hakuraidou_blog のすべての投稿

スマホ所有者の約25%がスマホで健康管理をしている

Fitbit-Profile

by Vanessa Blaylock(画像:Creative Commons)




■スマホ所有者の約25%がスマホで健康管理をしている

4人に1人がスマホで健康管理。連携デバイスではFitbitとApple Watchが人気 MMD研究所調べ

(2015/12/10、Engadget Japanese)

MMD研究所は、スマートフォンを利用した健康管理に関する調査結果を公開しました。調査結果によると、20歳以上の男女のうち24.1%がスマートフォンで健康に関する記録をしているとのこと。また、16.3%がスマートフォンと連携する健康管理デバイスを利用していることがわかりました。

20歳以上の男女のうち24.1%がスマートフォンで健康に関する記録をしているそうです。

具体的な製品群としては、Fitbitのウェアラブル活動量計「Fitbitシリーズ」が16.4%、Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」が15.6%で、利用されている健康管理デバイスのトップ2となっています。

【関連記事】

スマホユーザーの約58%が健康関連アプリをダウンロード|どんなアプリが人気なのか?で紹介したアメリカ国内のスマートフォン所有者1,604名を対象に実施した調査によれば、スマホユーザーの約58%がフィットネスや健康アプリをダウンロードしたことがあるそうです。

【参考リンク】

調査:スマホユーザーの58%がフィットネスや健康アプリをダウンロードしている

(2015/11/17、mHealth Watch)

少なくともひとつの健康アプリをダウンロードをしたことのある回答者のうち、過半数の65%は1日に1回以上アプリを開き、このグループのうち44%は1~10分間アプリを使っていた。

スマホで健康管理をしている人は、比較的健康に対して関心が高い人だと思います。

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるもの|厚生労働省調査によれば、所得が高い人ほど健康的な生活習慣を持っている、または健康的な生活習慣の人ほど高所得であると考えられます。

例えば、低収入ほど野菜不足-厚労省栄養調査で紹介した厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査によれば、低収入ほど野菜の摂取量が不足しているという結果が出たそうです。

また、低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しないによれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

#健康格差 とは|所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなる!?#健康格差 は収入・学歴などが要因?|WHO、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるでも取り上げましたが、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるということがWHOでも一つの問題として注目されているようです。

健康格差とは、所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなるといわれている格差のことです。

スマホで健康管理をしている人はすでに健康に関して意識が高い行動をしていると思われるので、社会的に健康な社会を目指すならば、イギリスの取り組みが参考になるのではないでしょうか。

「所得」「地域」「雇用形態」「家族構成」の4つが「#健康格差」の要因|NHKスペシャルによれば、イギリスでは脳卒中や虚血性心疾患の死亡者数を8年間で4割減らすことに成功したそうですが、その理由としては、イギリス食品基準庁が塩分を減らすように食品の塩分量の目標値を設定したことにあるそうです。

現在、日本人の一日の塩分摂取量として推奨されているのは、10g未満です。

ただし、高血圧患者ではさらに基準が厳しく、1日6g未満となっています。(日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインより)

減塩のための食事を自分で作るのは大変ですが、食品メーカーが減塩に取り組むことによって、全体的に塩分摂取量が減らすことができるというのは大変いい取り組みだと思います。

また、「所得」「地域」「雇用形態」「家族構成」の4つが「#健康格差」の要因|NHKスペシャルによれば、足立区でも同様の対策が行なわれているそうです。

東京都足立区の平均年収は23区で最も低い300万円台前半(港区の3分の1程度)で、健康寿命は23区の平均よりも2歳短く、糖尿病の治療件数が最も多いそうです。

そこで足立区は区民が「自然と」健康になるようにする対策として行なったのが、飲食店にはお客のお通しに野菜を提供すること、肉のメニューと野菜のメニューを同時に頼まれても、必ず野菜から出してもらうようにお願いをし、また、区立のすべての保育園で野菜を食べる日を設け、調理は子ども自身が担当することで、楽しみながら野菜を摂取してもらうようにしたそうです。

この取り組みによって、足立区の1人当たりの野菜消費量は年間で5kg増えたそうです。

意識的に健康的な生活習慣を選ぶという時代から、自然と選んでいるものが健康的なものという時代にこれからは変わっていくことが期待されます。

【関連記事】

→ スマートウォッチは病気の早期発見に役立つ|正常値とベースライン値の確立が重要|スタンフォード大 について詳しくはこちら







糖尿病と血管の病気(冠動脈疾患)の関係

Untitled

by Diabetes Education Events(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 糖尿病と血管の病気(冠動脈疾患)の関係




続・糖尿病50話:第31話 糖尿病は血管の病気! 

