「便秘」カテゴリーアーカイブ

ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消&-5キロのダイエット&肌荒れ改善に成功!

> 健康・美容チェック > オメガ3 > えごまの栄養・効果 > ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消・-5キロのダイエット・肌荒れ改善に成功|私の何がイケないの?

2016年2月1日放送の「私の何がイケないの?」では、ざわちんさんがえごま油を摂取することで、便秘が解消し、肌荒れが治り、ダイエットにも成功したそうです。 

→ エゴマの健康効果 について詳しくはこちら




【目次】

■ざわちんさんの肌年齢

2015-02-12 the woman in the mirror

by Robert Couse-Baker(画像:Creative Commons)

ざわちんさん(当時23歳)の肌年齢は36.5歳で、油分量が少なく、シミが多く、毛穴の数が多いということでした。

■肌年齢を悪化させる原因

肌年齢を悪化させる原因としてまず考えられるのは、メイクの回数。

多い時には1日に5,6回メイクをしているそうなので、肌に負担がかかるのは仕方がないことかもしれません。

ただ、肌年齢を悪化させている原因は、メイクだけではなく、便秘にもあるそうです。

ざわちんさんは週に2回しかお通じがないそうで、便秘で老廃物がたまると、血管の中に吸収されて、頭痛・肩こり疲れやすい・だるい・ニキビ・肌荒れ・冷え性むくみなどの不調を起こしやすくなります。

■エゴマ油で便秘解消

ざわちんさんが便秘解消のために試した方法は、夜寝る前にエゴマ油を飲むだけ。

えごまとは、東南アジア原産のシソ科の植物です。

えごま油に含まれるオメガ3が腸の活性化に役立つそうです。

夜に飲むのは、夜に腸が活発に動くためで、その時間に飲むのが効果的なのだそうです。

ざわちんさんは、早くも2日目に効果が現れたようで、便通がよくなったそうです。

そして、週に2回の便通が4回になったそうです。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

■エゴマ油でダイエット

1か月後の結果、体重は53kg→48kgとなり、マイナス5キロのダイエットに成功しました。

亜麻仁油(オメガ3)を朝から飲んで運動すると脂肪燃焼を早める!|#林修の今でしょ講座によれば、オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。

→ キレイにダイエットするには、良質な油(オメガ3)が欠かせない!|1ヵ月間毎日スプーン1杯のオメガ3(エゴマ油)を摂取するダイエット実験 について詳しくはこちら

【関連記事】




■エゴマ油で肌荒れ改善

1か月後肌年齢を計測した結果、36.5歳→26.5歳と、10歳の若返りに成功!

シミの数は14個→8個に減少(32歳に相当)。

油分量は、43歳→15歳に。

便秘解消と美肌には関係があるようで、松本明子さんの40年以上の便秘が3週間で解消した方法とは?によれば、便秘が徐々に改善されるにつれてシミも薄くなり、くすみも取れて肌が明るくなっていったそうです。

肌年齢を計測してみたところ、肌の水分と油分は実年齢マイナス24才になったそうです。

→ オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか? について詳しくはこちら

【関連記事】

→ エゴマの健康効果 について詳しくはこちら

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)

■オメガ3の健康効果

 コレステロールを下げる(LDLコレステロールを下げる)

 

 中性脂肪を下げる

中性脂肪を抑えるために効果的なEPA・DHA等を含む良質なたんぱく源を多く摂るのがよい。

【関連記事】

 

 動脈硬化心筋梗塞予防

 

 高血圧予防

 

 脂肪肝肝臓の病気)予防

 

 脂質異常症高脂血症)予防

 

 加齢黄斑変性予防

 

 ダイエット

なぜ良質な油がダイエットに欠かせないかといえば、「良質な油は代謝を促し、体脂肪が落ちやすくなる」からです。

オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。
 

 メタボリックシンドローム予防

 

 脳の活性化による記憶力のアップ

 

 認知症予防

【関連記事】

 

 花粉症アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の緩和

 

 うつ病のリスクを軽減(抗うつ作用)・イライラを抑える

【関連記事】

 

 美肌効果

【関連記事】

 便秘解消

 

→ オメガ3脂肪酸とは|オメガ3の効果・効能・ダイエット|オメガ3の多い食べ物・食品 について詳しくはこちら







続きを読む ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消&-5キロのダイエット&肌荒れ改善に成功!

