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次長課長・河本準一さんの病気は「急性膵炎」|2010年と2015年に2回発症|物忘れや視力低下、勃起障害(ED)が悩み

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■次長課長・河本準一さんの病気は「急性膵炎」|2010年と2015年に2回発症|物忘れや視力低下、勃起障害が悩み

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by FollowYour Nose(画像:Creative Commons)

おっさん芸人「河本準一」の不健康インタビュー「急性膵炎で全身不調」

(2018/1/18、smart FLASH)

●急性膵炎がもとで全身不調に。でもいちばん気になるのは物忘れ!
●2.0あった視力が急に0.3に
●急性膵炎を2回発症、次はないと言われている
●勃起障害である

次長課長・河本準一さんは、2010年と2015年に急性膵炎を発症し、定期的に検査を行なっているそうです。

常に下痢であることや視力低下、勃起障害(ED)が悩みなのだそうです。

■次課長・河本さんの病気は急性すい炎の再発、1カ月の休養

次課長・河本 すい炎再発で入院 1カ月の休養

(2015/9/28、デイリースポーツ)

次長課長・河本準一(40)が急性すい炎のため、24日から都内の病院に入院していることが26日、分かった。

2010年に急性すい炎で入院した河本準一さんですが、すい炎が再発し、1か月休養されるそうです。

【関連記事】

すい炎の原因としては、胆石症やアルコールの過剰摂取、高脂肪・高カロリー食などがあるようです。

重症化すると死亡する恐れもあるという病気なのだそうです。

お酒の飲み過ぎや不規則な生活習慣、高脂肪・高カロリー食、喫煙といった生活習慣に見覚えのある方は注意したほうがよいようです。

⇒ 急性すい炎の症状・原因・食事 について詳しくはこちら







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男性の約1割が下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている|島根大

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■下痢系の過敏性腸症候群(IBS)、男性の1割近く|島根大

Matador Nights Spring 2017

by University Student Union CSUN(画像:Creative Commons)

下痢系の過敏性腸症候群、男性の1割近く

(2009/10/7、医療介護CBニュース)

国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている人が1割近くいることが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べで分かった。

<中略>

木下教授は、IBSの病気としての認知度の低さや、患者が医師に相談できていない現状を指摘。

自己治療で症状が改善しない潜在患者も多いとし、「IBSは適切な診断や治療が必要な疾患だ」と強調した。

島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調査によれば、男性の1割近くが、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっていることがわかったそうです。

過敏性腸症候群(IBS)とは、どういった病気・症状なのでしょうか。

IBSは、大腸や小腸に原因となる異常が見られないが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う疾患。

下痢などの便通異常は病気ではないと思いがちですよね。

そのために、過敏性腸症候群(IBS)は、病気だと思っていない人も多く、常に腹部の不安に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

下痢の症状があったときの対処方法としては、「食べ物や飲み物に気を付ける」(53%)、「トイレを見つけたらすぐに行く」(37%)、「市販の薬をのむ」(36%)、「外出先等でトイレの場所を意識するようにする」(33%)などが多かった。

しかし、こうした対処方法を行なっても、症状が改善しないことも多いそうです。

記事によれば、「IBSは適切な診断や治療が必要な疾患だ」とのこと。

過敏性腸症候群(IBS)だと感じた方は、一度受診してみてはいかがでしょうか。

→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら







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食中毒の原因となるO157の感染者が急増!|O157とは?|食中毒を防ぐ3つの原則|MIT、O157の検査をスマホでできる技術を開発




■食中毒の原因となるO157などの腸管出血性大腸菌の感染者が急増している!

SAKURAKO - Hand washing !

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

食中毒の原因となるO157などの腸管出血性大腸菌の感染者が急増しているというニュースに関心が高まっています。

【参考リンク】

以前にもこのブログではジャーサラダに対する食中毒の不安から食中毒を防ぐ方法やジビエ料理を安全に食べる方法について紹介してきました。

【関連記事】

O157による食中毒のニュースで関心が高まる中、改めて政府広報オンラインの食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイントから学んでいきたいと思います。




■O157とは?

