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おかゆダイエットでやせる4つの理由|レジスタントスターチで便秘解消|#あのニュースで得する人損する人




■おかゆダイエットでやせる4つの理由|レジスタントスターチで便秘解消|#あのニュースで得する人損する人

牛肉粥 Minced Beef Congee - Set B Congee and Fried Noodle - Ching Yip Hongkong Cafe AUD6.50

by Alpha(画像:Creative Commons)

2015年5月14日放送予定のあのニュースで得する人損する人のテーマは「夏までにヤセるぞ!ダイエットしたい人たち救済SP」です。

■おかゆダイエットでやせる4つの理由

1.摂取カロリーが少なくなる

おかゆで食べると水分が多いため、量が少なくなる。

2.血糖値が上がり、少量でも満腹感を感じる

徐々に胃が小さくなるので小食で満足できるようになる。

3.小腸での消化吸収する時間が短いので、カロリー摂取が少なくなる

ご飯は大腸に到達するまで約6時間かかる。

お粥の場合は大腸に到達するまで約3時間しかかからない。

4.便が出やすくなる=便秘解消

水分が大腸に届き、また消化吸収されなかったおかゆの一部が大腸まで届くことで便が出やすくなるので、自然と体重が落ちやすい体になる。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

2週間で体重10%減! おかゆダイエット

【感想】

上記の点に加えて、体を温めるという点でおかゆダイエットはよいのではないでしょうか。

ただ、単に体重を落とすことには成功しても、健康的メリハリのある体を目指すダイエット方法とは言えないので、あまりお勧めしません。

■レジスタントスターチ

炭水化物は冷えるとレジスタントスターチという成分に変わります。

レジスタントスターチはほとんどの炭水化物に含まれているのですが、加熱後、冷やすことによりその量が増加する。

レジスタントスターチが増えた冷たい炭水化物は小腸で消化吸収されにくく一部が便として排出されるので、ダイエットが期待できるということみたいです。

●効果が実証済みの3つの食べ物

  1. じゃがいも
    じゃがいもは冷やすとレジスタントスターチの含有量が2倍に増え、その増加率はNo.1
  2. タイ米
    粘り気が少ないお米の方がレジスタントスターチの含有量が多い
  3. あんこ(あんこの原材料の小豆)
    レジスタントスターチは豆類にも含まれている

知られざる寿命のヒミツ|ホンマでっかTV 3月7日

■ 冷たいご飯が脂肪&糖質の吸収を妨げる!?

食物繊維→体に必要なミネラルの吸収を妨げる

レジスタントスターチ→ミネラルの吸収を妨げない

ミネラル不足によるイライラ・貧血が少ない→健康的なダイエットに

レジスタントスターチは温めると効力が失われる

■ 冷たいご飯は夕食が効果的!?

■ 日本米よりインディカ米の冷ご飯の方が効果的!?

インディカ米の冷ご飯の方がレジスタントスターチが多く含まれる

【NHKガッテン】台湾で人気!ナガイモ(レジスタントスターチ)で便秘改善!長芋ジュースの作り方|1月15日

1日1回冷やごはんダイエット

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【感想】

温かいご飯を食べたいと思うので、冷たいごはんが好きな方以外はおすすめしません。




【予習編】

Yahoo!テレビ番組予告

●テーマ1「現体重の10パーセント減!?
“あるモノ”を2週間食べ続けるダイエットにアイドルが挑戦!」

●テーマ2「炭水化物でヤセる?!便秘解消にも効果的なダイエットを紹介!」

ダイエットの天敵、炭水化物を○○すると、摂取カロリーが減らせる?!そんなにわかに信じられない方法を、春香クリスティーンが検証。そのダイエット法とは、食事量を減らさず、炭水化物をある方法で食べること。

気になるのは、「炭水化物でやせる」ですね。

ダイエットや減量する方法して、ここ数年取り上げられていたのは、炭水化物を制限する低炭水化物ダイエット(糖質制限ダイエット)です。

【関連記事】

ただ、過剰にやりすぎてしまったり、誤った方法で行うことで体調を崩す人もいたようです。

そこで、今回は炭水化物とダイエットの関係について考えてみました。

 

糖質制限ダイエットはなぜ危険なのか?

