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赤ちゃん(新生児)・子供にも「白内障(先天性白内障)」の症状が現れることがある!?

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白内障といえば、年をとってからという印象が多いと思いますが、実は、先天的なものと後天的なものの影響で赤ちゃんでも白内障になることがあるそうです。




■赤ちゃん・子どもにも「白内障」の症状が現れることがある!?

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by WiLPrZ(画像:Creative Commons)

赤ちゃんや若者でも起こりえる 注意したい「白内障」の初期症状

(2016/1/3、Doctors Me)

・先天性白内障(生まれつきの白内障)
水晶体内に何らかの異常が発生、または先天代謝異常が起きていることが原因となります。また先天性白内障は白内障単独でみられることよりも全身疾患の所見の一部として出現することが多いとされます。視力に障害のあるお子さんの約1割は白内障が原因と考えられます。また250人に1人は先天性白内障があると見積もられています。風疹感染も重要な原因の一つとされています。代謝異常ではガラクトース白内障というものが代表的です。

水晶体に何らかの異常が発生していることが原因で白内障になる人がおり、視力に障害のある子供の約1割は白内障が原因なのだそうです。

白内障が手術なしで治る?「ラノステロール」点眼薬で治療できる可能性!?によれば、先天性白内障患者の遺伝子にはラノステロールの生成を阻害する変異が見られるため、ラノステロールを含む点眼薬を投与することで、水晶体のたんぱく質が凝集することを防止することで、白内障が軽減し、水晶体の透明度が増すと言う結果が出たそうです。

・後天性白内障
原因は様々で、代謝性疾患、全身の病気の一症状として見られる場合、眼の病気に伴って見られる場合、薬の副作用で見られる場合、外傷の影響によって見られる場合、加齢に伴って見られる場合などが挙げられます。

後天性白内障は次のような理由で起こるそうです。

  • 病気の一症状として見られる場合
  • 眼の病気に伴って見られる場合
  • 薬の副作用で見られる場合
  • 外傷の影響によって見られる場合
  • 加齢に伴って見られる場合

→ 白内障とは|白内障の症状・原因・治療・予防 について詳しくはこちら




■白内障の原因

白内障(はくないしょう)とは|慶応義塾大学病院

原因は個人要因(加齢、性別、遺伝)と環境要因(喫煙、ステロイド内服など)にわけられます。

<個人要因>

●加齢

加齢に伴い核硬化、皮質白内障、後嚢下白内障がでます。

白内障といえば、加齢による影響が多い目の病気というイメージがありますが、発展途上国では40代からの若い世代でも白内障が急増しているそうで、加齢だけが原因でないことがわかります。

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●性別

性別では、女性は男性と比べ白内障になるのが早く、皮質白内障が多いとされています。

女性ホルモンの影響があるそうです。

女性の核性白内障の発病リスクを低くするにはビタミン・ミネラル類を多く含んだ健康的な食事が重要によれば、ビタミン・ミネラルなどバランスよい食生活や禁煙といった健康的なライフスタイルが女性の白内障の発症リスクを減らすということがわかったそうです。

●遺伝

双子の白内障の進行を調べた研究から、遺伝が白内障の進行に重要な要因であることが報告されています。

白内障の原因に遺伝もかかわっているようです。

<環境要因>

白内障の原因の環境要因には、喫煙、紫外線、糖尿病、ステロイド内服、肥満などがあります。これらの環境要因に共通することは、要因へさらされる量が多いほど白内障になる危険が増すということです。喫煙なら喫煙量が多いほど、紫外線なら紫外線にあたる量が多いほど、糖尿病なら血糖が高くその期間が長いほど、白内障になりやすいということです。

環境要因のポイントは、リスク要因にさらされる量が多いほど白内障になりやすくなるということです。

白内障の原因としては、遺伝と加齢による影響が最も大きいですが、紫外線などの環境要因によって白内障になるリスクが高くなってしまいます。

糖尿病になると緑内障になりやすい|血糖値コントロールと眼科検診で失明予防で紹介した米国眼科学会(AAO)のアドバイスによれば、糖尿病によって、糖尿病網膜症、緑内障、白内障といった目の病気になりやすく、失明を予防するためにも血糖値コントロールと定期的な眼科検診が重要なのだそうです。

