「Mental Health」カテゴリーアーカイブ

静かなところで6分間の読書を行なえばストレスが7割減少する!?|#ホンマでっかTV

Reading

by Vladimir Pustovit(画像:Creative Commons)




2010年5月10日放送のホンマでっかTVで「究極のストレス改善法」が紹介されていました。

そのなかで、気になったのが、「たった6分の読書でストレスが7割減少!?」するということ。

このことについて詳しく知りたいと思い検索してみました。

読書がストレス解消に非常に効果的であることが研究で明らかに

(2009/3/30、GIGAZINE)

Reading ‘can help reduce stress’ – Telegraph

イギリスのサセックスにある大学で、心拍数などから読書・音楽視聴・1杯のコーヒータイム・テレビゲーム・散歩それぞれのストレス解消効果を検証したところ、読書は68%・音楽試聴は61%・コーヒータイムは54%・散歩は42%・テレビゲームは21%ストレス解消効果が現れたそうです。

また、静かなところで読書を行えば、わずか6分間で60%以上のストレス解消効果を得られるとのこと。

ただし、本を読むこと自体が重要なのではなく、本を読んでいる時間は現実世界のことを忘れてしまうくらい夢中になる事が重要であり、本の内容に没頭しないと効果が最大限に得られないとのこと。

たった6分間の短時間の読書でもストレス解消に効果的なのだそうです。

ただ大事なことは、読書が大事なのでなく、自分にとって夢中になる事をすることが、最も良いストレス解消法と言えそうです。







P.S. もう一つ番組で気になったキーワードが「フレネミー」。

Frenemy(フレネミー) – CUBE New York Catch of the Week by Yoko Akiyama

フレネミーとは、フレンドとエネミーをくっつけた造語で、TV版の 「セックス・アンド・ザ・シティ 」にも登場した言葉。

番組では、フレネミーとは、友達のふりをしているけど虎視眈眈と相手が落ちていくのを待っている人の事であり、フレネミーの見分け方法としては、親しく話を聞いてくるが、自分の情報は明かさない人だそうです。

フレネミーには気を付けた方が良いようです。

女性の2割、パワハラ・セクハラ経験あり|仕事を辞めた理由は4人に1人が「職場の人間関係」

seducing.

by samborowski(画像:Creative Commons)




■女性の2割、パワハラ・セクハラ経験あり|仕事を辞めた理由は4人に1人が「職場の人間関係」

女性の2割、パワハラ・セクハラ経験あり

(2012/6/14、日経ウーマンオンライン)

女性の2割前後がセクハラ(セクシュアルハラスメント)、パワハラ(パワーハラスメント)を受けた経験があることが分かった。

日本労働組合総連合会が学校卒業後に働いた経験がある18歳から59歳の男女1000人を対象にした調査によれば、女性の2割前後がセクハラ、パワハラを受けた経験があることが分かったそうです。

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また、仕事を辞めた経験がある人にそのきっかけを尋ねたところ、

「職場の人間関係」(27.4%)

が最も多かったそうです。

この数字は仕事をやめた経験がある人を対象にしていますが、実際は悩んでいるものの、どうしても辞めることができない人もいるでしょうから、もっと多くの人が職場の人間関係に悩んでいるであろうことが伺えます。







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米小児科学会が妊婦の飲酒を勧めないことを勧告|聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性や注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなる

Urban Outfitters

by José Antonio Morcillo Valenciano(画像:Creative Commons)




■米小児科学会が妊婦の飲酒を勧めないことを勧告|聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性や注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなる

「妊婦の飲酒は一切ダメ」、米小児科学会が勧告

(2015/10/22、CNN)

小児科学会では、妊婦が1日に1杯飲んだだけでも生まれてくる子どもの発達障害の危険が高まると指摘。聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性があるほか、情報処理能力などの問題や、注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなるとしている。

米小児科学会が子どもの発達障害の危険が高まることから妊婦の飲酒を勧めないことを勧告しました。

■「胎児性アルコール症候群(Fetalalcohol syndrome:FAS 」

妊婦のアルコール飲料の摂取による胎児への影響

(2009/6/1、食品安全委員会)

妊娠中にアルコールを摂取した女性から生まれた子供に、
・特徴的な顔貌(小さな目、薄い唇など)
・発育の遅れ
・中枢神経系の障害(学習、記憶、注意力の持続、コミュニケーション、視覚・聴覚
の障害など)
などの先天異常が見られる場合があり、これを「胎児性アルコール症候群(FAS)」と呼びます。