過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

健康・美容チェック > 胃腸の病気 > IBS(過敏性腸症候群) > 過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

【目次】




■過敏性腸症候群(IBS)とは

Matador Nights (Photo Booth) Fall 2013

by University Student Union CSUN(画像:Creative Commons)

通勤中のおなかゴロゴロはストレス性疾患

(2016/2/12、毎日新聞)

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸内視鏡検査や腸に関連する血液検査などをしても異常が見つからないのに、腹痛や腹部膨満感、腹鳴(おなかがゴロゴロすること)などの症状や、下痢・便秘といった便通異常が慢性的に起こる病気です。

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないのですが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う病気です。

推定患者数は日本人の約13%にあたる1200万人で、比較的若い世代に多くみられます。

大学生の2割がIBS(過敏性腸症候群)の症状に悩んでいるによれば、大学生の2割以上がIBSの症状に悩んでいるそうです。

IBSは「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能型」の4タイプに分けられます。

過敏性腸症候群(IBS)は、症状のタイプによって「下痢型」「便秘型」「混合型(便秘と下痢を繰り返す)」の3つのタイプに分類されるとこれまで紹介してきましたが、「分類不能型」というものがあるそうで、IBSは4タイプに分けられるそうです。




■過敏性腸症候群(IBS)の4つのタイプ

・便秘型=全排便中、4回に1回以上は硬い便が出て、軟らかい便は4回に1回より少ない

・下痢型=全排便中、4回に1回以上は軟らかい便が出て、硬い便は4回に1回より少ない

・混合型=全排便中、硬い便が4回に1回以上で、かつ、軟らかい便も4回に1回以上ある

・分類不能型=上の三つのどれにも当てはまらないが、慢性的に便性状の異常がある

ローマⅢの基準とは次の通りです。

IBS診断基準(RomeⅢ)

過去3カ月間、月に3日以上にわたって腹痛や腹部不快感(痛みとは表現されない不快な感覚)が繰り返し起こり、次の項目の2つ以上がある

1.排便によって症状が軽減する
2.発症時に排便頻度の変化がある
3.発症時に便形状(外観)の変化がある

下痢系の過敏性腸症候群、男性の1割近くによれば、国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている人が1割近くいることが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べで分かっています。

また、近年では、若い女性を中心にIBS(便秘型が多い)と診断される人が増えているそうです。

【関連記事】

■IBSの原因は脳にある!?

IBSは、実は腸そのものの病気ではなく、脳に大本の原因があるストレス性疾患の一つです。そこで、病気の成り立ちを説明するのに「脳腸相関」というキーワードがよく使われます。

IBSは、大腸や小腸に原因となる異常がないため、ストレスが主な原因と考えられています。

腸は第二の脳と言われるほど敏感で繊細な臓器で、悩み事があったりすると起こると考えられます。

腸のセロトニンは、ストレスがかかると働きが活発になり、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こします。その結果、知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感などの不快感、運動異常からは便秘や下痢といった便通異常が起こってくるのです。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

そのことによって、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こし、内臓の知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感、運動異常からは便秘や下痢などの便通異常が起こってしまうそうです。

→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら




→ 乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|カルピス・徳島大 について詳しくはこちら




【関連記事】
続きを読む 過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|#カルピス #徳島大

健康・美容チェック > 胃腸の病気 > IBS(過敏性腸症候群) > 乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|カルピス・徳島大




【目次】

■乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|カルピス・徳島大

Stress

by fotologic(画像:Creative Commons)

乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認

(2014/9/8、カルピス)

「プレミアガセリ菌CP2305」は、整腸効果や安眠効果などの有益な生体機能調節作用を発現しますが、それらの効果は、脳腸相関を介した作用であることが実証されました。

カルピス株式会社発酵応用研究所は、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部ストレス制御医学分野 六反一仁教授との共同研究を行ない、乳酸菌Lactobacillusgasseri CP2305株(「プレミアガセリ菌CP2305」)が脳腸相関(腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経へ働きかけること)を介した作用により、整腸効果や安眠効果などの生体機能調節作用(薬剤や食事中の機能成分などが、体の構造や機能を変化させることで、体調を調節すること)をもたらすことが確認したそうです。




■脳腸相関とは?