(2008/11/4、毎日新聞)

糖尿病は血糖が高くなる病気ですが、長期間、血糖値が高い状態が続くと、全身の血管に影響を及ぼし、細小血管や大血管の合併症を起こします。

糖尿病患者の死因として最も多いのは大血管症、つまり心血管病です。

特に欧米では狭心症、心筋梗塞(こうそく)などの冠動脈疾患による死亡は糖尿病患者の死因の3~5割を占めており、わが国でも脳血管障害とともに死因の上位に位置します。

糖尿病患者の死因の上位に位置するのが冠動脈疾患なのだそうで、その冠動脈疾患の発症頻度が増加傾向にあるそうです。

糖尿病患者の冠動脈疾患の特徴を記事のなかからまとめてみました。

  • 非糖尿病者に比べて、階段昇降や歩行時の前胸部の圧迫感などの狭心症の症状が出にくい。
  • 心筋梗塞になっても症状が強くないため、心筋虚血が重症にならないと胸痛を感じにくい。
  • 冠動脈は右、左に大きく分けて太いのが3本ありますが、糖尿病患者では3本ともに動脈硬化が起こって内径が狭くなることが多く、枯れ枝状の細い血管になり、またカルシウムの沈着(石灰化)も高頻度に認められます。

動脈硬化が起こる原因は、糖尿病と合併して起こる病気の脂質異常症(高脂血症)高血圧メタボリック、喫煙、運動不足などの生活習慣も重要になっています。

冠動脈疾患の発症を予防するためにも、食生活の改善や運動不足の解消などが必要です。

→ 糖尿病の症状(初期症状)チェック について詳しくはこちら







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

#Twitter 創業者 Jack Dorsey が毎日チェックする「する/しない」リストを健康的な視点から見てみる

Jack Dorsey

by Joi Ito(画像:Creative Commons)




Twitter創業者ジャック・ドーシーが毎日欠かさずチェックする「する/しない」リスト

(2013/10/31、Lifehacker)

米メディア「the Next Web」に紹介された、Twitterの創業者で、Squareの共同設立者のジャック・ドーシー「する/しない」リストを健康的に視点からチェックしてみたいと思います。

■ジャックが「する」リストに入れている項目

●今を生きる:過去にも未来にも執着しない

今を生きているからこそ、今なお積極的に新しいサービスに取り組んでいるのでしょうね。

 

●弱味を見せる:自分のミスや恐怖を人に見せると、他人と仲良くなりやすい

リーダーというのは、弱みを見せないようにするものだと思っていました。

ただ、この感覚が世間に対する「共感」を忘れず、新しいサービスにも活かされているのかもしれません。

 

●レモン水と赤ワインだけを飲む

レモンからビタミンCを、赤ワインからはポリフェノールを摂取しているということでしょうか。

 

●毎日20回のスクワットを6セット、3マイルのランニング

毎日運動(スクワット・ランニング)をしているそうです。

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」でも紹介しましたが、今の起業家は健康増進のために運動する人が多いそうです。

【関連記事】

仕事の合間に運動をするとモチベーションや生産性がアップするという研究結果

エロン大学で行なわれた調査結果によると、運動後は運動前よりも元気になるだけでなく、認知能力の向上も見られたそうです

「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。

運動をすると頭も体もスマートになる?

運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。

運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?

