「Fitness」カテゴリーアーカイブ

スロージョギングの効果・やり方とは|ためしてガッテン(NHK)

2009年6月10日放送のためしてガッテンは、「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」がテーマでした。




■超らくジョギングとは

今回番組で紹介した超らくジョギングを行うと、様々な健康効果があったそうです。

超らくジョギングとは、「ある筋肉」を使わないジョギングなのだそうで、このジョギング方法で走ると乳酸がたまりにくい、つまり、疲れにくいジョギング方法なのだそうです。

■「ある筋肉」を使わないジョギングとは

果たして、「ある筋肉」とはいったん何なのでしょうか。

その筋肉とは、速筋です。

そして、速筋を使わないジョギングを、スロージョギングと呼ぶそうです。

スロージョギングは、簡単にいえば、ゆっくりジョギングすることです。

ゆっくりジョギングすることとウォーキングでは違いがないのかと疑問に思う人も多いと思いますが、ウォーキングに比べると、ジョギングは、1.6倍のカロリーを消費してくれるそうです。

■スロージョギングで体が激変!

スロージョギングを続けることで、毛細血管の数が23%も増加するそうです。

これに加えて、スロージョギングを続けることで、遅筋が発達し、スピードアップもするそうです。

⇒血糖値・中性脂肪も下がる効果

■スロージョギングで脳が大きくなる?!

ある研究で、ウォーキングから徐々に運動強度を上げ、軽いジョギングを行うようにしたグループと、ストレッチ運動を続けたグループとに分け、比較してみたところ、軽いジョギングを行うようにしたグループの方が前頭前野が多くくなったそうです。

*判断力・決断力・ワーキングメモリーが向上したそうです。

■スロージョギングのやり方・方法

  1. 背筋を伸ばす
  2. やや前傾姿勢
  3. 足は押すだけ、蹴らない
  4. ニコニコおしゃべり
  5. きつかったら歩く
  • 1日30分(10分×3回でもよい)が目安。
  • 会話ができなくなる一歩手前までにする。
  • 膝が痛い人はジョギングしない。

走るのが続かないと思っている人には、おススメの運動法かもしれません。

明日からスロージョギングをする人が増えるかもしれませんね。

【追記(2009/8/5)】

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【参考記事】
続きを読む スロージョギングの効果・やり方とは|ためしてガッテン(NHK)

あまり運動ができない高齢者がお腹や腰回りの筋力を維持するには○○をするといい!




今日はばあちゃん(母)は定期検診で腰のMRI検査を受けました。

検査結果は圧迫骨折(過去のもの)があり、神経にあたっていたもののひどい状態ではなく安心しました。

ただ注意してほしいのが腰回りの筋力が全然ないということでした。

筋力がなくなると猫背や側弯になるので、注意が必要です。

→ なぜばあちゃん(母)は座っているときに左に傾き、立っているときは背中が丸くなる(円背)のか?その原因を調べてみた!

そこで先生からのアドバイスは腹式呼吸や姿勢を良くするなど対策をしましょうというものでした。

体に負担なく腹筋や腰回りの筋肉を鍛えるためには「ドローイン」が良さそうですね。

ドローインで体幹・インナーマッスルを鍛えてダイエット!その方法・コツとは?によれば、「ドローイン」とは、「腹式呼吸でお腹を最大限にへこませた状態」のこと。

ドローインのやり方のコツは、まずは仰向けになって寝た状態になり、両ひざを閉じた状態で立たせて、鼻から大きく息を吸いながら、お腹を思い切り膨らませ、最大限まで膨らませたら、お尻を締め、口から息を吐きながら、お腹をへこませます。

ちゃんとできているかをチェックするには、両手をへその上に軽くのせて、お腹の動きを確認すること。

その中でも気になったのが「バランス能力の低下」です。

筋肉が弱くなると姿勢を保持する力も弱くなり、結果としてバランス能力も低下していくと考えられます。

大事になってくるのは、首・胸・腰・骨盤・太もも・足首といった体を支える「姿勢保持筋」を鍛えること。

毎日の腹式呼吸で少しでも筋力を鍛えて姿勢を維持する支えをできるようにしていきたいですね。

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【名医のザ太鼓判】つかまりスクワットのやり方|骨筋力アップで垂れ尻改善・骨折予防!|簡単ハチミツ美容法のやり方

2018年11月12日放送の「名医のTHE太鼓判」のテーマは「転ばないカラダ【骨筋力を若返りSP】」です。




【目次】

■片足立ちで靴下を履けないと、転んで骨折するリスクが高まる!