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないのですが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う病気です。

過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?によれば、IBSは、大腸や小腸に原因となる異常がないため、ストレスが主な原因と考えられています。

そこで、病気の成り立ちを説明するのに「脳腸相関」というキーワードがよく使われます。

乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認

(2014/9/8、カルピス)

腸と脳は自律神経系を通じて双方向の情報伝達を行いながら、生体機能の恒常性を保っており、この仕組みを脳腸相関と言う。

腸管からのシグナル伝達により中枢神経系の機能が調節されることも徐々に明らかになっており、腸内細菌やプロバイオティクスは脳腸相関を通じて中枢神経系に影響を及ぼす因子として注目されはじめている。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

そのことによって、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こし、内臓の知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感、運動異常からは便秘や下痢などの便通異常が起こってしまうそうです。

■「プレミアガセリ菌CP2305」摂取で便秘・下痢症の改善

腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇|腸機能をつかさどる骨盤神経活動の回復(ストレス負荷時)
腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇|腸機能をつかさどる骨盤神経活動の回復(ストレス負荷時)

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

下痢モデルラットに「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇を確認し、また、ストレス負荷時における腸機能を司る骨盤神経活動の回復を確認したことから、便秘・下痢症状を改善させていると考えられるそうです。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

■「プレミアガセリ菌CP2305」摂取でストレス感受性の低下・睡眠しやすい状態になる

基底核血流量画像|基底核血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」菌末を3週間摂取
基底核血流量画像|基底核血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」菌末を3週間摂取

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

ストレスを自覚している人に「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、摂取後ではストレス応答や自律神経活動にかかわる脳の基底核の血流が抑制され、活動が相対的に低くなっていることからストレス感受性を低下させているのではないかと考えられるそうです。

急性ストレス応答に関する副腎交感神経抑制|血中コルチコステロン量の抑制
急性ストレス応答に関する副腎交感神経抑制|血中コルチコステロン量の抑制

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

下痢モデルラットに「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、脳腸相関を通じて急性期のストレス応答に関わる副腎交感神経活動を抑制していること、また、ストレスホルモンのコルチコステロンを抑制していることがわかったそうです。

これらの抑制によってストレス感受性が低下し、精神的なストレスを感じにくくしていると考えられるそうです。

大脳第8領域血流量画像|大脳第8領域血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」の菌末を3週間摂取
大脳第8領域血流量画像|大脳第8領域血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」の菌末を3週間摂取

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

ストレスを自覚する人に「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、摂取後、睡眠や行動を支配すると考えられる大脳第8領域の血流量が抑制されていることがわかったことから、「プレミアガセリ菌CP2305」の摂取により、睡眠しやすい状態となる可能性が考えられるそうです。

■まとめ

乳酸菌(「プレミアガセリ菌CP2305」)を摂ると、脳腸相関を介した作用によって、過敏性腸症候群の症状である便秘・下痢症が改善したり、精神的なストレスを感じにくくしてよく眠れるようになることができる。

→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら







【乳酸菌 関連記事】
続きを読む 乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|#カルピス #徳島大

ロダンの彫刻「考える人」のポーズをとると、便が出やすくなる!?|便秘を治す方法

健康・美容チェック > 便秘 > 頑固な便秘を治す方法 > ロダンの彫刻「考える人」のポーズをとると、便が出やすくなる!?|便秘を治す方法




■ロダンの彫刻「考える人」のポーズをとると、便が出やすくなる!?

Rodin in Recife

by marcusrg(画像:Creative Commons)

<洋式トイレ>排便姿勢「考える人」理想 熊本の医師ら発表

(2016/2/10、毎日新聞)

著名なフランスの彫刻家ロダン(1840~1917年)の彫刻「考える人」のように前傾姿勢を取ると、洋式トイレでは排便しやすくなるという研究結果を、大腸や肛門が専門の高野病院(熊本市)の医師らのチームがイタリアの医学誌で発表した。直腸と肛門が便をより出しやすい位置関係になる上、肛門を締め付ける筋肉が緩むためとみられる。

ロダンの彫刻「考える人」のポーズ、つまり「前かがみの姿勢」をとると、便が出やすくなるそうです。

前かがみの姿勢になれば、直角に座った姿勢に比べて、直腸から肛門のラインがまっすぐになりやすく、おなかに力を入れやすいので、便を出しやすくなります。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