  • 数週間運動を続けると、ストレス耐性に効果があると考えられるということ。

  • ただし、短期間では成果ができるものではないということ。

 

●このリストに関する瞑想

海外ではセレブ、起業家、ビジネスマンなど瞑想を取り入れている人が増えているというニュースを良く見かけます。

心身共の健康を意識しているのでしょうね。

 

●真っ直ぐ立つこと、重いバッグを10分間持つこと

あなたのクセが姿勢を崩し体調不良の原因に!?でも紹介しましたが、現代人の生活は姿勢を崩しやすく、特に前かがみになりやすい生活習慣が多いです。

そのためにも、まっすぐに立つことを意識することは良いことなのだと思います。

ただ、重いバッグを10分間持つことはどういう意味があるのかわかりません。(負荷をかけたり、握力を鍛えたりでしょうか)

【関連記事】

 

●みんなに挨拶をする

コミュニケーションをとることを大事にしているのでしょうね。

 

●7時間睡眠をとる

7時間睡眠の人は死亡率が最も低い!?|ホンマでっかTV(4月6日)ということを以前紹介しましたが、健康を意識する起業家ですから、こうしたこともしっかり調べた上で行っていることだろうと思います。

 

「しない」リストはこちら。

●目をそらさない(アイコンタクトを避けない)
●遅刻しない
●期待せず、期待に応えようともしない
●砂糖を摂らない

糖化・AGEsを知ってアンチエイジング・病気予防でも紹介しましたが、糖化は、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことにより、老化を促進するだけでなく、肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えるそうです。

そのため、甘いモノを摂り過ぎの人は注意が必要なのですが、そうしたことを知って、ジャック・ドーシーさんも砂糖のとりすぎを気をつけているのかもしれません。

 

■まとめ

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」という記事を以前紹介しましたが、ジャック・ドーシーさんもまさに「睡眠、食事、運動」に気をつけているようです。

あなたも「する/しない」リストを作ってみませんか?







【関連記事】

つめの病気の種類(爪水虫・陥入爪・巻き爪・糖尿病)と治療法

Small selfie

by Hernán Piñera(画像:Creative Commons)




■つめの病気の種類(爪水虫・陥入爪・巻き爪・糖尿病)と治療法

多くの人が知らないうちにつめの病気にかかっているそうで、そのままにしておくと手術が必要な場合もあるそうです。

健やかわかやま:つめの病気、最新治療法 専門機関に相談を--水虫・変形 /和歌山

(2008/12/20、毎日新聞)

病気の一つに、水虫の原因である菌がつめに入り込んで変形し、ひどくなるとぼろぼろと崩れる「爪(つめ)水虫」があります。

飲み薬を3~6カ月間続けることで患者さんの75%が完治します。

しかし再発も多く、5年後には21%が再発したというデータもあります。

再発を防ぐためには常に足を清潔に乾燥させることが大切です。

水虫の原因である菌がつめに入り込んで変形し、ひどくなるとボロボロと崩れる「爪水虫(つめみずむし)」があります。

飲み薬を3~6カ月間続けることで患者さんの75%が完治するようですが、足を常に清潔にするなど再発防止ができずに、5年後には21%が再発したというデータがあるそうです。

■つめの病気の治療法

最近の治療法として、巻きづめや、巻いたつめの角が肉に刺さって炎症を起こす陥入爪(かんにゅうそう)には、ワイヤを使った矯正や人工つめで、つめの形を変える方法が軽症の例で用いられています。

