■厚生労働省 メタボリック診断、職場でも義務化
国が健康保険法を改正したことで、厚生労働省は、2008年度からメタボリック・シンドロームの予防・改善を目的とする新しい健診制度を導入する計画を打ち出し、健康保険組合にメタボ対策を義務付けました。
メタボリック・シンドロームの予防対策をしていない健保組合には国からの助成が出なくなるため、また、一定期間内の減少率が国の基準に達しなかった健保に対しては、事実上の「罰金」を課すといったペナルティまで検討していることから、メタボリック対策に今から動き出すところが出てきているそうです。
なぜ、健康保険組合にメタボリック対策を義務付けたのでしょうか。
それは、将来の医療費負担を抑えたいという狙いがあるようです。このままでは、医療費で国がつぶれてしまうという恐れがあるのかもしれません。
メタボリック・シンドロームとは、病気ではなく、本来生活改善をするきっかけとなるべきものです。その意味で、「メタボリック健診」を行なうことは大変意義があると思います。
【関連記事】
|