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『平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実情』を読んで|貧困から抜け出す唯一の手段とは?




■『平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実情』を読んで|貧困から抜け出す唯一の手段とは?

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by Richard, enjoy my life!(画像:Creative Commons)

平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実情 これがニッポン「階級社会」だ

(2017/1/14、現代ビジネス)

格差拡大が進むとともに、巨大な下層階級が姿を現わしたからである。その数はおよそ930万人で、就業人口の約15%を占め、急速に拡大しつつある。それは、次のような人々である。

平均年収はわずか186万円で、貧困率は38・7%と高く、とくに女性では、貧困率がほぼ5割に達している。

残念ながら『新・日本の階級社会』という書籍の紹介で具体的なデータ元が紹介されていないのが残念なのですが、就業人口の15%を占める930万人が平均年収186万円なのだそうです。

最近は特に貧困化が進んでいるというニュースを目にする機会が増えています。

例えば、給与前払いサービスとは?|給料前借りアプリが注目のきっかけ!?人手不足で悩む2018年以降は給与前払いサービスが求人に応募するポイントになる?で紹介した大手求人サイトの検索キーワードによれば、常に日本全国で「日払い 」「週払い」がベスト10にランクインするほどなのだそうで、求職者にとっては、「前払い」「日払い」「週払い」ということは重要な求人募集の要素となっているそうです。

子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高い!で取り上げた「OPTION B」(著:シェリル・サンドバーグ/アダム・グラント)では、日本(特に女性)の貧困に関する記述があります。

日本では6人に1人が相対的に貧困とされる。女性とひとり親の場合、割合はさらに高い。

<中略>

世界全体で2億5800万人いる寡婦のうち、1億1500万人以上が貧困のなかで暮らしている。女性の賃金格差をなくすことが重要な理由は、ここにもある。

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【参考リンク】

参考画像:貧困率の年次推移|グラフでみる世帯の状況|平成26年国民生活基礎調査(平成25年)の結果から|厚生労働省|スクリーンショット

平成24年相対的貧困率は16.1%となっています。

参考画像:子どもの貧困|平成26年版子ども・若者白書|内閣府|スクリーンショット

子どもの貧困|平成26年版子ども・若者白書|内閣府

OECDによると,我が国の子どもの相対的貧困率はOECD加盟国34か国中10番目に高く,OECD平均を上回っている。子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高い

内閣府の「平成26年版子ども・若者白書」で紹介されているOECDのデータによれば、ひとり親家庭など大人1人で子どもを育てている家庭が貧困に陥っていることがわかります。

以上のデータを参考にすると、日本における特徴としては、子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高いという点です。

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この問題を解決するためにも、お金を支給したり、職業訓練などが行なわれていますが、ここには一つ抜けている視点があります。

それは「ネットワーク格差」という視点です。

「豊かなものはますます豊かに」という言葉を聞いたことはないでしょうか?

クレディスイス「わずか4%が、ビットコインの97%を所有」についてネットワークの性質の視点から考えてみたでは、ネットワークの性質上、すでに多くのリンクを持つノードほど選ばれやすい、つまり、良質な情報源と多くつながっている人ほどネットワークを広げやすく、社会的ネットワークにおける、状況的不平等(一部の人は社会経済的によりよい状況にある)と位置的不平等(一部の人はネットワーク上でよりよい位置を占めている)によって、「豊かなものはますます豊かに」になるのです。

ネットワーク格差が機会の格差、健康格差、収入格差を生む!?|貧困や社会の不平等を減らすには、いかにネットワークにつないでいくかが重要!でも紹介した「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著:ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)によれば、人間関係と本人の幸福度の比較において、2.不幸な人はネットワークの端っこに位置することが高いということがわかったそうです。

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マサチューセッツ州フレーミングハム出身の12万67人からサンプル集団を作り、その内の1020人を人間関係のつながりと本人の幸福度を比較した。

