by Sakeeb Sabakka(画像:Creative Commons)
■温ダイエットとは
冷えを解消してやせ体質に!温ダイエットを紹介
(2010/9/27、モデルプレス)
温ダイエットとは、体温を上げてやせ体質になるというダイエット法。
やせ体質になるべく体温を上げる方法が紹介されている。
これまでこのブログでも取り上げてきた低体温を改善してダイエットしようということが、新しいキーワード「温ダイエット」として紹介されています。
■なぜ体温が下がると太りやすくなるのか?
体温が1度下がると食べたものの処理能力が約12%ダウンする。消化や排泄を十分にしきれなかった分、水分や脂肪が体にたまり、太りやすくなってしまうのだとか。
体温が下がるということは、熱を生み出せていないということ。
熱ができないということは代謝がしにくいと考えられます。
■体温を上げると、老廃物が排出しやすくなり、代謝も上がる!
体温を上げると、体内の循環がよくなり老廃物を排出しやすくなるという。また、代謝も上がり脂肪を燃やす機能も格段にアップするようだ。
■体を温める方法
・しょうが紅茶を飲む
・塩分を適度にとる
・水分をとりすぎない
ほか
なかでも、飲むだけでやせるしょうが紅茶がおすすめ。ティーカップ1杯の紅茶に親指大のすりおろししょうがまたは、約2cmのチューブしょうがを入れる。お好みで黒糖やハチミツを入れてもOK。
これを1日に3杯~6杯飲む。最低でも7日間続けると体がぽかぽかしてくるのを実感できるという。
この記事では、すりおろしたしょうがを紅茶に入れるのをお勧めしていますが、以前ためしてガッテンを見ていた人は別の方法を試しているはずです。
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■しょうがに体を温める効果はあるのか?
番組では、普通のしょうがと乾燥させたしょうがを比較する実験を行ないました。
普通のしょうがを食べた場合は、指先の温度は上がったものの、深部体温は下がっていました。
この結果によれば、普通のしょうがには、体の中から体を温める効果があるわけではないということがわかりました。
乾燥しょうがを食べた場合は、普通のしょうがの場合と異なり、指先の温度を上昇させたにもかかわらず、深部体温はほとんど下がらないという結果が出ました。
この結果によれば、乾燥しょうがには、体を温める効果があるということが分かりました。
乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。
せっかく体を温める目的にしょうがを使うなら、乾燥しょうがをうまく活用したほうがよいと思います。
あとこの記事では、
・塩分を適度にとる
・水分をとりすぎない
ことをすすめていますが、なぜなのでしょうか?
日本人の体温が下がった理由とは
キレイになるには、水分を多く(1日●リットル)摂取しましょうとよくメディアで紹介されていますが、あまりにも冷たい水を取りすぎると、体を冷やしてしまいます。
また、塩分の控えすぎによっても、低体温・冷えを招いてしまうそうです。
塩分を取りすぎると、高血圧などが心配になりますが、塩分が必要でないわけではありません。
塩分は、筋肉の収縮作用に必要であり、また体を温める効果が高く、塩分が不足すると低体温だけでなく痙攣まで起こるそうです。
何事もやりすぎは禁物ということですよね。
ストレスを溜めないなど体を温める生活習慣を行いながら、運動やゆっくりとお風呂に入ることで水分と塩分を排出し、体温を上げる食生活(旬の食材でバランス良い食事)の中で水分や塩分を摂取するという良いサイクルをつくり、体温を上げる方法を実践していきたいですね。
⇒ 体温を上げる方法についてはこちら。
⇒ 低体温|低体温の改善・原因・症状についてはこちら。
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■冷え性解消方法
冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする
糖分には体を冷やす作用があり、冷え性の原因となるので、できるだけ食べないようにする。
温かい飲み物を飲んで冷え性改善!
旬の野菜や果物を摂取して冷え性改善!
食べない系ダイエットは避ける
食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。食事誘発性熱産生といいます。
たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない
基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。
冷え性の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。
たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。
ココア
ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」があることがわかったそうです。
ココアに含まれる『ポリフェノール』や『テオブロミン』は血管拡張作用があることが報告されており、特に手足の先の血液循環を改善することで、ゆっくりと長く冷えを抑制できると考えられます。
【参考記事】
・ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」がある!?
乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。
【参考記事】
・乾燥しょうがで体を温める!
体温を上げる(冷え性を改善する)方法には、食生活の改善以外にもさまざまな方法がありますので、ぜひこちらもご覧ください。
運動で冷え性改善!
運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。
第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。
また筋肉を使うことで体温が上がります。
冷え性でない人は運動(ウォーキング・ラジオ体操・筋力アップ)で冷え性対策をしているによれば、長年冷え性の人は、厚着をしたり、電気毛布や湯たんぽ、暖房器具を利用する人が多いのに対して、冷え症でない人は、からだを動かすことを大事にしているようです。
- ウォーキングやラジオ体操など体を動かすことを意識している
- 筋力を上げてから冷えが気にならなくなった
- 体を温める食べ物を多くとるように心がけている
また、運動することで交感神経の働きが上手になってくるそうです。
冷え性を根本的に対策するには運動する機会を増やすほうがいいかもしれませんね。
ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。
お風呂にゆっくり浸かる
お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。
また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。
お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。
さらには、冷え性・低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。
●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法
40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。
最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。
※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。
1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。
2.2分経ったら上半身のストレッチ
両肘を後ろに突っ張り胸をはる
左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)
(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)
3.下半身のストレッチ
入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す
坐禅のように脚を組む
足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす
5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)
(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)
4.10分たつまでゆっくり浸かる
【参考記事】
●冷え症・ストレッチ入浴法|みんなの家庭の医学 12月7日
お酒の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。
寒さにあたる
寒さにあたることで、交感神経の活動が高まり、血管収縮のトレーニングになる。
・足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)
・足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)
・下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)
・足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)
・下半身の血流改善のツボ:臀中(でんちゅう)
マッサージ
冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。
冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。
また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。
冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。
特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。
ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。
【参考記事】
ヘスペリジン
グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。
また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。
【関連記事】
⇒ 冷え性解消方法(食べ物・食事・運動) について詳しくはこちら
→ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え) について詳しくはこちら
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