> 健康・美容チェック > 40~79歳(男女)の体の不調で多かったのは、目25.8%、高血圧24.8%、腰23.3%
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【中高年フェムケア市場関連】「中高年世代の健康・更年期に関する意識と実態調査」
(2022/4/4、株式会社ハルメクホールディングス)
40~79歳の男女1,600名を対象に行った「中高年世代の健康・更年期に関する意識と実態調査」によれば、40~79歳(男女)の体の不調で多かったのは、目25.8%、高血圧24.8%、腰23.3%だったそうです。
性別(男性・女性)・年齢階級別にみる悩みやストレスの原因からわかること|国民生活基礎調査によれば、男性は55歳以上になると「自分の健康・病気」への悩みが大きくなっていき、女性は45歳以上になると「自分の健康・病気」が悩みの原因1位となっています。
■目
中高年(40代・50代)が気をつけたい目の病気とは、緑内障・加齢黄斑変性・飛蚊症・老眼(目のかすみ)であり、糖尿病の方は糖尿病網膜症にも気を付けたいですね。
→ 自分の年齢を実感するポイント、男性は「老眼」、女性は「肌の衰え」
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■高血圧
参考画像:平成28年国民生活基礎調査の概況|スクリーンショット
男性・女性ともに「高血圧症」による通院者率が最も高い!|性別にみた通院者率の上位5傷病の第一位は男女とも「高血圧症」|平成28年国民生活基礎調査によれば、男性・女性ともに「高血圧症」による通院者率が最も高いという結果になっています。
高血圧は、潜在的な数値を入れて、日本人では4300万人いるといわれ、つまり日本人の3人に1人が患っていると言われています。
→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら
→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら
■腰
日本人の自覚症状の第一位は「腰痛」|人口の約20%(2800万人)が腰痛症状を持っている!?によれば、日本の人口の約20%(国民の5人に1人)が腰痛を抱えているということになります。
→ 腰痛の原因・治療・予防 について詳しくはこちら
現代人の多くはデスクワークで長時間座る姿勢であることも腰痛の原因の一つかもしれません。
腰痛や目の疲れの原因はオフィスにあるかも?!によれば、椅子の高さが腰痛の原因となっている可能性があるそうです。
長時間座った態勢でいるのは体に悪い。しかし、座っていなくては仕事にならないという人は、せめて椅子の高さを自分に適した位置に調節してみてほしい。適した位置とは、体中のすべての関節を90度に曲げた位置。足の裏がしっかりと床につき、膝と腰が90度に曲がった状態になっているかどうかを確認しよう。
椅子の高さが合わないと姿勢が悪くなり、腰痛の原因ともなりかねません。
イスの高さの適切な位置は、すべての関節を90度に曲げた位置で、足裏がしっかりと床につき、膝と腰が90度に曲がった状態なのだそうです。
また、座る姿勢を長時間することは、身体に良くないということについては何度もこのブログでは取り上げてきました。
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椅子の高さを調整すると同時に、定期的に腰をストレッチしたり、立って体を動かすようにしましょう。
■男女別の症状
【男性の方が多く出る症状】
中性脂肪の値が高くなり、皮下脂肪や肝臓に過剰に蓄積されると、脂肪肝や脂質異常症、肥満、動脈硬化につながります。
肝臓のおかげで中性脂肪の量はコントロールされているのですが、中性脂肪の値が高くなることで肝臓に負担がかかったり、肝機能が低下すると、皮下脂肪や肝臓などに過剰に脂肪が蓄積されて、脂肪肝になってしまいます。
そして、脂質異常症(特に高トリグリセリド血症)やメタボリックシンドローム、肥満などへとつながっていきます。
男性の場合は、中性脂肪値が高くなっていることが原因として考えられますね。
【女性の方が多く出る症状】
- 肩
- 便秘
- 腹筋が弱い
- 寝付きが悪い
- ホルモンバランスの崩れ
- 外反母趾
- 花粉症
【金スマ】松本明子さんの40年以上の便秘が3週間で解消した方法とは?|美肌・花粉症・肩こり・冷え改善によれば、便秘によって腸内環境が良くないと、様々な体の不調が現れます。
多岐にわたる症状が現れているように見えますが、実際は便秘が根本原因の一つとしてあるのかもしれません。