その前に、まずはO157の基本情報を紹介します。

食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント|政府広報オンライン

牛や豚などの家畜の腸の中にいる病原大腸菌の一つで、O157やO111などがよく知られています。毒性の強いベロ毒素を出し、腹痛や水のような下痢、出血性の下痢を引き起こします。腸管出血性大腸菌は食肉などに付着し、肉を生で食べたり、加熱不十分な肉を食べたりすることによって食中毒を発症します。乳幼児や高齢者などは重症化し、死に至る場合もあります。

O157のような腸管出血性大腸菌による食中毒を発症すると、腹痛や下痢、出血性の下痢を引き起こし、乳幼児や高齢者の場合には重症化する恐れがあります。

それではどのようにして食中毒を防げばよいのでしょうか?

■食中毒を防ぐ3つの原則

食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント|政府広報オンライン

食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つのことが原則となります。

1.食中毒の原因菌を「つけない」

→洗う。分ける。

具体的に、手についた雑菌を食べ物につけないように、生の肉や魚、卵などを取り扱う前後や調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後、おむつを交換したり、動物に触れたりした後には必ず手を洗いましょう。

2.食中毒の原因菌を「増やさない」

→低温(マイナス15℃以下では増殖が停止)で保存

3.食中毒の原因菌を「やっつける」

→加熱処理(肉料理は中心部を75℃で1分以上加熱する)

また、ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌が付着するので、きちんと洗剤で洗ったり、熱湯をかけて殺菌しましょう。

■O157の検査をスマホでできる技術を開発|MIT

O157の検査をスマホで可能に – MIT

(2017/4/14、マイナビニュース)

マサチューセッツ工科大学(MIT)とマックス・プランク研究所の共同研究チームは、病原性大腸菌O157など食中毒の原因となる細菌の検出を、スマートフォンを利用して簡便かつ迅速に行う技術を開発した。

MITとマックス・プランク研究所による研究によれば、O157などの細菌の検出をスマホを利用して行う技術を開発したそうです。

Janus Emulsions for the Detection of Bacteria

Janus emulsions stabilized by carbohydrate surfactants agglutinate in the presence of proteins or bacteria. Optical changes can be detected by a smart phone qualitatively and can also be processed to quantify the amount of analyte.

炭水化物界面活性剤によって安定化されたヤヌス乳剤は、タンパク質または細菌(バクテリア)が存在すると凝集します。

光学的変化は、スマホで検出でき、また分析物の量を定量化するために処理することもできるそうです。

New technology could offer cheaper, faster food testing Specialized droplets interact with bacteria and can be analyzed using a smartphone.

(2017/4/5、MIT)

To demonstrate how these droplets could be used for sensing, the researchers placed them into a Petri dish atop a QR code that can be scanned with a smartphone. When E. coli are present, the droplets clump together and the QR code can’t be read.

大腸菌を検出すると液滴(ヤヌス乳剤)が曇るので、シャーレの下のQRコードが読み取れなくなるという仕組みなのだそうです。

A simple way to make and reconfigure complex emulsions

■まとめ

O157による食中毒を防ぐ方法としては、食中毒の原因菌を1.「つけない」、2.「増やさない」、「やっつける」を守りましょう。

また、MITの研究グループが開発したスマホを活用して迅速にかつ低コストでO157のような食中毒の原因菌を検出する技術が浸透すれば、より食中毒で苦しむ人が少なくなっていくと思います。







【参考リンク】
続きを読む 食中毒の原因となるO157の感染者が急増!|O157とは?|食中毒を防ぐ3つの原則|MIT、O157の検査をスマホでできる技術を開発

男性も冷え(冷え性)で悩んでいる!

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【目次】




■男性も冷え(冷え性)で悩んでいる!

Cold

by Hernán Piñera(画像:Creative Commons)

冷え 男性も油断大敵 夜更かしやめ生活改善

(2009/11/24、産経新聞)

男性にとっても冷えは健康の大敵だ。

全身の機能が落ち、肌荒れ、下痢など男性も体の不調が起きる。

冷えは女性だけの問題ではなく、男性も悩んでいる人が多いようです。

どのくらいの男性が冷えに悩んでいるのでしょうか。

ネット調査会社「アイシェア」が冷え対策について20~40代の男女544人に聞いたところ、体の冷えを感じることがある人は女性86・2%、男性61・5%で、男性も6割に上った。

しかし、このうち何らかの対策をしたことがある人は女性62・5%に対し、男性は28・8%。

男性の約6割が体の冷えを感じているものの、冷え対策を行っている人は少ないそうです。

冷え対策を行っている人が少ないのは、「冷え性は女性のもの」という意識があるのかもしれません。

しかし、冷えは男性・女性問わずに起こる可能性があります。

女性はホルモン分泌が複雑に変化するため、自律神経が乱れ、冷え症になりやすい。

しかし、「男女を問わず、年を取ると新陳代謝が落ちて血行が悪くなる。自律神経の反応が落ち、熱が奪われる。皮下組織が薄くなるなどで熱が逃げやすくなる」(伊藤副センター長)。

