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【NHKスペシャル】「#みんなの更年期」まとめ




【NHKスペシャル】「#みんなの更年期」まとめ
【NHKスペシャル】「#みんなの更年期」まとめ

TylerNix|unsplash

2022年4月16日にNHKスペシャル「みんなの更年期」が放送されました。

■武内陶子NHKアナウンサーも更年期症状に悩まされていた

武内陶子NHKアナウンサーも首から上だけカーッと暑くなったり、かいたことのない変な汗がダーッと出たりといった更年期症状に長い間悩まされていたそうです。

■更年期とは

更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状によれば、女性の場合、卵巣機能が衰えはじめ、女性ホルモンの分泌が減少する「閉経を迎える前後の期間」のことをいいます。

更年期が始まる時期には個人差がありますが、閉経年齢で最も多いのが、50歳だといわれますので、45歳から55歳ぐらいがその目安といえます。

■更年期障害の症状

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調のことであり、自律神経失調症の一つです。

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

そして、ホルモンバランスの乱れによって次のような症状が現れます。

例えば、脳は「暑い」と判断すると、皮膚の血管の血流量を増やすように促し、これによって、皮膚から熱が発散されるのですが、エストロゲンが減少すると、自律神経が変調をきたし、暑くないのに血流を増やし、ホットフラッシュを引き起こします。

→ 女性が更年期に太る3つの原因|更年期に太りやすい女性は生活習慣病に注意! について詳しくはこちら

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男性更年期障害

【#クロ現プラス】男性更年期障害の治療(血液検査・ホルモン補充療法・漢方薬)|がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”|テストステロンが減少するとどうなる?によれば、テストステロンが低下し男性更年期症状が現れる男性更年期障害のことを、医学的には、「LOH(ロー)症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」といいます。

テストステロンが減少すると、筋力の低下や性機能の低下、発汗、不眠などの更年期症状が現れます。

また、やる気が出ない、イライラするといった症状も現れます。

男性更年期障害(LOH症候群)のサイン|どんな症状に注意したらいいの?

■更年期離職について

日本女子大学の周燕飛教授がNHKと専門機関が共同で行ったアンケートをもとに算出したところ、更年期症状が原因で仕事を辞めざるを得なくなる、いわゆる「更年期離職」を経験した人は、今の40代と50代で57万人に上るとみられ、それに伴う経済損失は年間でおよそ6300億円に達すると推計されるそうです。

→ 「更年期離職」による経済損失6,300億円!40代・50代で推計57万人が更年期症状が原因で仕事をやめざるを得なくなった経験がある

■なぜ日本では国際的な標準治療であるホルモン補充療法(HRT)が浸透していないの?

更年期症状を改善するホルモン補充療法を実施した医師は48%!理由は知識不足や経験不足!によれば、理由は2つあります。

一つは、知識不足・経験不足。

もう一つは、経営的に採算が合わないこと。

■更年期を語れる社会

更年期の症状があらわれる直接の原因は、エストロゲンの減少ですが、それを悪化させる要因のひとつがストレスです。

更年期症状を悪化させる要因の一つが「ストレス」であり、ストレスの元となっているのが、「更年期」自体が恥ずかしいというようなタブーになっていることにあるのではないでしょうか?

更年期に対する周囲の理解を深めていき、「更年期」がタブーであることをいかに変えていけるかどうかが大事になってきます。

■イギリスで起きている「更年期ムーブメント」

イギリスでは、更年期の問題を国の重要課題として取り組むことが決まり、ホルモン補充療法への補助や、企業や教育現場の対策が打ち出されているそうです。

更年期症状を改善するホルモン補充療法を実施した医師は48%!理由は知識不足や経験不足!

■まとめ

これからの企業の目標は「#健康経営」!?|「健康経営」のために企業はどのように取り組んだらいいの?によれば、生産年齢人口の減少や生活習慣病患者・メンタルヘルス不調者の増加といった社会情勢の変化によって、労働力の確保が困難になったり、従業員の健康悪化が企業経営に大きく影響を及ぼすことがわかってきていることから、企業が従業員の健康づくりを支援して、健康悪化による経営リスクを引き下げようという動きが健康経営に注目が集まっている背景にあります。

健康と生産性の関係|出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっているによれば、出勤していても体調不良を感じている社員は労働生産性が下がっており、それが企業の生産性損失コストの多くを占めているようです。

ダウ・ケミカルのCEOアンドリュー・リバリスによれば「我々が使う機械と同様に、社員も十分にケアすれば、有病率が減り、医療費、業務遂行障害、生産量低下によるコスト(=損失)が削減できる」と語っています。

つまり、企業側が積極的に従業員の健康づくりを支援することが企業の生産性を上げることにもつながり、医療費負担の軽減、労災発生を未然に防ぐ、そして今回のケースのように更年期による離職を防ぐことにもつながります。

国全体が「健康経営」に取り組むことができれば、更年期は大なり小なり、男性でも女性でも起きるわけだから、社会でサポートしていこうという雰囲気ができ、未然に症状を緩和する治療が進んでいくと、結果的にいい方向に進むのではないでしょうか?