第1に、ネットワーク内では幸福な人は幸福な人同士で、不幸な人は不幸な人同士で群れを作っていた。

第2に、不幸な人はネットワークの周縁に位置するようだ。つまり、社会関係の連鎖の末端、ネットワークの外れに存在する傾向が高いのである。

ネットワーク格差が機会の格差を生み、拡大する。実際、つながりの多い人が同様につながりの多い人とつながる傾向が社会的ネットワークの特徴であり、神経、代謝、機械、人間以外のネットワークなどと異なる点だ。
つながりの乏しい人達は、その友人や家族も大きなネットワークから切り離されていることが多い。
つまり、社会の不平等に立ち向かうには、肌の色や懐具合よりもつながりが重要であると認識しなければならない。
教育、健康、収入の格差に立ち向かうには、援助しようとする人の個人的つながりにも向き合わなければならない。※
貧困を減らすには、金銭の支給だけでは足りないし、職業訓練を加えてもなお不十分だ。困窮者が社会の他の構成員と新たな関係を築くのを助けるべきなのだ。ネットワークの周縁に的を絞って人々のつながりの再構築を促すのは、末端の恵まれない人たちだけでなく、社会の仕組み全体に手を差し伸べることになる。

「下層階級」という言葉が適切かどうかはわかりませんが、もしそうしたものがあるとしたら、「ネットワーク格差」の視点から見ると、ネットワークの端っこにいる存在、もしくはネットワークから分断されつつある存在なのではないでしょうか?

もし、あなたや周りの友人が貧困に悩んでいるのなら、自分がネットワークのどの位置にいるか、確認してみましょう。

→ あなたがお金持ちになりたいなら、世界の中心に近づいていくか、自分が世界の中心になる必要がある! について詳しくはこちら

→ ネットワーク格差が機会の格差、健康格差、収入格差を生む!?|貧困や社会の不平等を減らすには、いかにネットワークにつないでいくかが重要! について詳しくはこちら







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30・40代女性の9割「シミがある」|カネボウ化粧品調査

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■30・40代女性の9割「シミがある」|カネボウ化粧品調査

I'm leavin' for Brussels...

by Alessandro Valli(画像:Creative Commons)

30・40代女性の9割「シミがある」-カネボウ化粧品調査

(2012/3/6、Ascii)

カネボウ化粧品が30~49歳の男女計600人を対象にシミに関する意識調査をしたところ、女性の9割の人が現在シミがあり、また、“シミ予備群”が自分の顔に潜んでいると思っていることがわかったそうです。




シミ対策をするなら冬がよい?|ためしてガッテン(NHK)

■赤いシミの原因とは

シミの原因といえば、紫外線が有名ですが、シミの原因には紫外線だけではないそうなのです。

その原因は誰もがやっていることでできてしまうのだとか。

その原因とは、スキンケアを行う際の摩擦なのだそうです。

番組での実験によれば、2週間、化粧と化粧落としで肌を擦り続けると、赤いシミができたそうです。

この赤いシミは、肌をこすった際の摩擦でできた「炎症」なのです。

炎症が起きている場所では、活性酸素が発生します。

メラニン色素には、活性酸素を還元する働きがあり、過剰な、または間違ったスキンケアで慢性的に炎症が起きていると、皮膚にメラニン色素がたまってシミになってしまうそうなのです。

せっかく行ったスキンケアが逆にシミを作ってしまうことがあったわけですね。

■では、どのようにしたらこのシミをとることができるのでしょうか。

炎症でできたシミをもとに戻すには、摩擦を起こさないようにすることが重要。

炎症をおこさないようにすれば、次第に皮膚が生まれ変わるに従って、シミが薄くなっていくそうです。

■シミ対策をするなら秋から冬

赤いシミの部分はメラニン色素を作る細胞「メラノサイト」が増大しているため、紫外線の影響を受けやすくなっています。

そのため、シミ対策をするなら、紫外線の強い春から夏よりも、秋から冬のほうが効果的なのだそうです。

■赤いシミは肝斑

肝斑(こすり)の特徴

  • 頬から目元が多い
  • 左右対称
  • ハケで薄く塗った感じ、境界線不明瞭
  • 薄茶色
  • 圧倒的に女性に多い(女性ホルモンや日頃の化粧に大きく影響するといわれるため)