●糖質は、生命を維持するために欠かせない栄養素であり、人間には1日170gの糖が必要。120グラムは脳で消費し、30グラムは赤血球のエネルギー源として消費されている。

●糖エネルギーが不足すると、それを補うために、タンパク質を構成しているアミノ酸を、肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き、体は自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えていくことで、結果、筋肉量がどんどん減っていってしまう。

●糖質制限ダイエットでは、炭水化物を抜けばどんな食べ物を食べても良いという間違った認識が広がっていたため、がっつりした肉料理ばかりを食べてしまい、血管に悪玉コレステロールが溜まっていき、動脈硬化高脂血症の原因ともなってしまう。

森谷敏夫さん「糖質を控えるダイエットではヤセない!」|たけしのニッポンのミカタ 10月22日によれば、現代女性は、糖質を控えるダイエットをしている人が多いようですが、この糖を摂取しない食生活によって、隠れ肥満が増えているそうです。

隠れ肥満とは、見た目はスリムであるにもかかわらず体脂肪率が高いタイプの肥満のこと。

隠れ肥満には注意が必要で、糖尿病高血圧などの生活習慣病を引き起こすこともあるそうです。

糖質を控えるから太る(≒糖質をとることで太りにくくなる)という理由については、

1.

糖質不足の生活を続け、蓄えていたグリコーゲンも枯渇してしまうと、人間は筋肉のたんぱく質を分解してブドウ糖を作り出すため筋肉がやせ細り、太りやすい身体になってしまう

森谷さんによれば、糖質をカットすると体重は減少するのですが、実際減っているのは水分であり脂肪はほとんど減らないのだそうです。

余ったグリコーゲンは約4倍の水と結合して貯蔵されます。

糖質を控えるダイエットをすると、蓄えていたグリコーゲンを分解し、脳のエネルギーとして使われてしまい、その際、グリコーゲンと結合していた水も一緒に排出されることになります。

つまり、体重は実際よりも4倍早く体重が落ちることになるのですが、この時脂肪は減っていないのです。

糖質を控えるダイエット

→グリコーゲンが枯渇

→筋肉のタンパク質を分解し、ブドウ糖を作り出す

→筋肉が減少

→基礎代謝が低下し、太りやすい体になる

2.

隠れ肥満傾向にある女性に糖質の多い食事(糖質6割)を2週間続けてもらったところ体脂肪が減少したそうです。

 

■便秘解消に役立つ食べ物は「ごはん」!?

直腸性便秘解消法|ためしてガッテン(NHK)によれば、便秘解消に役立つ食べ物とは、「ごはん」なのだそうです。

超意外!効果バツグンのあの食べ物 – ためしてガッテン(NHK)

2007年に発表された論文で、私たちの超身近な食べ物に便秘の予防効果があることが示されました。

それはなんと「ご飯」

4000人近い日本人女性の食生活を調べたところ、ご飯の摂取量が少ないグループ(中央値79グラム)に比べておよそ3倍多いグループ(251グラム)では便秘の割合が4割も少なかったんです。

ごはんの摂取量が少ない人に比べて、3倍ほど多く摂取するグループでは、便秘の割合が4割も少なかったそうです。

なぜ、ごはんが便秘解消に効果があるのでしょうか。

便秘の人の大腸では、便の水分が少なく硬くなっていることが出しにくさの原因の一つです。

便秘解消法として水分を摂取する事がすすめられていますが、水分をそのまま摂取しても多くは胃や小腸で吸収され、大腸まで到達しません。

一方、ご飯は消化されつつも水分を保持したまま大腸に至り、便を軟らかくする効果があると考えられています。

水分をとることが便秘解消方法のひとつとして言われていますが、水分の多くは、途中で吸収されてしまい、大腸まで到達しないそうです。

ご飯の場合は、水分を持ったまま大腸まで到達するので、便の水分が少なく硬くなっている場合の便秘の解消に役立つと考えられるようです。

 

■まとめ

現代人の食生活は炭水化物の多い食生活ですが、極端に糖質を制限した生活を続けると、反対に太りやすくなるようです。

決して炭水化物が悪いわけではなく、その摂取の量・仕方によっては、太りやすくなるということだと思います。

炭水化物のことをよく知れば、きっと健康的なダイエットに役立ってくれるはずです。







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ダイエット方法ランキング

2015年5月12日 @ 12:00

ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消&-5キロのダイエット&肌荒れ改善に成功!

> 健康・美容チェック > オメガ3 > えごまの栄養・効果 > ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消・-5キロのダイエット・肌荒れ改善に成功|私の何がイケないの?

