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「愛してる」の言葉で体温が上昇する!?|パナソニック実験動画

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参考画像:LOVE THERMO #愛してるで暖めよう|YouTubeスクリーンショット

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「愛してる」の言葉で体温が上昇 パナソニックが実験動画を公開

(2016/1/21、産経新聞)

インタビューの間、高性能なサーモパイル赤外線センサーにより、被験者の体温(感情の影響が出やすいとされる鼻を中心とした付近の表面温度)の変化を測定。その結果、最低でも+0.3℃、最高では+1.2℃と、6家族の平均で約0.8℃も体温が上昇。愛の言葉は心だけでなく体も暖めることが実証された。

愛の言葉を記した手紙を読み上げると、体温が最低でも+0.3℃、最高では+1.2℃と、6家族の平均で約0.8℃上昇したそうです。(現在動画の公開は終了しています。)

体温が上昇した理由としては、高尾文子教授(広島国際大学医療栄養学部医療栄養学科)によれば、次のような理由が考えられるそうです。

親しい人々と交流したり、音楽などを聞いてリラックスしているときは、副交感神経が活性化し、血液が体中を循環して老廃物を回収、新陳代謝を促進して、体のダメージを回復してくれます。

今回のパナソニックの動画では、家族からの愛情を被験者が感じることによる体温の上昇を計測していますが、被験者がリラックスし副交感神経が働くことで、抹消体温が上がることは十分考えられることであり、人が愛情を感じ脳も体もリラックスすることで、より健康になっていくということを例示する、興味深い取り組みだと思います

リラックスすることで副交感神経が活性化し、血液が体中を循環することで、体温が上がるということが考えられるそうです。

名前(ファーストネーム)で呼びかけられると女性の愛情ホルモンは増加する!?によれば、ファーストネーム(名前)を呼ばれると、愛情ホルモンであるオキシトシンが増加し、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少するということがわかったそうです。

Call Her Name | RED B.A/株式会社ポーラ

感謝を伝えることや名前で呼ぶことなどといった些細なことでも大事な家族を健康にすることができるということなのだと思います。

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低体温

冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え)

Scanadu|センサーで生体情報(心拍数&心電図、血圧、体温、呼吸数、酸素飽和度など)を読み取り、スマホでデータをチェックするデバイス

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参考画像:Scanadu Tutorial Video|YouTubeスクリーンショット




■Scanadu|センサーで生体情報(心拍数&心電図、血圧、体温、呼吸数、酸素飽和度など)を読み取り、スマホでデータをチェックするデバイス

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

「<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則」(著:ケヴィン・ケリー)を読んでいる時にスキャナドゥ[Scanadu]というスタートアップの製品について興味を持ちました。

「スタートレック」に出てくる自動診断装置トライコーダーに触発されてAI診断装置を作っているスタートアップ企業スキャナドゥ[Scanadu]

スタートレック好きでなくとも使える、家庭用医療端末「Scout」

(2013/6/11、WIRED)

体温や血圧、呼吸速度などのさまざまな生体情報を測定できるこの端末は、先ごろクラウドファンディングサイトのIndiegogoで支援者の募集を開始し、すでに目標額の7倍近い70万ドルの出資を集めている。

スキャナドゥ[Scanadu]が開発しているScanadu Scout(スキャナドゥ スカウト)を使えば、デバイスについているセンサーで、心拍数(Heart rate)&心電図(ECG)、血圧(Blood Pressure)、体温(Temperature)、呼吸数(Respiratory Rate)、酸素飽和度(Oximetry)などの生体情報を読み取り、スマホでそのデータをチェックすることができます。