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら







【あさイチ】尿もれやニオイが気になる人に!正しい拭き方と排尿の仕方|簡略更年期指数(SMI)チェックの方法|女性ホルモンの治療(ホルモン補充療法・低用量ピル・漢方薬)のやり方

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2017年11月13日放送の「あさイチ」(NHK)のテーマは「女性ホルモン」でした。

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【目次】

■大豆イソフラボン 3人に2人は効果なし!

Blue(s) Cendrillon

by Florent Chretien(画像:Creative Commons)

エクオールとは、大豆イソフラボンがエクオールを作り出すための腸内細菌(エクオール産生菌)のチカラでつくられます。

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

これまで日本人の50%がイソフラボンを摂取しても、エクオールによる更年期症状緩和の効果ができないと考えられてきましたが、最近の発表によれば、日本人の3割にエクオール産生者が減少している可能性がある層です。

【追記(2017/6/5)】

第15回日本抗加齢医学学会総会たった3割?エクオール産生者減少の可能性。

(2015/5/29、浜松町ハマサイトクリニック)

2015年5月29日に開催された第15回抗加齢医学会総会での発表によれば、エクオール産生能力者は約3割の結果が出ているとのことで、エクオール効果の恩恵にあずかれる女性は、これまで知られていた以上に減少している可能性があります。

【!追記終わり】

若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。(欧米人の3分の2がエクオールを作り出せない)

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。




■尿もれやニオイが気になる人は正しい拭き方と排尿の仕方を学ぼう!

下着が臭う原因は「尿漏れ」ではなく「尿の拭き残し」にあるそうです。

女性ホルモンが減少すると尿道周りの粘膜の表面の層が薄くなるため、尿がきちんと拭き取れていないと、アンモニアが粘膜に入り込んだ結果、炎症を起こし、ニオイの原因になってしまうそうです。

●女性のおしっこの正しい拭き方

  1. トイレットペーパーを前後に動かすのではなく、紙を入り口にやさしく当てて5秒~10秒吸わせるだけ

※ニオイやかゆみなどのトラブルが減るそうです。

※番組に出演されていた先生はデリケートゾーンのことを「夢のある場所」と名付けていました。

●洋式トイレの排尿の仕方のポイント

  1. 大きく股を開く
  2. 前傾姿勢

自浄作用があるので石鹸やボディソープで洗ってはいけないそうです。

■簡略更年期指数(SMI)チェック

簡略更年期指数(SMI)の項目 引用:小山嵩夫, 1993

●顔がほてる 強10 中6 弱3 無0
●汗をかきやすい 強10 中6 弱3 無0
●腰や手足が冷えやすい 強14 中9 弱5 無0
●息切れ・動悸 強12 中8 弱4 無0
●寝つきが悪い 強14 中9 弱5 無0
●怒りやすく、すぐイライラする 強12 中8 弱4 無0
●くよくよしたり、憂鬱になることがある 強7 中5 弱3 無0
●頭痛、めまい、吐き気がよくある 強7 中5 弱3 無0
●疲れやすい 強7 中4 弱2 無0
●肩こり、腰痛、手足の痛みがある 強7 中5 弱3 無0

0-25 上手に更年期を過ごしています。
26-50 食事や運動に注意を払いましょう。
51-100 医師の診察を受けましょう

【参考リンク】

40~50代の頑張りすぎる女性は更年期症状などの体調不良の自覚率が高い!によれば、不調に対してどのような対処をするという質問に対して、「安静もしくは休養する」(56.2%)、「我慢してやりすごす」(41.5%)といった対処法をする女性が多く、「病院に行く」(26.8%)、「薬局に行く」(18.8%)といった具体的に対処する傾向は低いという結果が出ています。

日本の女性は更年期症状やPMSなどの女性特有の症状に対しての自覚率が低いによれば、日本の女性はアメリカの女性と比較すると、女性特有の症状に対する関心が低く、そうした症状に対する行動(婦人科を受診するなど)をしない傾向にありましたが、今回のアンケート調査はその結果を裏付けるものとなっています。

