞で、脂肪を蓄える袋の役割をするものです。
体に入った脂肪は脂肪細胞に蓄えられます。脂肪細胞の数が増える時期は、母親の胎内にいる時と産まれて一年までの間、そして思春期とされており、脂肪細胞の数は人によってそれぞれ違いがあるのです。
ダイエットをしても一度作られてしまった脂肪細胞を減らすことはできません。
体が太くなるのは、脂肪細胞がパンパンに膨らむほど脂肪を蓄えてしまうからであり、脂肪細胞に脂肪をためないためにダイエットをして、小さな袋の状態にできれば体は細くすることができます。
この脂肪細胞は全身にあるわけですが、上半身と下半身で見た場合、下半身の方により多くの脂肪細胞が存在するようです。
多くの脂肪細胞がなぜ下半身に存在するのか、はっきりとは分っていないようです。
特に女性に下半身太りが多く見られることから考えると、下半身に脂肪細胞を多く存在させることで、子宮という大切な臓器と、そこに宿る命を守る役割を持たせているのではないかと思われます。
ほかに下半身太りの原因としてあげられるのが、出産による骨盤の開きや歪みなどです。
脂肪を蓄えないようにするダイエットと、骨盤や骨格などを矯正するダイエットをすることが下半身太りを解消するにためには不可欠です。
■下半身太りの原因
- 上半身と下半身で見た場合、下半身の方により多くの脂肪細胞が存在するため
ただ、なぜ下半身に多くの脂肪細胞が存在するのかの理由はわかっていない。
仮説としては、下半身に脂肪細胞を多く存在させることで、子宮という大切な臓器と、そこに宿る命を守る役割を持たせているのではないか。 - 出産による骨盤の開きや歪み
また、別の記事によれば、「自分の体型に満足」な女性は0%で、多くの女性の悩みが下半身に集中しているようです。
「自分の体型で、気になっている部分(複数回答)」を調べたところ、「太もも」が71.0%、「腰まわり」が70.7%、「ヒップ」が58.7%と、下半身に集中している。
<中略>
引き締めにくい(ダイエット効果が出にくい)と思う部位はどこか(複数回答)でも「太もも」、「腰まわり」、「ヒップ」の順だった。
みなさん、下半身の体型に悩みが集中しているようですが、その下半身の引き締めには苦労しているようです。
「気になる部位」を改善するためのエクササイズをしているかでは、「毎日している」4.0%、「時々している」52.0%となんらかのエクササイズをしている人は半数を超えていた。
ただ、エクササイズをする際に継続が難しい理由(複数回答)として「気力がない」が69.3%と7割近くの人が挙げており、「やる気」が重要な要素であることもわかった。「適切な方法がわからない」も半数近くいた。
これは、下半身のエクササイズのやり方がよくわからないだけでなく、下半身のエクササイズは継続するのが難しい理由があるようです。
目に見えて結果が出づらい(わかりづらい)ということがあるために後回しになっているのかもしれません。
【まとめ】
下半身太りを予防するためには、
1.脂肪を蓄えないようにするダイエット
2.骨盤や骨格などを矯正するダイエット
をすることが必要なようです。
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