今までは個別のもので測定しなければならなかったものを、一つのデバイスで読み取ることができるというのは、健康管理をしたいユーザーにとってはとても楽になりますよね。

■まとめ

ウェアラブルデバイスで得た生体データによる病気の予兆を検知することで運転手の突然の体調変化による死亡事故を未然に防ぐシステムで紹介したsdtechは、リストバンド型の血圧測定デバイスを運転手につけてもらい、脈拍、心電図、体温、呼吸数、血中酸素濃度をクラウド上でモニターすることで、病気の予兆を検知するサービスを提案していましたが、デバイスとしては同じような機能を持っているようです。

こうしたデバイスの目指す先は、こうした生体データをどう健康管理に生かすかです。

ユーザー側としては、データだけを読み取っても、それをどう健康管理に活用したらよいのか、何らかの提案がなければどのように利用したらよいのかわからず、いずれ使わなくなってしまうかもしれません。

例えば、生体データを読み取り、人工知能(AI)や医師などの医療従事者・病院でチェックしてもらい、異常値があれば病院で詳しい検査を行うようにするなどのサービスが必要になってくると思います。

また、急に体調不良のサインが出れば、提携している企業が救急車などを呼ぶなどのサービスも考えられるのではないでしょうか。

そのほかにも、数字だと直感的に理解できないので、別の感覚として表示し、例えば、異常値が出た場合には「振動」で知らせるようにするというのも考えられそうです。

→ スマートウォッチは病気の早期発見に役立つ|正常値とベースライン値の確立が重要|スタンフォード大 について詳しくはこちら

→ 人間は「感覚追加」を行うことで新しい世界を見ることができるかもしれない!?|デイヴィッド・イーグルマン「人間に新たな感覚を作り出すことは可能か?」より について詳しくはこちら







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体温上昇伝達メカニズム解明 熱中症や日射病の治療法に役立つ期待|京大

Temperature in C° + R

by Acid Pix(画像:Creative Commons)

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■体温上昇伝達メカニズム解明 熱中症や日射病の治療法に役立つ期待|京大

暑さ情報の脳内伝達ルート解明 京大と米大など

(2010/4/30、日本経済新聞)

京都大学の中村和弘特定助教と米オレゴン健康科学大学の研究チームが行なったラットの実験によれば、暑いときに無意識のうちに体温調節機能が働く際の脳の情報伝達経路がわかったそうです。

■背景

ヒトは「暑い!」と感じると体温調節を行っていることはわかっていましたが、その情報伝達経路についてはわかっていなかったそうです。

■研究結果

皮膚にあるセンサー役のたんぱく質で「暑い!」という情報をとらえる

→暑さ情報を脊髄を通じて脳に伝える

→脳の体温調節中枢から指令が出て血管が広がり、血流を増やす

→熱を放出し、体温上昇を防ぐ

暑いときに活発に働く神経細胞が脳の「橋(きょう)」と呼ばれる部分にある「結合腕傍核(けつごうわんぼうかく)」に集まっており、この神経細胞が暑さ情報を体温調節中枢に伝えることが分かったそうです。

■まとめ

体温が上昇した際に脳へ情報を伝える伝達メカニズムが解明されたことで、熱中症や日射病など体温の維持機能が働かなくなる病気に対する効率的な治療法が期待されるそうです。







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初稿:2010年4月27日

低体温になると、体に不調が現れたり、基礎代謝が落ちてダイエットしにくくなる!?

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by Fit Approach(画像:Creative Commons)

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■低体温になると、体に不調が現れたり、基礎代謝が落ちてダイエットしにくくなる!?

このブログでも提案している「体温を上げてダイエット」に関する記事をご紹介します。

冬だからこそやりたい、体温上昇ダイエット

(2010/2/27、独女通信)

『体温を上げると健康になる』(サンマーク出版)が40万部を突破する大ヒットを飛ばし、今「体温」が注目を浴びている。

昨年3月に発売された本だが、今なお売れ続けているとか。

「低体温」に関しては、書籍やテレビでも取り上げられ、注目が集まっています。

この本にも書かれているが、最近では低体温の人が増えているそうだ。

低体温とは、体温が36度以下のこと。

体温が低いとどうなるのかというと、まず基礎代謝が落ちて、免疫力が下がり感染症にかかりやすくなったり、自律神経が誤作動を起こしホルモンバランスが崩れたり、新陳代謝が低下して肌のトラブルに見舞われるなど、健康に大きな影響があるという。