今回出演された医師も一つでも気になる症状があれば、婦人科で診てもらうようにしてくださいとアドバイスをされていましたので、気になる方は診てもらいましょう。

■女性ホルモンの治療

●ホルモン補充療法(HRT)

  • 飲み薬
  • 貼り薬
  • 塗り薬

※最新の産科婦人科学会のガイドラインによれば、乳がんリスクに及ぼす女性ホルモン剤の影響は小さいそうです。

●低用量ピル

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●漢方薬

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【参考リンク】

■まとめ

今回出演した医師がおっしゃるように、更年期の時期は「自分ファースト」にした方がいいのでしょうが、晩産化・晩婚化で「子育て(育児 )」と「介護」のダブルケア問題に加えて、自身の更年期障害まで抱えてしまうと大変ですよね。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら







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ED(勃起不全)|なぜ更年期になると勃起機能障害が起きるのか|男性更年期の症状

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男性更年期障害は、男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因です。

男性ホルモンの分泌量のピークは20代から30代で、その後、年をとるにつれて、40代後半あたりから減少していきます。

男性ホルモン(テストステロン)の減少によって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「ED(勃起不全)」ということがあります。




【目次】

■男性が更年期になるとなぜED(勃起不全)になるのか?

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by See-ming Lee(画像:Creative Commons)

男性更年期の症状として「ED(勃起不全)」がありますが、その理由としては、動脈硬化がかかわっています。

→ 動脈硬化 について詳しくはこちら

男性ホルモン(テストステロン)が低下すると、動脈硬化が進みます。

心筋梗塞リスクが4倍に? 発症率と男性ホルモンの関係

(2013/10/14、.dot)

アンドロゲンと男性の疾患との関係を研究している東京大学医学部附属病院老年病科教授の秋下雅弘さんは、生活習慣病をもっている人のテストステロン値を調べた。その結果、テストステロンの低いグループは、高いグループと比べて、心筋梗塞発症の確率が4倍だったという。研究結果から、テストステロンには血管を拡張して、それを維持する働きがあり、テストステロンが低下すると動脈硬化が進行することがわかったという。

血管の細い陰茎の血管は細いため、動脈硬化の症状が最も早く表れます。

働き盛り世代を襲う男性更年期障害 男性ホルモン低下が招く多様な症状|日本新薬株式会社

メタボであると診断された人々のIIEF(国際勃起障害機能スコア)を調べた結果、メタボとEDにも相関関係が認められるという。そのうえ、衝撃的ともいえるデータを明かす。
 「狭心症や心筋梗塞など心血管疾患を患った男性のうち67%は、発症の平均3年9ヵ月前にEDを自覚していたとの調査結果が、2003年に発表されました。また06年には、心血管疾患の男性患者はほとんど全員が、2~3年前からEDだったとも報告されました。このように、EDを自覚して3年ほどの間に心血管疾患が発症する可能性は高いといわざるを得ないのです」

つまり、ED(勃起不全)という症状は、男性更年期障害の症状であり、動脈硬化(狭心症や心筋梗塞など)のサインの一つでもあるのです。




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

  • 食生活の見直しをする
  • ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。
    亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがあります。
    → 亜鉛を多く含む食品 についてはこちら
  • 軽いウォーキング・筋トレなどの適度な運動
  • ご自身にあったリラックス方法
  • 家族との会話をする機会を増やす
  • 相性の合う医師・病院を見つけておく

「がんや認知症も!?コワ~い“男の更年期障害”」|#クロ現プラスでは、テストステロンアップ術を紹介していました。

  • 適度な運動(例:早歩き)
    消費と分泌の繰り返しでホルモンが出やすい体質に
  • キャッチボール
    ポジティブな刺激を脳に
  • 夫婦で腕を組んで歩く
    ワクワクやドキドキを脳に
  • 寝る前はリラックス(例:ホットミルク)
  • 褒めてもらったり認めてもらう
  • 飲み過ぎに注意!
  • 仲間とともに行動する
  • 学生時代の友達と会う
  • 海に入る
  • 好きな香りをかぐ
  • ゲームをする

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→ 男性のED(勃起不全)は動脈硬化のサイン!?|EDを自覚して3年ほどの間に心血管疾患が発症する可能性が高い!? について詳しくはこちら

■まとめ

男性ホルモン(テストステロン)の低下→動脈硬化→ED(勃起不全)