■洗顔するならしっかりとした泡を立てることが重要

きめの細かいしっかりとした泡を作ることが重要です。

1.泡立てネットをつかう。

2.洗面器に石けんを溶かして、しっかりと泡立てる。

3.泡立てボールを使う

■泡だけでメイクを落とす洗顔方法

  1. まずは、たっぷりの泡を作る。
  2. メイクを落とす際は、手は皮膚に触れないようにして、手の平を押しつけるようにして落とす。(ポンピング)2から3分
  3. メイクが落ちにくい部分の目尻や小鼻の部分は指でなでるようにして落とす。

ニンジンジュースで隠れジミが消える!?|世界一受けたい授業

伊藤園中央研究所の実験によれば、ゆでた人参をベースにした野菜ジュースを朝・昼・晩190グラムずつ飲んだところ、シミの面積が4週間で平均3.88パーセント減、8週間で4.41パーセント減少したそうです。

生の人参よりもゆでた人参のほうが、血中のβカロチン濃度が4~10時間後において高いことがわかったそうです。

→ シミの原因・予防・シミを消す方法 について詳しくはこちら







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54%の女性が意識していない男性からでも「告白されれば付き合うかも」と回答




【目次】

■54%の女性が意識していない男性からでも「告白されれば付き合うかも」と回答

54%の女性が「告白されれば付き合うかも」

(2011/5/9、ゆかしメディア)

ユニリーバ・ジャパンは9日、「恋愛と告白に関する調査」の結果を発表し、意識していない男性からでも告白されれば、54%の女性が付き合うかもと答えていたことがわかった。

<中略>

男性は、70%以上OKしてくれそうならば告白できると答える石橋をたたいて渡るタイプが多い男性に対して、意識していない男性でも、告白されたら付き合うかもと回答した女性は54%に上った。

女性の54%が意識していない男性からでも告白されれば付き合うかもと回答したそうです。

男性のほうが慎重で、女性のほうが積極的といえそうですね。

→ 告白されたことがない人の割合とは? について詳しくはこちら


■女性は70点以上の男性なら付き合って良いと考えている

また、告白された場合はどのような男性ならOKするのか?

男性を100点満点で評価し、女性に何点以上であれば付き合っても良いかなと聞いたところ、70点以上と考えている。

この場合の70点とはどういう基準で判断しているのでしょうか?

女性のひと目惚れ率は、1000人にひとり以下という記事によれば、男性はストライクゾーンの中に入る女性の割合は10人にひとり程度で、ひと目惚れ率は100人にひとりであるのに対し、女性の場合は、ストライクゾーンの中に入る男の割合は100人にひとり程度で、ひと目惚れ率は1000人にひとり以下なのだそうです。

もし女性が見た目だけで恋愛しているのであれば、多くの男性はストライクゾーンに入っていないわけですから、多くのカップルは成立しないということになります。

また、出会い系サイトを見る視線 男女差の研究によれば、女性は相手の経歴や趣味といった情報を読むのに費やす時間が男性よりも50%長かったそうです。

女性は男性の見た目だけでなく、男性の経歴、趣味、仕事ぶり、収入、コミュニケーション力などを総合的に判断するといえるようです。




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■告白の言葉がなかったために、その後交際が途切れた 約3割

さらに、両想いということがわかっていながら、告白の言葉がなかったために、その後交際が途切れたという残念なケースも約3割もあった。

告白の言葉がなかったために交際が途切れたケースが約3割もあったそうです。

男性は「言葉にしないけどわかるだろ?」と考えていても、女性はその言葉を必要としているということですよね。

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【追記】

男子の「告白」に8割が前向き シチュエーションも大事

(2012/3/21、産経新聞)