また、20代から30代の若い世代の男性も冷えを自覚していない冷え症(=隠れ冷え性)の人がいるそうなのです。

伊藤副センター長は

「若い男性に多いのは体全体が低体温になり、自覚しにくいケース。

内臓が冷えると全身の機能が落ちる。

若くても風邪をひきやすい、昼間も元気が出ない、眠れないなどの影響も出てくる」と説明する。

働き盛りの男性はオフィス生活による運動不足やストレスが冷えの原因になりやすい。

ストレスを抱えた状態では自律神経の反応が鈍く、寒さを感じにくくなるという。

男性でも冷えを放っておくと、肌荒れ、下痢、かぜなどの不調が起きる。

さらに、免疫機能が落ち、さまざまな病気の引き金となり、「冷えは万病の元といわれる通り」と伊藤副センター長は話す。

若い男性は、運動不足による筋力の低下、ストレス、自律神経の乱れ、服装(シャツのすそをズボンから出すなど)などの原因により、低体温になることが多いようです。

冷えによって、体の不調を感じている人が多いようです。




■冷え性対策

冷え対策には、どのような対策をすればよいのでしょうか。

対策は、夜更かし型の生活リズムを改め、深酒を控える。

運動や厚着をして体を温めることなども有効だ。

トウガラシやショウガなどを食事に取り入れ、体を温めるのも効果的という。

生活のリズムを整えることや運動によって筋力アップすること、食事で体を温めることが低体温対策・冷え対策に良いようです。

■冷え性のタイプ

北里大学東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センターの伊藤剛・副センター長によると、冷え症のタイプは、(1)手足の先が冷える「四肢末端型」(2)座りっぱなしの姿勢などが血流を悪くする「下半身型」(3)手足が温かいため、気づきにくい「内臓型」(4)体の中で温度差がなく実感できない「全身型」(5)神経系や循環器系の障害による「局所型」-に分類できる。このうち男性に多いのは、下半身型、全身型だという。

体を温めて、冷え対策を行ないましょう。

男性も冷え性になりますので、運動によって筋力アップをしたり、生活リズムを整えることで自律神経を整えたり、ストレスを解消したり、食事や服装で体を温めるなど冷え性対策を行ないましょう!

→ 冷え性解消方法(食べ物・食事・運動) について詳しくはこちら

→ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え) について詳しくはこちら




■冷え性解消方法

冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする

糖分には体を冷やす作用があり、冷え性の原因となるので、できるだけ食べないようにする。

温かい飲み物を飲んで冷え性改善!

旬の野菜や果物を摂取して冷え性改善!

食べない系ダイエットは避ける

食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。食事誘発性熱産生といいます。

たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

冷え性の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

ココア

ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」があることがわかったそうです。

ココアに含まれる『ポリフェノール』や『テオブロミン』は血管拡張作用があることが報告されており、特に手足の先の血液循環を改善することで、ゆっくりと長く冷えを抑制できると考えられます。

【参考記事】
ココアには体の冷え対策に有用な「体温保持効果」がある!?

乾燥しょうが

乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。

【参考記事】

乾燥しょうがで体を温める!

体温を上げる(冷え性を改善する)方法には、食生活の改善以外にもさまざまな方法がありますので、ぜひこちらもご覧ください。

運動で冷え性改善!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

冷え性でない人は運動(ウォーキング・ラジオ体操・筋力アップ)で冷え性対策をしているによれば、長年冷え性の人は、厚着をしたり、電気毛布や湯たんぽ、暖房器具を利用する人が多いのに対して、冷え症でない人は、からだを動かすことを大事にしているようです。

  • ウォーキングやラジオ体操など体を動かすことを意識している
  • 筋力を上げてから冷えが気にならなくなった
  • 体を温める食べ物を多くとるように心がけている

また、運動することで交感神経の働きが上手になってくるそうです。

冷え性を根本的に対策するには運動する機会を増やすほうがいいかもしれませんね。

ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。

お風呂にゆっくり浸かる

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。

さらには、冷え性・低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法

40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。

最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。

※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。

1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。

2.2分経ったら上半身のストレッチ

両肘を後ろに突っ張り胸をはる

左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)