「胎児性アルコール症候群(FAS)」の基準のすべてを満たさない場合であっても、行動や認知の異常がある場合をアルコール関連神経発達障害 (Alcohol-related neurodevelopmental disorder:ARND) 、心臓、腎臓、骨、聴覚の障害がある場合をアルコール関連先天異常(Alcohol-related birth defects:ARBD)となり、アルコールが原因となる胎児の障害を総称して 「胎児性アルコール・スペクトラム障害(Fetal alcohol spectrum disorders:FASD 」と呼ぶそうです。

■まとめ

妊娠中の飲酒、生まれる子の精子に悪影響も=研究によれば、アルコール摂取によって、生まれてくる子供の生殖能力に影響する恐れがあるそうです。

子供の将来を考えて、ぜひ妊娠中はお酒を飲まないようにしてくださいね。







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「低体温」は「うつ」を誘発しやすくなると専門家|精神を安定させる働きのあるセロトニンが体が冷えるとうまく作り出せないから

Mental Illness

by Alachua County(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 低体温> 「低体温」は「うつ」を誘発しやすくなると専門家|精神を安定させる働きのあるセロトニンが体が冷えるとうまく作り出せないから




■「低体温」は「うつ」を誘発しやすくなると専門家|精神を安定させる働きのあるセロトニンが体が冷えるとうまく作り出せないから

「低体温」は「うつ」を誘発しやすくなると専門家

(2010/2/28、MAQUIA)

また最近問題視されているのが、平熱が35度台である「低体温」。

これも放っておくと危険。

体の病気はもちろん、心の病も引き起こしやすく、「うつ」もそのひとつ。

「脳内には、精神を安定させる働きのあるセロトニンという神経伝達物質があります。

でも体が冷えると、セロトニンがうまく作り出せず、精神状態が不安定になるのでうつにもなりやすくなるのです」(東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長・川嶋 朗先生)

低体温によって、身体の不調が引き起こされることが増えているということをこのブログでは伝えてきましたが、今回の記事によれば、心の病である「うつ」も低体温によって誘発しやすくなるそうです。

精神を安定させる働きのあるセロトニンが低体温の状態だとうまく作り出せないからなのだそうです。

低体温を改善して、心も体も元気を維持したいですね。

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら

→ 体温を上げる方法 についてはこちら




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■低体温改善方法

冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする

糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。

温かい飲み物を飲んで低体温改善!

旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!

食べない系ダイエットは避ける

食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。

食事誘発性熱産生といいます。

たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

運動で低体温改善!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。

お風呂にゆっくり浸かる

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。

さらには、低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法

40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。

最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。

※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。

1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。

2.2分経ったら上半身のストレッチ

両肘を後ろに突っ張り胸をはる

左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)

(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)

3.下半身のストレッチ

入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す

坐禅のように脚を組む

足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす

5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)

(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)

4.10分たつまでゆっくり浸かる

【参考記事】

お酒の飲みすぎに気をつける

タバコを控える

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。

 ヘスペリジン

グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。

また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。

【関連記事】

冷え性のツボ

足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)の位置・押し方

足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)の位置・押し方

下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方

足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)の位置・押し方

下半身の血流改善のツボ:臀中(でんちゅう)の位置・押し方

マッサージ

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。

冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

【参考記事】

→ 体温を上げる方法!温活・低体温改善方法(食事・運動) について詳しくはこちら







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 低体温関連ワード

低体温

冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え)

運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?

Lenzie Jog

by Martin Alvarez Espinar(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > メンタルヘルス(うつ・鬱病・不安) > 運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?




■運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?

運動がストレス耐性アップに効く科学的根拠とは?

(2009/11/27、ライフハッカー)

米紙「ニューヨークタイムズ」では、運動とストレスとの関係を脳の働きから解き明かした研究内容を紹介しています。

米プリンストン大学の研究チームでは、じっと座っているネズミと、活動的に走り回るネズミにおいて、脳の動きを比較

それぞれのネズミを冷たい水に突っ込んでみたところ、いずれのネズミの脳でも、水につけられたことによるストレス反応が見られたそうですが、活動的なネズミのほうが生化学的にも、分子的にも概して穏やかな反応だったとか。

走ることで生まれる細胞がストレスからの影響を受けづらくする緩衝材になっているからだそうです。

また別の実験によると、ストレス負荷をかけて無力感や不安を与えたネズミは、脳でのセロトニンの活動が活発であった一方、ストレスをかける前に数週間運動させたネズミはセレトニンの活動が少なく、不安感や無力感につながりづらかったとのことです。