つまり、白内障を予防するためにも、子供のうちから

  • 紫外線対策(UVカットのサングラスをつける)
  • 禁煙
  • 食生活を改善(糖分を控えめにする)

など白内障のリスク要因であることを伝えて、少しでもリスク要因にさらされる量を少しでも減らしていくことが重要になります。

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キッズ健診を受診した小学生の7割が将来動脈硬化や糖尿病などを発症するリスクがある|釧路市

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■キッズ健診を受診した小学生の7割が将来動脈硬化や糖尿病などを発症するリスクがある|釧路市

Smiling Reese

by Donnie Ray Jones(画像:Creative Commons)

小学生7割に動脈硬化や糖尿病リスク 釧路初のキッズ健診で判明

(2017/3/2、北海道新聞)

釧路市が本年度、小学5、6年生を対象に初めて行った生活習慣病予防の健康診断「キッズ健診」の結果がまとまり、受診した77人のうち70・1%が将来、糖尿病や動脈硬化などを発症する危険性があると判定された。生活状況の聞き取り調査でも、夜更かしや間食の多い傾向が浮き彫りになった。

釧路市が小学5、6年生を対象に行なった健康診断の結果によれば、受診した7割が将来動脈硬化糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクがあると判定されたそうです。

その結果、《1》標準体重を20%以上超える「肥満」は15・6%《2》動脈硬化性疾患の要因となるLDLコレステロールの血中量が標準値以上は16・9%《3》血糖状態を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が基準値を超す「糖尿病予備軍」が19・5%―を占め、23・4%が医療機関への早期受診を勧められた。

動脈硬化のリスク要因といわれるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が標準値を超えていた割合が16.9%、HbA1cが基準値を超えていた割合が19.5%だったそうです。




■小学生の生活習慣病リスクが高い例

今回行なった調査だけではなく、これまでも小学生を対象に行った健康診断や血液検査でも生活習慣病のリスクが高いという結果を取り上げたことがあります。

小学生も生活習慣病を予防する健康診断を受診|小学生の25%が肥満傾向、中学生の約30%が尿酸値が高く、やせ気味|北海道奈井江町(2009/10/27)によれば、07年度には小学生の受診者のうち、4人に1人が肥満傾向があり、中学生では3人に1人の尿酸値が高いことが分かったそうです。

また、聞き取りからは「夜更かしや運動不足の傾向があり、野菜の取り方が少ない」こともわかったそうです。

香川県の小4の血液検査で1割の子どもが肝機能、脂質、血糖値の異常値を示す(2015/8/4)によれば、小学4年生を対象に、香川県が2014年に行なった血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かったそうです。

総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、男子12%、女子10・9%だったそうです。

また、香川県の調査によれば、検査値が異常だった子どもは、食べ過ぎ、早食い、ゲーム時間が長い、運動不足といった生活習慣が多かったそうです。

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■子どもの食事の変化が関係している?

働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは9.3%|子供に魚を食べさせたほうが良い理由とはによれば、働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは9.3%だったそうです。

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業によれば、2005年の食事は、コメが少なく、肉類、油脂類が多く、丼ものやパスタなどの単品メニューが目立ってきているそうです。

つまり、昔から比べると、魚介類から肉類を摂取する機会が増え、また、単品メニューが増えていることがわかります。

また、その他にも、ファストフードの食べ過ぎや清涼飲料水の飲みすぎ、運動不足なども肥満の原因と考えられます。

■まとめ

子どもの食事とIQに関連性、健康志向の食事で有意に高くというニュースであったり、子どもの肥満は55歳になる前に死亡するリスクが高まるというニュースもありますので、ぜひとも、食事内容を含めた食習慣の改善、運動する機会を増やして、生活習慣病を予防してほしいですね。







■動脈硬化関連ワード
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えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分になっている!?

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■えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分になっている!?