低体温になると、体に不調が現れたり、基礎代謝が落ちてダイエットしにくくなるなどの影響が出てきます。

そこで、低体温を解消する方法の一つに、筋トレによる筋力アップがあります。

前出の『体温を上げると健康になる』では、低体温を解消する方法のひとつとして、筋力アップを掲げている。

筋肉を鍛えれば基礎代謝量が増え、それとともに体温も上がっていくということだ。

運動をするようになって、偏頭痛や生理痛がなくなったといった良い結果が出た人もいるそうです。

→ 生理不順(月経不順)の原因・対策 について詳しくはこちら

→ 生理痛の症状・原因・緩和する方法 について詳しくはこちら

また、この記事でも紹介されていますが、運動が苦手な方は、スロートレーニング(スロトレ)がおすすめです。

ぜひ運動をして低体温を解消しましょう。

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 について詳しくはこちら

→ 体温を上げる方法 について詳しくはこちら

■低体温改善方法

冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする

糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。

温かい飲み物を飲んで低体温改善!

旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!

食べない系ダイエットは避ける

食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。

食事誘発性熱産生といいます。

たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

運動で低体温改善!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。

また筋肉を使うことで体温が上がります。

ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。

お風呂にゆっくり浸かる

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。

さらには、低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法

40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。

最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。

※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。

1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。

2.2分経ったら上半身のストレッチ

両肘を後ろに突っ張り胸をはる

左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)

(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)

3.下半身のストレッチ

入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す

坐禅のように脚を組む

足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす

5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)

(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)

4.10分たつまでゆっくり浸かる

【参考記事】

お酒の飲みすぎに気をつける

タバコを控える

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。

 ヘスペリジン

グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。

また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。

【関連記事】

冷え性のツボ

足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)の位置・押し方

足の冷えと腰痛解消のツボ:胞肓(ほうこう)の位置・押し方

下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方

足の冷え改善のツボ:八風(はちふう)の位置・押し方

下半身の血流改善のツボ:臀中(でんちゅう)の位置・押し方

マッサージ

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。

冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

【参考記事】

→ 体温を上げる方法!温活・低体温改善方法(食事・運動) について詳しくはこちら







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低体温

冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え)

「平熱」が1日の間でどのように変化するかを知る、iPhoneを活用した研究がスタート

iPhone 6+ Screen

by Omar Jordan Fawahl(画像:Creative Commons)




「平熱」とは何か、iPhoneで明らかにする研究が開始

(2016/4/1、ギズモード)

ボストン小児病院の研究チームは、アップルのResearchKitを使って「Feverprints」というアプリを開発しました。それは、ユーザーに日々の体温データを収集させ、それを研究者に送るアプリです。

「我々が目指すのは、平熱が1日の間でのどのように変化するかを知ること、体温をよりよい診断の道具としていくこと、いろいろな症状や疾患経過における解熱剤の効果を評価していくことです」とアプリを作ったチームのひとり、Jared Hawkins氏は言っています。

ResearchKitを活用した研究がいろいろと始まっています。

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今回の研究は、ResearchKitを使ったアプリでリマインドしてユーザーに体温を計るように促してデータを収集し、平熱が一日の間でどのように変化することを知ることを目的としています。

脈拍を計ることで体調管理をすることができますが、同じように体温も貴重な健康管理に対する情報です。

【関連記事】

人間の平均体温は37度なのですが、最近では体温が35度台や34度台といった低体温の人も増えています。

【関連記事】

今回の研究とは直接的には関係ありませんが、もしかすると、体温が下がっている人には共通の生活習慣があり、今回の研究によって、体温が下がっている原因をつかめるかもしれません。