(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)

3.下半身のストレッチ

入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す

坐禅のように脚を組む

足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす

5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)

(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)

4.10分たつまでゆっくり浸かる

【参考記事】

冷え症・ストレッチ入浴法|みんなの家庭の医学 12月7日

お酒の飲みすぎに気をつける

タバコを控える

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。

寒さにあたる

寒さにあたることで、交感神経の活動が高まり、血管収縮のトレーニングになる。

冷え性のツボ

足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)

足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)

下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)

足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)

下半身の血流改善のツボ:臀中(でんちゅう)

マッサージ

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。
冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

【参考記事】

 ヘスペリジン

グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。

また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。

【関連記事】

 酒粕

月桂冠株式会社は、冷え性の症状がある男女8名に、アルコールを除いた酒粕の粉末を10g食べて、40分後に手を冷却することによって負荷をかける実験を行ったところ、酒粕を食べた人は手の表面温度に上昇傾向がみられたそうです。

【関連記事】

⇒ 冷え性解消方法(食べ物・食事・運動) について詳しくはこちら

→ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え) について詳しくはこちら




【関連記事】

冷え性関連ワード

冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え)

男性の冷え性

足の冷え|原因・対策・改善・ツボ

冷え性解消方法

冷えのぼせの症状・原因・改善・対策

低体温・冷え性は万病のもと 生活環境・ストレス影響

Girl thinking

by julien haler(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 低体温> 低体温・冷え性は万病のもと 生活環境・ストレス影響




最近は特に低体温冷え性に注目が集まっています。

そこで、今回は、冷えを防ぐにはどうしたらよいかという記事をご紹介します。

■低体温・冷え性は万病のもと 生活環境・ストレス影響

冷え:万病のもと、防ぐ 生活環境、ストレス影響 免疫力低下も

(2010/3/5、毎日新聞)

50年前の日本人の平均体温は36・9度だったが、現在は36度前後まで低くなったと言われている。

東京女子医大付属青山自然医療研究所クリニック(東京・青山)所長の川嶋朗さんは指摘する。

「日本人の平熱は、この50年で確実に0・5度以上は低くなっている。

6度以下の低体温の人も少なくない」

日本人の体温はこの50年の間に0.5度以上低くなっているそうです。

最近は子供の低体温も増えています。

■なぜ低体温・冷え性の人が増えているの?

冷えや低体温の人が増えている背景には何があるのでしょうか。

背景には現代文明があるという。

エアコンの普及で体温調節機能が衰えたうえ、冷蔵庫で冷やされたものを年中飲む。

体はいやでも冷える。

ストレス社会の影響も大きい。

ストレスで交感神経が緊張し心臓の動きが速くなり、血圧が上がり体温も高くなる。

過度になると血管が収縮したまま戻りにくくなり、血の巡りが悪くなり冷えにつながるという。

体全体の3分の1の熱をつかさどる筋肉の量が運動不足で減っていることも要因の一つだ。

冷え性や低体温の人が増えている背景としては、

  • エアコンの普及により体温調節機能が衰えた
  • 年中冷えたものを飲む
  • ストレス
  • 運動不足により筋肉量の低下

が考えられるようです。

血行改善を図る「血めぐり研究会」(花王などの5社協賛)が20~40歳代の男女650人に「冷え」についてのネット調査をしたところ、7割が冷えを自覚していた。

冷えを感じている人は「肩こり」「疲れ・だるさ」「足のむくみ」「風邪のひきやすさ」「頭痛」「便秘・下痢」について、感じていない人よりも15ポイント以上強く症状を訴えていた。

冷えに関する調査によれば、7割もの人が冷えを自覚していたとのことで、冷え・低体温は新しい国民病ともいえるかもしれません。

■体が冷えるとどんな影響が出るの?