解説してくれたのは、久野譜也教授(筑波大学大学院人間総合科学研究科)です。

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感想(0件)

片足立ちで靴下を履くのはロコモティブシンドロームのテストです。

【簡単ロコモチェックのやり方】

  1. 高さ40cmほどのイスに座り、両腕を腕の前で交差する。
  2. 左右どちらかの足を上げ、反動をつけずに立ち上がり、3秒間保つ

※ふらついたり立てない人はロコモ予備軍の可能性が!

片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできる?によれば、中高年で床に座ったり立ったりが片手だけで、または手を使わずにできる人は筋骨格がしっかりしており、それができない人に比べて長い寿命が期待できるそうです。

ロコモの推定患者数は約4700万人といわれ、ロコモになると骨や筋肉、関節など運動器の働きが衰え、生活の自立度が低くなり、要介護の状態や要介護となる危険の高い状態となります。

高齢者が要介護になる原因の1位は実は「運動器系の障害」!

ロコモを防ぎ要介護状態にならないためにも転ばない身体にすることが重要です。

どのようにしたら、転ばない体にすることができるのでしょうか?

番組が提案したのは「骨筋力」を高めること!

ではどのようにすれば「骨筋力」を高めることができるのでしょうか?

【ロコモ関連記事】

■つかまりスクワットで骨筋力をアップし、サルコペニア予防・垂れ尻改善!

骨・筋力アップする「つかまりスクワット」とは前側に置いたイスにつかまりながら行うスクワットのこと。

【つかまりスクワットのやり方】

イスの背もたれを持って立つ。
膝がつま先より前に出ないようにして、ゆっくりと腰を落とす。

ポイントは声を出しながらゆっくり行なうこと。

※回数の目安は1セット15回で一日3セットです。

筑波大学の久野譜也先生によれば、つかまらずに行う方法とほぼ同じ効果が得られ、またつかまることで安心してできること、正しい姿勢でできるためにオススメなのだそうです。

番組で新田恵利さんの下半身の筋力をチェックすると、太ももの前の筋力は60歳代、裏の筋力は70歳代で、このまま放っておくと「サルコペニア」になる恐れがあるかもしれなかったそうです。

サルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)とは、加齢などにより筋肉が減り筋力が衰え、身体機能が低下した状態のことです。

筋肉量が減少すると運動量も減少し、その結果として食欲が低下して低栄養状態につながり、さらなる筋肉量の減少という悪循環が生まれる恐れがあります。

【サルコペニア 関連記事】

今回新田恵利さんが「つかまりスクワット」をしたところ、下半身の筋力が50代になりました。

また「つかまりスクワット」は垂れ尻改善にも役立ちます。

【関連記事】




■ハチミツは骨の老化を抑える食材

ハチミツ(honey)
ハチミツ(honey)

スクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法(ランニング・水中ウォーキング・ヨガ・ストレッチ)|骨が作り替えられるメカニズム|#NHKスペシャル #人体によれば、骨は、新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐために、常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わっているそうです。

骨の中には、骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と骨を壊す「破骨細胞(はこつさいぼう)」があり、この2つの細胞が骨の作り替えを行なっているそうです。

しかし、加齢などによって骨芽細胞の数を減らし、骨を作ることを休んでしまうと、骨量が減ってしまい、骨がスカスカになってしまうのです。

そこで番組がオススメしたのは「はちみつ」!