男性から女性への告白に対し、8割の女性が前向きに応じることが、「イザ!」とサンケイリビング新聞社のサイト「シティウェーブ」が実施した合同アンケートで明らかになった。

男性として意識していなくても「とりあえず付き合ってみる」が6%。「友達からはじめる」までを含めると79%の女性が積極的な回答を寄せている。

うれしかった告白には、「夜の観覧車」「東京タワーの展望台」や「いきなりのキス」などが挙げられ、シチュエーションに感じ入る女性が多いようだ。







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女性の54.5%が「最近1年以内に乳がん早期発見のための乳房のセルフチェックをしていない」|乳がんセルフチェック3つのポイント(しこり・くぼみ・分泌物)




【目次】

■女性の54.5%が「最近1年以内に乳がん早期発見のための乳房のセルフチェックをしていない」

Kings Of Concrete returned to Dublin on July 3rd and 4th.

by William Murphy(画像:Creative Commons)

女性が、大きな病気への備えを考え始める年齢の平均は40.5歳 8割超が、「がんになる確率」を実際よりも低く予想 6割が、「1年以内に乳がん検診を受診していない」

(2018/1/12、auのほけん調べ KDDI)

「auのほけん」を提供するKDDIは、全国の30歳~59歳の女性1,000名を対象に「女性の将来への備えに関する調査」を実施したところ、最近1年以内に、乳がん発見のために行う乳房のセルフチェックをしたかという質問に対して、「した」と回答した割合は45.5%、「しなかった」は54.5%となったそうです。

また、乳房のセルフチェックの経験がある人 (602名) に、初めてセルフチェックをした年齢を聞いたところ、40歳未満で初めてのセルフチェックを経験した割合は64.6%で、平均は34.6歳となりました。




■乳がんセルフチェックのポイント

乳がんの初期症状として、食欲が減ったり、体調が悪くなるなどの全身症状はほとんどありません。

気づかずにそのまま放置しておくと、がん細胞が増殖し、血管やリンパ管を通って、全身へと広がっていきます。

乳房の変化を見逃さないように、日頃からのチェックが必要です。

乳がんの自己検診は、以下のようなポイントに注意して行なってください。

  1. 触わる(しこりや硬い部分はないか)
  2. 見る(くぼみや変化はないか)
  3. しぼる(分泌物が出ないか)

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら







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#クリスマス の2週間前に恋人同士は別れる事が多い?




参考画像:The beauty of data visualization | David McCandless|YouTubeスクリーンショット

男女の別れの時期をFacebookのステータスで視覚化したインフォグラフィック

(2011/11/4、TechDoll)

インフォグラフィックの魔術師であるDavid McCandless氏が新たなインフォグラフィックがリリースされた。なんと、Facebookのステータスアップデートから、恋人の別れの時期を視覚化している。

Facebook Status Updates Tell the Story of Romance Gone Awry [INFOGRAPHIC]

Facebookのステイタスアップデートから「別れ」「別れた」と言った言葉を調査し、視覚化したところ、次のようなことがわかったそうです。

今夏のTEDで紹介されたもので、10,000件のステータスアップデートを対象に、中でも”Break up”(別れ)や”Broken up”(別れた)といった言葉を捜したそう。その調査からわかったことは、

  1. ソーシャルな出来事の前、例えば春休みや夏休みなどの前に別れる人が多い
  2. 月曜は一週間の始まりというだけでなく、多くの別れが告げられる日でもある
  3. クリスマス当日にはさすがに別れを切り出さない

春休みや夏休みなどイベントがあるときに別れることが多かったり、月曜日に別れることが多かったりと興味深いのですが、最も興味深かったのが、クリスマスの2週間前に別れることが多いということです。

何か理由があるのでしょうか?

David McCandless: The beauty of data visualization