→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

→ 男性のED(勃起不全)は動脈硬化のサイン!?|EDを自覚して3年ほどの間に心血管疾患が発症する可能性が高い!? について詳しくはこちら

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■男性更年期障害の症状

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40代・50代男性更年期の不眠(眠れない・寝付けない)の原因・対策(深部体温を下げる・自律神経を整える・オルニチン)

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男性更年期障害は、男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因です。 

男性ホルモンの分泌量のピークは20代から30代で、その後、年をとるにつれて、40代後半あたりから減少していきます。

男性ホルモン(テストステロン)の減少によって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「不眠(眠れない・寝付けない)」という症状があります。




【目次】

■男性更年期障害の症状

男性更年期障害には以下のような症状が現れることがあります。

その中の一つの症状として、「不眠(眠れない・寝付けない)/a>」があります。

■不眠の原因

"There's No Corners in My Circle..."

by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)

男性更年期の症状には、不眠(眠れない)という症状で悩んでいる人もいます。

不眠の原因は大きく分けて2つあると考えられます。

1つは、その他の症状によって寝付けないこと、もう一つは、自律神経の乱れです。

●その他の症状によって寝付けないこと

男性更年期の症状には、めまい・ふらつき動悸ほてり・のぼせ頻尿(おしっこが近い・夜の尿の回数が多い)などがあります。

こうした症状によって、寝つきが悪くなったり、眠っても夜中に目が覚めてしまうといったことが起きてしまうと考えられます。

●自律神経の乱れ

モナリザ症候群によれば、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、「昼の神経」とも呼ばれる「交感神経」はよく動く昼間に活発になり、またリラックスを促す「副交感神経」は夜に活発になります。

通常は、昼間に交感神経が活発になり、夜に副交感神経が活発になっていますが、昼過ぎまでだらだらと寝たり、あまり活動的に行動しないと、「交感神経」の働きが鈍ってしまいます。

男性更年期の場合は、男性ホルモン(テストステロン)が減少することによって、自律神経が乱れてしまい、不眠(眠れない)という症状を起こしていると考えられます。

また、男性で更年期障害を発症しやすい性格の方とは、神経質・真面目・几帳面・責任感がある方に多いようです。

そして、男性更年期障害(LOH症候群)のサイン|どんな症状に注意したらいいの?男性更年期障害が始まる年齢とは?によれば、テストステロンは加齢とともに減少していきますが、男性更年期障害は、仕事で責任の重いポジション(昇進)についたり、大きなローンを抱えたり、子どもの教育問題、親の介護の問題、家庭内で孤独感が増す時期がストレスが多い時期となり、40代後半から50代前後に起こる人が多いようです。




■不眠対策!良質な睡眠をとる方法

●深部体温を下げる

深部体温を下げる方法とは|眠くなる時は体の深部の体温が下がる!によれば、カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカー教授によれば、眠りに入るためには、深部体温が2~3度下がる必要があり、深部体温が高すぎると、覚醒状態から睡眠状態への脳の切り替えがスムーズにいかないため、よい睡眠に導くことができないそうです。

では、どのようにしたら、深部体温を上げずに下げることができるのでしょうか。

●入浴は、熱い湯を避け、ぬるめのお湯に浸かり、就寝1から2時間前までに済ませておくようにする。

入浴は就寝1~2時間前までに済ませる。熱い湯は避け、38~40度程度のぬるめの湯につかり、体温をあまり上げないようにする。

寝る前に温かいお風呂から上がると、体温が下がり、眠りやすくなります。

●就寝前には激しい運動はせず、ストレッチやマッサージなどをしたほうが良いです。

運動する際は、夕方に行うようにしましょう。

●夕食は、就寝3時間前までにできるだけ済ませるようにしましょう。

無理な場合は、消化のいい食事を心がけましょう。

●お酒を飲むと眠りが浅くなりやすいので、寝酒は控えるようにしましょう。

●温度が低い寝室が質の良い睡眠につながります。

●運動をする

自律神経が弱っていると脂肪を燃やせない体になる!?によれば、運動している最中は交感神経が活性化され、運動後はその反動で副交感神経が活性化されるそうです。

更年期を乗り切る方法として、適度な運動やリラックス方法を試してみることをおススメしていますが、それは、自律神経を整えるためです。

●自律神経を整える

自律神経のバランスを整えるポイントは「ゆっくり」を意識することによれば、自律神経を整える4つのポイントは、1.リラックスできる環境づくり、2.首を緩める、3.腸内環境の改善、4.呼吸を深くゆっくりする、ことです。