食品医学研究所所長で医学博士の平柳要さんによれば、ハチミツの中には数百種類のポリフェノールが入っており、ハチミツポリフェノールは破骨細胞の数・働きを抑え、骨の代謝のバランスを守ることで、骨の老化を予防できるのだそうです。

マレーシアのサインズ大学による実験によれば、カルシウム水を飲んだラットとはちみつ水を飲んだラットで骨密度を比較したところ、はちみつ水を飲んだラットのほうが骨の老化を予防することができたのだそうです。

【参考リンク】

ただ血糖値の高さに悩みを抱えている人にとって蜂蜜を食べると血糖値がどう変化するのかは気になるところですよね。

慈恵会医科大学付属病院の管理栄養士赤石定典さんによれば、血糖値を上げる要因の一つが「ブドウ糖」ですが、(蜂蜜は種類にもよりますが)ブドウ糖の含有量が少ないため、ごはんやパンと比較しても少なく、血糖値は上がりにくいのだそうです。

また、蜂蜜は砂糖に比べては役消費されるため、血糖値を上げにくく、運動が加わればエネルギーに変わりやすいことから体脂肪がつきにくいそうです。

みつばち健康科学研究所調べによれば、100gあたりのカロリー量は砂糖384kcalに対して、蜂蜜は294kcalとハチミツのほうが100kcalほど少ないそうです。

→ はちみつ(ハチミツ)健康効果・効能 についてくわしくはこちら

■養蜂家は蜂蜜をどう料理しているの?

白米(rice)
白米(rice)

番組で取材した養蜂家のご家庭では砂糖の代わりにはちみつを煮物に入れたり、お米を炊くときにはちみつを使うと保水性が高いため、水分をより吸収しやすくなりふっくら美味しいごはんになるそうです。

こちらの養蜂家のご家庭では、お米4合に対してハチミツ小さじ2杯を入れていました。

【関連記事】

■ハチミツを使った美容法

平柳さんによれば、お風呂に入った後にハチミツを顔に塗ると保水力が高まるそうで、丸田佳奈先生も乳液にハチミツを1滴垂らして混ぜてから塗ると保湿効果が高まるので実践されているそうです。

ハチミツは粒子が細かく浸透が早いため、適量の場合は肌に塗ってもベタベタしないそうです。

「たまにはとびっきりのハチミツで、大切な肌を甘やかしてみませんか?」

→ はちみつ美容法|はちみつ洗顔・はちみつパック についてくわしくはこちら

【関連記事】

■ハチミツの効能

1.胃潰瘍やピロリ菌の繁殖を抑える

2.動脈硬化や高血圧を予防

3.脳の活性化や美肌効果

■マヌカハニー

期待できる予防効果は殺菌・抗菌(メチルグリオキサール)

■高血圧の予防!?そばのはちみつ

期待できる予防効果は血管の老化防止(鉄分・ルチン)

■キルギスハニー(イガ豆)

期待できる予防効果は万能型(ブドウ糖・ミネラルなど)

  • 脳の栄養素ブドウ糖が豊富
  • 美肌
  • 風邪

■咳止めに!アカシア蜂蜜

期待できる予防効果は万能型(グルコン酸・ミネラルなど)

■便秘予防に!リンゴハチミツ

期待できる予防効果は胃腸系(オリゴ糖)

  • 善玉菌を増やす
  • 便秘
  • 腸内環境改善

■まとめ

転ばない体を作るためにも「つかまりスクワット」&「はちみつ」で骨筋力を若返らせましょう!







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西川貴教さん、15年間1日1食(たんぱく質)・低酸素状態の筋トレでマッチョに




【目次】

■西川貴教さん、15年間1日1食(たんぱく質)・低酸素状態で筋トレ|有田哲平の夢なら醒めないで

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by Gregor(画像:Creative Commons)

2018年3月6日放送の「有田哲平の夢なら醒めないで」(TBS系)に西川貴教(T.M.Revolution)さんが出演し、歌声を保つためにストイックな生活を続けていることを公開しました。

西川貴教が「タイプの女性」を告白?! 謎の独身生活を解禁!! 3/6(火)『有田哲平の夢なら醒めないで』【TBS】

●心肺機能を高め、持久力を鍛えるために「低酸素状態になるマスク」をつけて、ジムでトレーニング(筋トレ)を2時間行なう

●食事は一日一食で、15年以上続けている

●タンパク質を摂取する

  • 納豆3パック
  • 豆腐一丁
  • 野菜サラダ+チキン

→ 【サタプラ】サラダチキンの代用ができるバーミキュラライスポットで作る鶏ハムのレシピ・作り方!鶏の胸肉の健康効果

【追記(2021/8/30)】

西川貴教 肉体美の秘けつ…食事は鶏、馬、牛、カンガルー肉「1日6回の食事を2時間おきに」(2020/12/18、スポニチアネックス)によれば、「BEST BODY JAPAN」に出場する前の身体づくりとして、朝から有酸素運動をゆっくり穏やかに行い、減量期には一日6回の食事(タンパク質と必要な野菜)を2時間おきに少量を食べるようにしていたそうです。

■一日一食ルールをしている芸能人・有名人

一日一食ルールをしている芸能人・有名人は他にもいらっしゃいます。

●高橋一生さん

高橋一生、10年以上続く1日1食ルール明かす!