体が冷えると体にどんな影響がでるのでしょうか。

「冷え」は体全体の働きも鈍くする。

新陳代謝に重要な酵素が活発に動く温度は37~40度で、1度下がるだけで働きが半減するものもある。

免疫力も1度下がることで3割減少すると言われる。

肝臓腎臓のトラブル、糖尿病高脂血症などにつながり、脳内の伝達物質もスムーズに運ばれなくなり、うつ病や自律神経失調症などにも関係する。

冷えにより、新陳代謝が低下し、免疫力が低下します。

また、そうした機能の低下が、肝臓・腎臓に影響し、糖尿病・高脂血症などの生活習慣病へとつながっていきます。

■「冷え」チェックリスト

記事の中では、冷えをチェックする方法が紹介されています。

冷えは、朝、起きがけに布団の中で脇の下に手を入れ、これよりも冷えている個所があるかどうか--で大体分かる。

■「冷え」チェックリスト

□手足が常に冷えている

□時折、頭痛がある

□顔色が悪い

□冷房が苦手

目の下にクマができる

□少しの運動で息が切れる

□夜、熟睡できない

□夜中、トイレで目を覚ます

低血圧

□体温が36度以下

□肩こり、腰痛、ひざ痛、下痢気味、便秘気味、疲れやすいなどの症状が一つでもある

□いらいら。集中力がない

このチェックリストに一つでもあてはまるものがあるなら注意が必要なのだそうです。

■冷え対策・予防

冷え対策・予防にはどのようなことがよいのでしょうか。

◇規則正しい生活、対策の基本に

東洋医学では「命あるものすべて温かい」と言われ、冷えは体の不調のもととされる。

「アキュラ鍼灸院(しんきゅういん)」(東京・渋谷)院長の徐大兼さんによると、予防の基本は(1)規則正しい生活(2)十分な睡眠(3)バランスのとれた食事(4)適度な運動(5)ストレスを緩和する生活--だという。

●お灸・マッサージ------------

お灸は患部そのものを温め冷えを取り、痛みもやわらげ、治りを早くする。イラストのツボを刺激して冷え症を改善することができる。

●入浴------------------

シャワーではなく、湯船につかろう。

半身浴もおすすめで、ぬるめのお湯に20~30分ゆっくりつかる。

上半身が冷えるので、バスタオルをかけたり、入浴前に浴室全体を暖めておく。

入浴後は手早く身支度を整え、体を冷やさないようにする。

●ぬか袋-----------------

就寝中に体が冷えてしまうという人におすすめしたい。ぬか袋は自分の体の線に沿って形が変わるので、フィットする。

【作り方】木綿の布(32センチ×20センチ)を袋状に縫う。

この中に古米130グラム、ぬか100グラム、粗塩35グラム、ローリエの葉1枚を入れる。

袋の口を縫い合わせる。

これを電子レンジで2、3分温め、冷えている部分に当てる。再度温める場合は半日以上たってからにする。

●食事------------------

季節感のある和食をベースにバランスを整えた食事をとる。1回の食事に五味(酸・苦・甘・辛・塩)と五色(赤・青・黄・白・黒)をそろえるように心がける。

体を冷やす食べ物(ビール、冷たい飲み物、アイスクリームなど)はなるべく避け、水分の取り過ぎにも注意する。

「孫は優しい(マメ類、ゴマやナッツ類、ワカメ、ヤサイ、サカナ、シイタケのキノコ類、イモ類)」。バランスのいい食事の例だ。

==============

冷えを予防する方法としては、

(1)規則正しい生活

(2)十分な睡眠

(3)バランスのとれた食事

(4)適度な運動

(5)ストレスを緩和する生活

といった理想的な生活習慣をすることのようです。

 

冷えは万病の元とよくいいますが、あらゆる病気となる可能性があります。

今後は、体をいかに温めるかが大事になってくるのではないでしょうか。

冷えで悩んでいる方は、生活習慣やストレスについて一度チェックしてみましょう!

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら

→ 体温を上げる方法  についてはこちら




■低体温改善方法

冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする

糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。

温かい飲み物を飲んで低体温改善!

旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!

食べない系ダイエットは避ける

食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。

食事誘発性熱産生といいます。

たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

運動で低体温改善!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。

お風呂にゆっくり浸かる

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。

さらには、低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法

40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。

最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。

※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。

1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。

2.2分経ったら上半身のストレッチ

両肘を後ろに突っ張り胸をはる

左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)

(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)

3.下半身のストレッチ

入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す

坐禅のように脚を組む

足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす

5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)

(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)

4.10分たつまでゆっくり浸かる

【参考記事】

お酒の飲みすぎに気をつける

タバコを控える

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。

 ヘスペリジン

グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。

また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。

【関連記事】

冷え性のツボ

足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)の位置・押し方

足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)の位置・押し方

下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方

足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)の位置・押し方

下半身の血流改善のツボ:臀中(でんちゅう)の位置・押し方

マッサージ

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。

冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

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