Surprise!

by photogramma1(画像:Creative Commons)

1mlあたりの精子の数 40代は8400万個、20代は4600万個

(2011/12/11、NEWSポストセブン)

衝撃のレポートがある。

20代男性の精子数は、40代前後にくらべて半数ほどしかない。

1ミリリットルあたりの平均精子数――40代は8400万個、20代は4600万個という数値が出た。(帝京大学医学部調べ)

日本だけではない。デンマークの医師も40代7800万個、20代4580万個と、日本と変わらない数値を発表している。20年間で、3200万~3800万個の精子が減少したことになる。

帝京大学医学部の調査やデンマークの医師による調査によれば、20代男性の精子は40代の半分という数値が出たそうです。

以前読んだ本(「だから、男と女はすれ違う」)では、次のようなことが書かれていました。

●人間の精子を詳しく調べた結果、正常な人でも85%の精子に異常があると報告(ニューカッスル大学 ジョン・エイトキン)

●世界のカップルの6組に一組が不妊に悩んでいると言われている。その原因の半分は男性にあり、男性の原因の大半は精子の質が問題となっている。

●デンマークでは、すでに生殖補助技術なしには、国民の人口を維持できないという状況に

●人間は乱婚を排除し、一夫一妻を基本としているから精子の質が悪い

●このままいくと、自然な受精は難しくなっていく。男の繁殖力は失われていく。

●ひとたび生殖補助技術に頼るようになると、次の世代にはそれがもっと必要になるのは自明の理

人間の精子に正常な人でも85%の精子に異常にあるという報告や不妊の原因の半分は男性にあり、男性の原因の大半は精子の質が問題となっているなど、男性の精子に問題が起こっているようです。

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今回紹介した記事では、男性の精子に異常または減少している理由として、様々な仮説が考えられているようですが、まだその答えは出ていないようです。

厚労省は「仮説の段階だ」として規制に乗り出してはいないが、学校給食、インスタントラーメンのカップ容器、水道水、さらに広範囲に、若者の食生活から検出される環境ホルモン=内分泌攪乱物質が、不妊や少子化にいたる原因ではないかという学者もいる。

『はらメディカルクリニック』原利夫院長の分析。

「環境ホルモンがいわれ始めた20年ほど前から、精子減少、女性ホルモン化が分かってきました。レイチェル・カーソンが『沈黙の春』でワニのメス化、サカナのメス化は、一部、食品容器に含まれている化学物質による作用かと指摘しました。以来、それが睾丸にある種の害を及ぼして、精子数を減少させているのではないかと。

ほかにも工場排水、電柱の変圧器から漏れ出してくる物質、たばこ、牛を早く出荷させるため、鶏に卵をたくさん産ませるためにエサに混ぜる成長ホルモン剤など、奇形の精子、不妊の問題にまで広がって、なにが精子減少を引き起こしているのか、解答は容易ではないのです」

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このままの状態が続けば、自然な受精は難しくなっていき、生殖補助技術なしには、国民の人口を維持できないということになってしまうかもしれません。

ただ、男性機能低下は亜鉛で防げる?亜鉛が豊富な牡蠣を食べて元気に!という意見や毎日の性交渉で精子の質改善、妊娠の可能性高める=豪研究者という研究があるようですので、今後の研究に期待したいところです。

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【参考リンク】
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なぜ日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が短いのか?

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■なぜ日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が短いのか?

November 15th - Peaceful dreams

by wideeyedwonders(画像:Creative Commons)

以前、子どもの寝不足|睡眠不足の原因・子どもの脳と睡眠の関係・睡眠不足を解消する方法という記事で子供の寝不足について取り上げましたが、日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が少ないそうです。

世界一睡眠不足な日本の赤ちゃん……改善のカギは寝る環境にアリ?