(2017/11/28、RBB Today)

大の“登山”好きという高橋は登っている最中、例えば右足を出したいのに全然動かない、いわば車でいうガソリン切れのようなことがしばしば起こるという。そんな、体の限界がきた瞬間以外のとき食べるとお腹がモタモタしてしまうので、10年以上1日1食を続けているのだとか。

西川貴教さんと1日一食にしている理由は違いますが、2017年11月28日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演した高橋一生さんによれば10年以上1日1食を続けているそうです。

●星野リゾートの星野佳路さん

#星野リゾート 星野佳路さんは一日一食で体重が落ち、血圧も下がり、コレステロール値も改善で紹介した星野リゾートの星野佳路さんは、30代、40代になってくると、高血圧高コレステロール、不整脈といった不調が現れ、また、家系的にもそうした傾向があることから、健康管理に取り組み、40代で朝食をやめ、50代になる頃には昼食をやめて、一日一食にしているそうです。

現在では、体重が落ち、血圧も下がり、コレステロール値も改善したそうです。

■タンパク質と筋肉

筋肉をつけるためには、たんぱく質を摂ることが必要です。

ミス・ユニバース・ジャパン候補者のスタイルキープ法&美肌の秘訣でも紹介しましたが、健康的でメリハリのある美しいボディーラインと代謝の良い体を作るためには筋肉が欠かせないのですが、筋肉を作るために、タンパク質の多い食事を増やすことを心がけているそうです。

北川景子、主演ドラマ「#探偵の探偵」で肉体改造|プロテインとアミノ酸・トレーニングで紹介しましたが、たんぱく質は、筋肉や皮膚、血管、髪の毛などに必要な栄養素であり、筋肉量が多いスポーツ選手はタンパク質を多く摂取する必要があります。

一般人なら1日に体重1kgあたり1gのたんぱく質で十分ですが、筋肉量が多いスポーツ選手は体重1kgあたりおよそ2gのたんぱく質が必要です。

→ なぜ筋肉をつけるにはタンパク質(アミノ酸)の摂取が必要なの?【論文・エビデンス】 についてくわしくはこちら

たんぱく質は肉・魚・卵・大豆製品などの食事から摂取することができます。

しかし、食材によっては多くの脂質も摂取してしまうことがあるため、良質なたんぱく質が手軽に補給でき、高タンパク低脂質食を実現できる「プロテイン」をうまく活用していくとよいのではないかと思います。

プロテインを摂れば筋肉ができるの?|プロテインの効果的な選び方によれば、筋肉で身体を大きくしたい人は、動物性(牛乳タンパク)の「ホエイプロテイン」を選び、内側から身体を引き締めたい人は、植物性(大豆タンパク)の「ソイプロテイン」を選ぶとよいそうです。

【タンパク質関連記事】

また、たんぱく質が不足すると、以下のようなことが起こることが考えられます。

  • 筋肉のもととなるたんぱく質が不足することで、筋肉量が減少し、代謝が落ち、太りやすい体になる。
  • たんぱく質が不足することで、体の熱のもととなる筋肉量が減少すると、冷えやすい体になる。(低体温冷え性
  • アミノ酸が多い良質のタンパク質は肝臓などの内臓の再生・修復に役立っているのですが、そうした体を作るもととなるたんぱく質が不足すると、肌荒れなどを起こす原因となる。

→ たんぱく質(アミノ酸)を摂る|おすすめの健康的ライフスタイル10箇条 についてくわしくはこちら

→ 【あさイチ】プロテイン&たんぱく質|摂取量の目安・摂り方!プロテインで体重が増えた?|1月28日 について詳しくはこちら







【アミノ酸 関連記事】
続きを読む 西川貴教さん、15年間1日1食(たんぱく質)・低酸素状態の筋トレでマッチョに

【更年期太り】なぜ女性は更年期になると激太り(太りやすくなる)するのか?2つの理由

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【目次】

■女性ホルモンの減少で太りやすくなる

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by Alp Erturul(画像:Creative Commons)