2016年2月1日放送の「私の何がイケないの?」では、ざわちんさんがえごま油を摂取することで、便秘が解消し、肌荒れが治り、ダイエットにも成功したそうです。 

→ エゴマの健康効果 について詳しくはこちら




【目次】

■ざわちんさんの肌年齢

2015-02-12 the woman in the mirror

by Robert Couse-Baker(画像:Creative Commons)

ざわちんさん(当時23歳)の肌年齢は36.5歳で、油分量が少なく、シミが多く、毛穴の数が多いということでした。

■肌年齢を悪化させる原因

肌年齢を悪化させる原因としてまず考えられるのは、メイクの回数。

多い時には1日に5,6回メイクをしているそうなので、肌に負担がかかるのは仕方がないことかもしれません。

ただ、肌年齢を悪化させている原因は、メイクだけではなく、便秘にもあるそうです。

ざわちんさんは週に2回しかお通じがないそうで、便秘で老廃物がたまると、血管の中に吸収されて、頭痛・肩こり疲れやすい・だるい・ニキビ・肌荒れ・冷え性むくみなどの不調を起こしやすくなります。

■エゴマ油で便秘解消

ざわちんさんが便秘解消のために試した方法は、夜寝る前にエゴマ油を飲むだけ。

えごまとは、東南アジア原産のシソ科の植物です。

えごま油に含まれるオメガ3が腸の活性化に役立つそうです。

夜に飲むのは、夜に腸が活発に動くためで、その時間に飲むのが効果的なのだそうです。

ざわちんさんは、早くも2日目に効果が現れたようで、便通がよくなったそうです。

そして、週に2回の便通が4回になったそうです。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

■エゴマ油でダイエット

1か月後の結果、体重は53kg→48kgとなり、マイナス5キロのダイエットに成功しました。

亜麻仁油(オメガ3)を朝から飲んで運動すると脂肪燃焼を早める!|#林修の今でしょ講座によれば、オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。

→ キレイにダイエットするには、良質な油(オメガ3)が欠かせない!|1ヵ月間毎日スプーン1杯のオメガ3(エゴマ油)を摂取するダイエット実験 について詳しくはこちら

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■エゴマ油で肌荒れ改善

1か月後肌年齢を計測した結果、36.5歳→26.5歳と、10歳の若返りに成功!

シミの数は14個→8個に減少(32歳に相当)。

油分量は、43歳→15歳に。

便秘解消と美肌には関係があるようで、松本明子さんの40年以上の便秘が3週間で解消した方法とは?によれば、便秘が徐々に改善されるにつれてシミも薄くなり、くすみも取れて肌が明るくなっていったそうです。

肌年齢を計測してみたところ、肌の水分と油分は実年齢マイナス24才になったそうです。

→ オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか? について詳しくはこちら

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島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)

■オメガ3の健康効果

 コレステロールを下げる(LDLコレステロールを下げる)

 

 中性脂肪を下げる

中性脂肪を抑えるために効果的なEPA・DHA等を含む良質なたんぱく源を多く摂るのがよい。

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 動脈硬化心筋梗塞予防

 

 高血圧予防

 

 脂肪肝肝臓の病気)予防

 

 脂質異常症高脂血症)予防

 

 加齢黄斑変性予防

 

 ダイエット

なぜ良質な油がダイエットに欠かせないかといえば、「良質な油は代謝を促し、体脂肪が落ちやすくなる」からです。

オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。
 

 メタボリックシンドローム予防

 

 脳の活性化による記憶力のアップ

 

 認知症予防

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 花粉症アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の緩和

 

 うつ病のリスクを軽減(抗うつ作用)・イライラを抑える

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 美肌効果

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 便秘解消

 

→ オメガ3脂肪酸とは|オメガ3の効果・効能・ダイエット|オメガ3の多い食べ物・食品 について詳しくはこちら







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こんにゃくでダイエット|低カロリーで満腹感を味わうことができ、食事を改善できたことから、体重・コレステロール値・血糖値が下がる|ためしてガッテン(NHK)

ダイエット > こんにゃくでダイエット|低カロリーで満腹感を味わうことができ、食事を改善できたことから、体重・コレステロール値・血糖値が下がる|ためしてガッテン(NHK)

2010年11月10日放送のためしてガッテンのテーマは「太めの人ほど効果あり!こんにゃく裏ワザ大全」です。




■グルコマンナンとこんにゃく

こんにゃく

by Héctor García(画像:Creative Commons)

こんにゃくに含まれる「グルコマンナン」(水溶性食物繊維)は水に溶けるとドロドロになり、食事の油分やコレステロールをつかまえ、便通も改善するなどの効果があるそうです。

しかし、こんにゃくにはそのグルコマンナンの効果はないそうです。

こんにゃくを作る際に、水酸化カルシウムという凝固剤を加えるのですが、このときにグルコマンナンの性質が変わってしまい、不溶性の食物繊維に変わってしまうそうです。

一度グルコマンナンがこんにゃくになってしまうと元に戻ることはないため、こんにゃくにグルコマンナンのパワーは期待できないそうです。

■こんにゃくと便秘改善

こんにゃくがいつまでも消化されないことに便秘改善効果の理由があるようです。

番組では、内視鏡カプセルを使ってこんにゃくの消化過程を追いかけたのですが、こんにゃくは、大腸に到達するまでほとんど姿かたちを変えることなく、消化されずに移動していたのです。

つまり、こんにゃくが消化されていない状態で大腸にあることで便のかさが増え、早く排便のサインを送り、早く便を出すことにつながるようです。

■太めの人ほど効果あり?