→ 頑固な便秘を治す方法|食べ物・ツボ・生活習慣 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラとは|腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら




 便秘解消法ニュース

続きを読む ロダンの彫刻「考える人」のポーズをとると、便が出やすくなる!?|便秘を治す方法

慢性便秘症診療ガイドライン2017(日本消化器病学会)|便秘対策には正確な診断が重要・便秘薬(下剤)の選択の仕方も大きく変わる!|#たけしの家庭の医学

> 健康・美容チェック > 便秘 > 慢性便秘症診療ガイドライン(日本消化器病学会)|便秘対策には正確な診断が重要・便秘薬(下剤)の選択の仕方も大きく変わる!|#たけしの家庭の医学




■慢性便秘症診療ガイドライン(日本消化器病学会)|便秘対策には正確な診断が重要・便秘薬(下剤)の選択の仕方も大きく変わる!|#たけしの家庭の医学

All done

by Tatiana Vdb(画像:Creative Commons)

2017年10月24日放送の「たけしの家庭の医学」のテーマでは、「【便秘薬の新常識】便秘対策に危険な落とし穴が!」が取り上げられる予定ですが、今回のポイントは、日本消化器病学会による日本初の慢性便秘症診療ガイドラインについて取り上げるということです。

慢性便秘症診療ガイドライン2017

新品価格
¥3,024から
(2017/10/24 17:15時点)

そこで、今回は、慢性便秘症診療ガイドラインについて紹介されている記事をもとに、予習をしてみたいと思います。

慢性便秘症に効くのは食物繊維?酸化マグネシウム?…「国際基準」で的確治療

(2017/8/9、読売新聞)

今回作成された指針は、排便が少なくなる排便回数減少型と、肛門の動きや、肛門に近い直腸自体に原因がある排便困難型に分類。二つの型はさらに二つのタイプに分かれ、それぞれ治療法が異なる。

詳しい内容は元記事をご覧いただくことにして、大事なことは、「便秘」とひと言で言っても、便秘には様々なタイプがあり、誤った対策をすると、便秘が悪化するケースがあるということです。

例えば、直腸性便秘解消法|治し方(食べ物)・原因|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、直腸性便秘の場合、便秘解消法としてよく聞く、便のかさを増やす「不溶性食物繊維」や、大腸の働きを活発にする便秘薬は、かえって直腸の負担を増やしてしまい、症状を悪化させてしまう場合があるそうです。

【関連記事】

また、ごまで便秘解消・アンチエイジング・美肌|#あさイチ (NHK)によれば、直腸性便秘(特徴:残便感)と痙攣性便秘(コロコロした便)というようなごまが逆効果になる便秘もあるそうです。

大腸の中でこう門に近い「直腸」に原因がある便秘である「直腸性便秘」は、食物繊維を食べても便が腸の中にたまっていき、症状がさらに悪化する可能性があるそうです。

ストレスなどが原因で自律神経がアンバランスになっておきる便秘で腸が痙攣し、スムースに便が移動しないため、コロコロとした便が出るのが特徴である「痙攣性便秘」は、食物繊維が腸を刺激し、痙攣をひどくする可能性があるため、ごまは逆効果になるそうです。

このように、ある便秘には効果的な対策も、別の便秘の場合には悪化する原因となることがあり、正確な診断が重要だということがわかります。

また、下剤には、腸管を刺激して動きを良くする刺激性下剤と非刺激性下剤がありますが、今回のガイドラインでは下剤の選択の仕方も大きく変わるそうです。

非刺激性下剤は、水分で便を軟らかくして排出を促す。代表的な薬は酸化マグネシウムだが、腎機能低下があるとマグネシウムが十分に排出されず、体に悪影響が出る。そこで、腎機能が低下した高齢者らには、近年発売されたマグネシウムを含まない非刺激性下剤の使用が推奨される。

刺激性下剤が多く使われていますが、腹痛などの副作用が起こりやすいため、ガイドラインでは腎機能が低下した高齢者には非刺激性下剤が推奨されているそうです。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 慢性便秘症診療ガイドライン2017(日本消化器病学会)|便秘対策には正確な診断が重要・便秘薬(下剤)の選択の仕方も大きく変わる!|#たけしの家庭の医学