女性の更年期の悩み 増える内臓脂肪 メタボに注意

(2010/2/26、産経新聞)

更年期は、思春期、出産と並んで女性にとって太りやすい時期。

その一番の原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少にある。

エストロゲンは、体の中でコレステロールを低く保ち、内臓脂肪をつけにくくする働きをしており、女性を心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの心血管疾患から守っている。

更年期にはこの大事なホルモンが急激に減り、閉経を過ぎるとほとんどなくなってしまう。

このため、それまでと同じ食生活で運動量も変わらなければ、どうしてもおなか周りに脂肪がたまってくることになる。

更年期になると、太りやすくなってしまう原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの減少にあります。

そのため、これまでと同じような生活習慣だと、太りやすくなってしまうわけです。

順天堂大学大学院医学研究科の白沢卓二教授(加齢制御医学)によれば、

「日本人の場合、体重が適正の範囲内でも体脂肪率が高い『隠れ肥満』や『隠れ糖尿病』が少なくない。

女性の場合、更年期の50歳ごろから太り始めた人は動脈硬化や糖尿病となる危険性が高いので、今すぐ手を打つ必要がある」

そうです。

体重が適正範囲とはいえ、体脂肪が多くなってしまい、動脈硬化や糖尿病になる危険性があるようです。

■筋肉量や基礎代謝の減少で太りやすくなる

また、更年期に太りやすくなる原因としては、筋肉量や基礎代謝の減少も関係があるそうです。

更年期に太りやすくなるのは、筋肉量や基礎代謝が減ることも関係している。

基礎代謝は、呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量。

若いときはだまっていても消費されるエネルギーが、年をとると使い切れず残ってしまうため、若いときと同じように食べているとエネルギーのとりすぎとなってしまう。

更年期に入ると、若いときに比べて基礎代謝が低くなってくるため、同じような食生活をしているとエネルギーの摂り過ぎとなってしまいます。

【関連記事】

■更年期に太らないようにするための食事方法

では、どのような食生活に変えていく必要があるのでしょうか。

太らないためには、食事の量・カロリーをコントロールするとともに、栄養成分を偏らないようにすること。

食事全体のうち、タンパク質20%未満、脂肪20~25%未満、炭水化物50~70%未満のバランスであれば問題ない。

また、肥満からくる糖尿病を防ぐために、血糖値を急激に上げないよう食事のとり方を工夫する必要がある。

白沢教授は「食事のときはまず最初に野菜を食べ、ご飯やパンなど炭水化物は最後にするというように食べる順番も大事。

また、やせたいからと食事を抜く人がいるが、欠食は逆に肥満の原因になる。

健康長寿のためにも、1日3食、腹七分目を心がけてほしい」と話している。

以下のような内容に気を付けた方がよいようです。

  • 食事の量・カロリーを制限すること
  • 栄養をバランスよくすること
  • 食事の摂り方に気を付けること
    (食事の回数は減らさない)

【関連記事】

最後に、食生活の基本ルール10か条が紹介されていましたので、ご紹介します。

【白沢卓二教授が提唱する元気に生きるための食生活の基本ルール10カ条】
(1)食事を抜かない
(2)腹八分目でなく「腹七分目」
(3)ご飯やパンは食事の最後に
(4)朝食に「ネバネバ・メニュー」を
(5)薬の働きが期待できる野菜を
(6)魚はサケやサバ、イワシを中心に
(7)肉と魚は1日おきに
(8)油は高くても良質なものを
(9)乳製品を毎日とる
(10)香辛料やハーブを活用し減塩
(白沢教授著『50歳すぎたら絶対にやせなさい!』より抜粋)

→ 女性が更年期に太る3つの原因|更年期に太りやすい女性は生活習慣病に注意! について詳しくはこちら

→ 【女性・男性別】更年期太り・更年期脂肪対策(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら

→ 50代女性のダイエットにおすすめの3タイプのサプリとは? について詳しくはこちら




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