こんにゃくにはダイエット効果、コレステロール抑制効果、糖尿病予防効果などが期待されているそうですが、それは本当なのでしょうか。

番組の実験によれば、体重・コレステロール値・血糖値が下がった人たちを見てみると、体重が多めの人に効果が出ていたようです。

体重が多めの人たちの普段の食事内容は一般の方よりも量やカロリーが多い食事をしていることが分かったそうです。

今回の実験で、こんにゃくを食事に取り入れたことで、結果的に低カロリーで満腹感を味わうことができ、食事を改善できたことから、体重・コレステロール値・血糖値が下がったと考えられるようです。







【年代別ダイエット関連記事】
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過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

健康・美容チェック > 胃腸の病気 > IBS(過敏性腸症候群) > 過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?

【目次】




■過敏性腸症候群(IBS)とは

Matador Nights (Photo Booth) Fall 2013

by University Student Union CSUN(画像:Creative Commons)

通勤中のおなかゴロゴロはストレス性疾患

(2016/2/12、毎日新聞)

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸内視鏡検査や腸に関連する血液検査などをしても異常が見つからないのに、腹痛や腹部膨満感、腹鳴(おなかがゴロゴロすること)などの症状や、下痢・便秘といった便通異常が慢性的に起こる病気です。

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないのですが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う病気です。

推定患者数は日本人の約13%にあたる1200万人で、比較的若い世代に多くみられます。

大学生の2割がIBS(過敏性腸症候群)の症状に悩んでいるによれば、大学生の2割以上がIBSの症状に悩んでいるそうです。

IBSは「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能型」の4タイプに分けられます。

過敏性腸症候群(IBS)は、症状のタイプによって「下痢型」「便秘型」「混合型(便秘と下痢を繰り返す)」の3つのタイプに分類されるとこれまで紹介してきましたが、「分類不能型」というものがあるそうで、IBSは4タイプに分けられるそうです。




■過敏性腸症候群(IBS)の4つのタイプ

・便秘型=全排便中、4回に1回以上は硬い便が出て、軟らかい便は4回に1回より少ない

・下痢型=全排便中、4回に1回以上は軟らかい便が出て、硬い便は4回に1回より少ない

・混合型=全排便中、硬い便が4回に1回以上で、かつ、軟らかい便も4回に1回以上ある

・分類不能型=上の三つのどれにも当てはまらないが、慢性的に便性状の異常がある

ローマⅢの基準とは次の通りです。

IBS診断基準(RomeⅢ)

過去3カ月間、月に3日以上にわたって腹痛や腹部不快感(痛みとは表現されない不快な感覚)が繰り返し起こり、次の項目の2つ以上がある

1.排便によって症状が軽減する
2.発症時に排便頻度の変化がある
3.発症時に便形状(外観)の変化がある

下痢系の過敏性腸症候群、男性の1割近くによれば、国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群(IBS)にかかっている人が1割近くいることが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べで分かっています。

また、近年では、若い女性を中心にIBS(便秘型が多い)と診断される人が増えているそうです。

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■IBSの原因は脳にある!?

IBSは、実は腸そのものの病気ではなく、脳に大本の原因があるストレス性疾患の一つです。そこで、病気の成り立ちを説明するのに「脳腸相関」というキーワードがよく使われます。

IBSは、大腸や小腸に原因となる異常がないため、ストレスが主な原因と考えられています。

腸は第二の脳と言われるほど敏感で繊細な臓器で、悩み事があったりすると起こると考えられます。

腸のセロトニンは、ストレスがかかると働きが活発になり、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こします。その結果、知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感などの不快感、運動異常からは便秘や下痢といった便通異常が起こってくるのです。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

そのことによって、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こし、内臓の知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感、運動異常からは便秘や下痢などの便通異常が起こってしまうそうです。

→ 過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・チェック・治し方 について詳しくはこちら




→ 乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|カルピス・徳島大 について詳しくはこちら




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乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|#カルピス #徳島大

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【目次】

■乳酸菌(ガセリ菌)が「脳腸相関」を介してストレス性の不調・腹痛(便秘・下痢症)・不眠の改善効果を実証|カルピス・徳島大

Stress

by fotologic(画像:Creative Commons)

乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認

(2014/9/8、カルピス)

「プレミアガセリ菌CP2305」は、整腸効果や安眠効果などの有益な生体機能調節作用を発現しますが、それらの効果は、脳腸相関を介した作用であることが実証されました。

カルピス株式会社発酵応用研究所は、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部ストレス制御医学分野 六反一仁教授との共同研究を行ない、乳酸菌Lactobacillusgasseri CP2305株(「プレミアガセリ菌CP2305」)が脳腸相関(腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経へ働きかけること)を介した作用により、整腸効果や安眠効果などの生体機能調節作用(薬剤や食事中の機能成分などが、体の構造や機能を変化させることで、体調を調節すること)をもたらすことが確認したそうです。




■脳腸相関とは?

過敏性腸症候群(IBS)は、大腸や小腸に原因となる異常が見られないのですが、腹痛などの腹部症状に下痢や便秘といった便通異常を伴う病気です。

過敏性腸症候群(IBS)は脳に原因があるストレス性の病気!?によれば、IBSは、大腸や小腸に原因となる異常がないため、ストレスが主な原因と考えられています。

そこで、病気の成り立ちを説明するのに「脳腸相関」というキーワードがよく使われます。

乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認

(2014/9/8、カルピス)

腸と脳は自律神経系を通じて双方向の情報伝達を行いながら、生体機能の恒常性を保っており、この仕組みを脳腸相関と言う。

腸管からのシグナル伝達により中枢神経系の機能が調節されることも徐々に明らかになっており、腸内細菌やプロバイオティクスは脳腸相関を通じて中枢神経系に影響を及ぼす因子として注目されはじめている。

セロトニンの97〜98%は消化管の中にあるそうで、腸のセロトニンはストレスがかかると働きが活発になるそうです。

そのことによって、内臓の知覚過敏と消化管の運動異常を引き起こし、内臓の知覚過敏からは腹痛や腹部膨満感、運動異常からは便秘や下痢などの便通異常が起こってしまうそうです。

■「プレミアガセリ菌CP2305」摂取で便秘・下痢症の改善

腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇|腸機能をつかさどる骨盤神経活動の回復(ストレス負荷時)
腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇|腸機能をつかさどる骨盤神経活動の回復(ストレス負荷時)

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

下痢モデルラットに「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、腸からの情報を脳に伝える腸迷走神経求心枝活動の上昇を確認し、また、ストレス負荷時における腸機能を司る骨盤神経活動の回復を確認したことから、便秘・下痢症状を改善させていると考えられるそうです。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

■「プレミアガセリ菌CP2305」摂取でストレス感受性の低下・睡眠しやすい状態になる

基底核血流量画像|基底核血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」菌末を3週間摂取
基底核血流量画像|基底核血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」菌末を3週間摂取

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

ストレスを自覚している人に「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、摂取後ではストレス応答や自律神経活動にかかわる脳の基底核の血流が抑制され、活動が相対的に低くなっていることからストレス感受性を低下させているのではないかと考えられるそうです。

急性ストレス応答に関する副腎交感神経抑制|血中コルチコステロン量の抑制
急性ストレス応答に関する副腎交感神経抑制|血中コルチコステロン量の抑制

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

下痢モデルラットに「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、脳腸相関を通じて急性期のストレス応答に関わる副腎交感神経活動を抑制していること、また、ストレスホルモンのコルチコステロンを抑制していることがわかったそうです。

これらの抑制によってストレス感受性が低下し、精神的なストレスを感じにくくしていると考えられるそうです。

大脳第8領域血流量画像|大脳第8領域血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」の菌末を3週間摂取
大脳第8領域血流量画像|大脳第8領域血流量比較|「プレミアガセリ菌CP2305」の菌末を3週間摂取

参考画像:乳酸菌Lactobacillus gasseri CP2305株が腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経に働きかけ、有益な生体機能調節を引き出すことを確認(2014/9/8、カルピス)|スクリーンショット

ストレスを自覚する人に「プレミアガセリ菌CP2305」を摂取させる実験によれば、摂取後、睡眠や行動を支配すると考えられる大脳第8領域の血流量が抑制されていることがわかったことから、「プレミアガセリ菌CP2305」の摂取により、睡眠しやすい状態となる可能性が考えられるそうです。

■まとめ

乳酸菌(「プレミアガセリ菌CP2305」)を摂ると、脳腸相関を介した作用によって、過敏性腸症候群の症状である便秘・下痢症が改善したり、精神的なストレスを感じにくくしてよく眠れるようになることができる。

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