これらの実験結果と考察から、運動がストレス耐性に効果的であることが脳の動きからもわかったわけですが、短期間で成果が出るものではないよう。

米コロラド大学の研究によると、3週間運動したネズミには、ストレスに対する脳の働きに特段の変化は見られなかった一方、6週間運動したネズミには変化が認められたそうです。

プリンストン大学が行なったネズミの実験によれば、活動的なネズミのほうがストレスに対して穏やかな反応を示したそうです。

その理由としては、走ることで生まれる細胞がストレスからの影響を受けづらくする緩衝材(衝撃を吸収して中身を守るクッションを思い浮かべるとわかりやすいですね)になっていると考えられるそうです。

運動がストレス耐性に効果的であることが実験によってわかりましたが、その効果は短期間では得られるものではないようです。

米コロラド大学の研究によると、3週間運動したネズミには、ストレスに対する脳の働きに変化は見られなかったようですが、6週間運動したネズミには変化があったそうです。

すべてネズミで行った実験であるため、人間も同様の結果が得られるのかどうかはわかりませんが、一つの参考として、運動を続けることがストレスに強くなる方法と考えられます。

できるビジネスマンが運動を生活習慣の一部に取り入れているのは、体力づくりや健康のためだけでなく、こういうこともあるのかもしれませんね。

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるもの|厚生労働省調査によれば、性別を問わず、運動習慣がある人ほど年収が高い、もしくは、年収が高い人ほど運動習慣を持っているといえます。

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」によれば、会社を経営している起業家には運動する習慣を持っている人が多いそうです。

それは、運動による健康効果を十分に理解し、感じているからなのかもしれません。

たとえば、「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長(2009/11/12、プレジデント)によれば、日本マクドナルド・原田社長(当時)は、毎朝10.5キロのジョギングが日課で、週末は自転車100キロ走るそうです。

家庭でのことや仕事のことでストレスを抱えている人は、運動を続けてみてはいかがでしょうか。

【追記(2016/12/10)】

以前紹介したものはネズミの実験における運動とストレスの関係でしたが、今回紹介する記事では人における運動とストレス・精神的な健康の関係が紹介されています。

「心を強くする」には運動が欠かせないワケ うつ病の治療と予防には定期的な運動が効く|The New York Times

(2016/12/9、東洋経済オンライン)

有酸素運動の仕方によって被験者を3つのグループに分けたところ、運動量が最も少なかった男女のグループは、最も多いグループよりもうつ病を患う確率が約75%も高かった。中間のグループについては、最も運動量の多いグループよりもうつ病になる確率は約25%高かった。

有酸素運動の運動量が多かったグループのほうが、運動量が少なかったグループよりもうつ病になる確率は低かったそうです。

なぜ運動をするとうつ病の発症リスクが下がるのでしょうか?

確立した答えはまだ出ていないようですが、一つの研究がその仮説となると考えられます。

うつ病の人の運動前後の血液サンプルを調査した過去の20の研究を分析したところ、運動によってさまざまな炎症マーカーの値が著しく低下した一方で、脳の健康に寄与すると考えられるさまざまなホルモンや生化学物質のレベルが増加していた。

医学誌「ニューロサイエンス・アンド・バイオビヘイバラル・レビュー」に2月に掲載された研究によれば、運動によって様々な炎症マーカーの値が低下し、また脳の健康に良い影響を与えると考えられるホルモンや生化学物質のレベルが増加していたそうです。

男性更年期障害の対策としても運動がすすめられており、適度な運動をすることによって、男性ホルモン「テストステロン」が分泌され、うつ症状の改善が期待されます。

極端な例になりますが、1か月のハイキング生活で体はどのように変化するか?で紹介した29日間で1日8~10時間のハイキングを行なった男性の場合、ストレスホルモンともいわれるコルチゾールの値は平常が10-23μg/dLのところ、ハイキング前17.8μg/dL→ハイキング後10.8μg/dLと、コルチゾール濃度の正常範囲の最高値に達しました。

また、男性ホルモンのテストステロンは正常範囲が8.7-25.1pg/mLのところ、ハイキング前4.4pg/mL→9.9pg/mLと2倍以上に上昇しています。

先ほどの記事にも書かれている通り、検証した研究の大半は規模が小さく、調査期間も短いため、結論を出すまでには至らないようですが、一つの仮説として、「運動をするとうつ病になりにくい」と考えてよいのではないでしょうか?







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