(2014/12/11、AOL)

参考画像:AOL

日本の乳児の平均睡眠時間は約11.37時間といわれる。世界16ヶ国の平均より約1時間短く、上のグラフ画像からもわかるとおり、最も睡眠時間が長いニュージーランドと比べると、その差は2時間にもなる。

日本の働く女性は世界一で一番寝ていない!?によれば、仕事と家事のダブルワークに追われており、男性の家事・育児参加が充分でないことや会社のシステム上の問題があることにより、日本の働く女性は世界一睡眠時間が短いそうです。

母親が忙しくて子どもの生活リズムが遅くなりがちになっていることも睡眠不足の子どもが増えている理由なのかもしれません。

寝る子は「海馬」も育つによれば、よく寝る子どもほど「海馬」も育つということがわかったそうです。

「海馬 脳は疲れない」(著:池谷裕二・糸井重里)によれば、海馬は記憶の製造工場であり、海馬がなくなると、新たな記憶が製造できなくなるそうです。

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赤ちゃんや子供の時に睡眠不足ということは海馬が育たない可能性があるということではないでしょうか。

また、うつ病やPTSD、高齢のアルツハイマー病患者では、海馬が縮小している場合があるので、若いうちに睡眠をしっかりとっておき海馬を大きくしておけばその発症リスクを下げられる可能性があるそうです。

やはり赤ちゃんや子供の時にしっかりと睡眠をとることは、大人になる上で重要だと思います。







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子どもにも増えるうつ病|子どものうつの症状・サイン

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【目次】

■子どものうつ病の有病率は10代で3~8%

Frown Clown

by Shawn Campbell(画像:Creative Commons)

10代にも増えるうつ病 その「サイン」〈AERA〉

(2015/7/3、.dot)

児童精神科医の猪子香代・猪子メンタルクリニック院長によると、子どものうつ病の有病率は10代で3~8%とされ、児童期から青年期の間にうつ病を体験する人は20%という調査もあるという。

うつといえば、ストレスがかかったり、ホルモンバランスが崩れたりすることで起きるイメージでしたが、近年では10代にもうつの症状が増えているそうです。

■子どものうつの症状

いつもイライラしている、何をするのも遅くなる、面倒くさがり話さなくなる、などだ。ただ、こうした症状だけでは、うつ病かどうか見分けにくい。

イライラしたり、めんどくさがり、話さなくなるといった症状は、ほとんどの思春期の子供が通ってくる道なので、見分けるのは難しいですね。

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■子どものうつのサイン

ひとつの目安は、学校に行くことがつらくなるなど、今までは楽しくやれていたことが苦しいと感じるとき。さらに、朝起きられず、夜眠れない日が続くなど、生活に支障を来しているときだ。こうした行動が2週間以上続くときは、うつ病のサインの可能性があるという。

  • 学校に行くのがつらくなる
  • 楽しくやれていたことが苦しいと感じる
  • 朝起きられず、夜眠れない

以上のような行動が2週間以上続くときはうつ病のサインかもしれないそうです。

睡眠不足・不眠は「うつ」のサイン?によれば、睡眠不足が続く人は「うつ」状態になる率が高くなることが明らかになっています。

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[自己チェックの例]

  • 2週間以上眠れない日が続く
  • 食欲がなく体重が減っている
  • だるくて意欲がわかない
  • 頭痛
  • めまい

サインを見逃さないように、ちゃんと見守りたいですね。







P.S.

青魚に多いオメガ3脂肪酸、うつの改善などに効果によれば、青魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸には、うつの改善などに効果があるとの報告がされているそうです。

青魚を食べる機会が少ないと感じている方は食べる機会を増やしてみてくださいね。

→ オメガ3 について詳しくはこちら

P.P.S.

「低体温」は「うつ」を誘発しやすくなると専門家によれば、心の病である「うつ」も低体温によって誘発しやすくなるそうです。

精神を安定させる働きのあるセロトニンが低体温の状態だとうまく作り出せないからなのだそうです。

また、低体温の子ども、「意欲」が低下によれば、低体温の傾向にある子供は、眠気やダルさ、頭痛や腹痛、学習や運動意欲の低下といった症状が出ているようです。

その原因としては、生活リズムの乱れから体温調節に関わるホルモンや自律神経の働きがおかしくなっていることが関係しているようです。

低体温を改善して、心も体も元気を維持したいですね。

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 について詳しくはこちら

→ 体温を上げる方法 について詳しくはこちら

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