●起床時間を一定にする

朝寝覚めが悪いことで悩んでいるあなたに!スッキリ目覚める3つの方法|起床時間・朝食・オルニチンで紹介した睡眠の専門家で内山真日本大医学部精神医学系主任教授によれば、『早起き早寝』がポイントで、毎朝すっきりと目覚めるには、起床時間を一定にすることが重要なのだそうです。

●朝食をとる

遅い夕食で体内時計が混乱し太ってしまう-早大によれば、体内時計をリセットする方法は「朝食を摂る」ことなのだそうです。

朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かします。

すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまります。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

●オルニチン

しじみのオルニチン 継続使用で肝機能改善&ストレス軽減&朝の目覚めがすっきり&落ち込みの気分が改善によれば、オルニチンを継続的に飲んだグループとプラセボ(偽薬)を比較した実験では、飲酒習慣があり疲れ気味の勤労者を対象にオルニチン(1日400ミリグラム)を8週間摂取してもらったところ、オルニチンを摂取したグループの人のほうが、ストレスに打ち勝つホルモンである抗コルチゾールホルモンが増え、朝の目覚めがスッキリし、落ち込んだ気分が改善されたそうです。

オルニチンを多く含む食品は、しじみ、キハダマグロ、チーズなどです。

→ オルニチン について詳しくはこちら

「眠れない」という人は、更年期かもしれませんので、一度病院で診ていただくことをおすすめします。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら

→ 男性更年期障害の症状・原因|男性更年期 について詳しくはこちら

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

  • 食生活の見直しをする
  • ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。
    亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがあります。
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  • 軽いウォーキング・筋トレなどの適度な運動
  • ご自身にあったリラックス方法
  • 家族との会話をする機会を増やす
  • 相性の合う医師・病院を見つけておく

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太る|40代・50代の男性が更年期になると太りやすくなる理由とは?

> 健康・美容チェック > 更年期障害 > 男性更年期障害 > 太る|男性が更年期になると太りやすくなる理由とは?|男性更年期障害の症状

男性更年期障害は、男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因です。

男性ホルモンの分泌量のピークは20代から30代で、その後、年をとるにつれて、40代後半あたりから減少していきます。

男性ホルモン(テストステロン)の減少によって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「太る」ということがあります。




【目次】

■男性が更年期になると太りやすくなる理由とは?

CHICAGO fat man.

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

男性が更年期になると太りやすくなる理由は大きく分けて2つあると考えられます。

1つは、男性ホルモン(テストステロン)の減少による筋肉量の減少に伴う基礎代謝の低下、もう一つは、運動不足による筋肉量の減少に伴う基礎代謝の低下です。

●男性ホルモン(テストステロン)の減少

男性ホルモンのテストステロンには、筋肉を増強する役割があります。

なぜ女性は筋肉がつきにくいのか?でも紹介しましたが、男性が女性よりも筋肉がつきやすいのは、男性ホルモンが大きく関係しています。

男性ホルモンが減少することによって、筋肉量が落ちやすくなります。

更年期に太りやすい女性は生活習慣病に注意!|女性が更年期に太りやすくなる理由3つ女性の更年期の悩み なぜ太りやすくなるのか?によれば、基礎代謝は、呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量のことで、基礎代謝量は総エネルギー消費量の約6割を占めているのですが、更年期に入ると、若いときに比べて基礎代謝が低くなってくるため、同じような食生活をしているとエネルギーの摂り過ぎとなってしまい、その結果、太りやすくなってしまいます。

出典:厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準2005年度版,28-38,第1出版,(2005)

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●運動不足

運動不足によって、筋肉量が低下し、基礎代謝が低下します。

そのことによって、太りやすくなります。

男性の更年期障害が増えている理由によれば、メタボリック・シンドロームの患者のテストステロンの値は低く出るという報告があるそうです。

メタボリック・シンドロームになると、糖尿病高血圧といった生活習慣病のリスクも高まりますので注意が必要です。

また、中性脂肪が高い原因糖尿病の原因にも運動不足が挙げられています。

そのため、日頃から筋トレを行なうことは太ることを予防するだけでなく、男性更年期障害の予防にもつながると考えられます。

→ お腹周りの脂肪が気になる50代男性のダイエットのポイントと痩せるコツ(サプリ・食事・運動) について詳しくはこちら

→ 【女性・男性別】更年期太り・更年期脂肪対策(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら

→ 痩せたい50代が成功するダイエット・体重を減らす方法(サプリ・食事・運動・筋トレ)【更年期脂肪】 について詳しくはこちら

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更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

  • 食生活の見直しをする
  • ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。
    亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがあります。
    → 亜鉛を多く含む食品 についてはこちら
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■男性更年期障害の症状







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