重症例では、巻き込んでいるつめが生えないようにするフェノール法が利用されています。

「陥入爪(かんにゅうそう)」は、足親指の爪の角が皮膚に食い込んで、歩くと痛い爪の病気で、日本人の10人に1人が発症するといわれる爪の病気です。

巻きづめや、巻いたつめの角が肉に刺さって炎症を起こす陥入爪には、ワイヤーを使った矯正や人工つめで、つめの形を変える方法が軽症の例で用いられています。

また、重症例では、巻き込んでいるつめが生えないようにするフェノール法が利用されています。

糖尿病でも足や足のつめに影響を及ぼすことがあります。

糖尿病では足や足のつめが変形しやすく、足に傷が入ると腐敗が進み、患者さんの4~20%が足切断に至ります。

しかし、適切なケアでその85%は切断を回避できます。

また、自分に合っていない靴を履いていることによって、足や足の爪が変形することもあるそうです。

→ 糖尿病性神経障害 について詳しくはこちら

【関連記事】

さらに、つめが黒くなる場合は、ほくろのがんの恐れがあるそうです。

つめが黒くなる場合、ほくろのがんの可能性があります。

つめの黒い筋は、日本人成人の20%程度に見られる生理的なものですが、まれに悪性があります。

ダーモスコピーという拡大鏡で調べると、簡単に識別できます。

心配な人は専門医の診察を受けてください。

つめは、自分の体重を支えるのに重要な役割を果たしています。

きちんとしたケアを行い、気になる場合は、専門機関で診てもらいましょう。

■まとめ

柔道などの頭や体をぶつけ合う格闘技を通じて、水虫菌が感染してしまうこともあるそうです。

感染を防ぐためには、身体や道場、部屋を清潔に保つことが重要であり、自分自身がかかった場合にはきちんと医療機関で治療を行なうことが重要です。







【関連記事】

企業の人材採用にAI(人工知能)が使われる時代になっている!?|採用に関するアルゴリズム自体に間違った採用基準が埋め込まれていたらどうなるか?

Alex France - Uni interview today at Huddersfield [Day 23]

by Alex France(画像:Creative Commons)




■企業の人材採用にAI(人工知能)が使われる時代になっている!?

面接官の主観よりもコンピューターの客観性を!? 企業の人材採用にAI(人工知能)が使われる時代に

(2015/7/2、現代ビジネス)

求人(企業)側と求職(人材)側のデータを大量に集め、それらを機械学習で解析することにより、企業が求める技能や経験を持つ人材を自動で推薦する。

記事によれば、企業の人材採用に人工知能が使われるようになっているそうです。

【参考リンク】

なぜ企業の人材採用に人工知能(AI)を使うところが出てきたのでしょうか?

理由としては、2つ。

1つは、人工知能は主観的な要素に左右されないから。

求職者の第一印象や面接官との相性など主観的な要素に左右されることが多かった。

第一印象は何秒で決まる?によれば、「第一印象 秒」で検索してみると、1秒、2秒、3秒、6秒、7秒、10秒、15秒、30秒とほぼ30秒以内で、中には、0.1秒というものもありました。

つまり、人は会ってすぐにその人の印象を持つということであり、その印象を覆すのは難しいようです。

【関連記事】

もう一つは、「多様性(diversity)」が重視されているから。

人間の面接官の場合、どうしても自分と似たような経歴や文化的背景、あるいは価値観や考え方などを持つ人材を採用してしまう傾向が強いが、コンピュータにはそれがないからだ。

意見共有で「集合知」が低下:研究結果によれば、集団は最初のうちは『賢い』のですが、他者の推測など社会的影響があると、意見の多様性が狭まり、集合知が低下するのだそうです。

創造性には多様性が必要だといわれています。

「ハイコンセプト(著:ダニエル・ピンク)」の中でMIT ニコラス・ネグロポンテさんの言葉が紹介されています。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

新品価格
¥2,052から
(2017/3/30 13:09時点)

「技術面での行き詰まりが、技術者でない人によって解消されることはよくある。そのような場合には、IQよりも全体像を捉える力のほうが重要だからである。思考を大きく飛躍させられる能力は、画期的アイデアの発案者に共通して見られる特徴だ。非常に広いバックグラウンドと総合的な知力を持ち、幅広く多様な経験を積んできた人に、このような能力の持ち主が多い」

例えば、技術者でない人が技術面の行き詰まりを飛び越えるきっかけとなることもあります。

そのためには、様々なバックグラウンドの人材を集める必要があるのです。

なぜ企業はジェンダーダイバーシティ(男女の多様性)を重要視するようになったのか?|ACCENTURE、2025年までに社内男女比「50対50」にによれば、アクセンチュアは男女の多様性(ダイバーシティ)や平等(賃金格差を縮めることなど)について考えており、その実際の行動として、2025年までに社員の男女比を50対50にすると発表しました。

なぜアクセンチュアはダイバーシティ(多様性)を重要視するようになったのでしょうか?

「How Google Works」(著:エリック・シュミット ジョナサン・ローゼンバーグ)

How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント

新品価格
¥1,943から
(2017/6/16 13:29時点)

「いい人ばかり」の職場は均質的なことが多く、職場の均質性は悪い結果を招きやすいからだ。視点の多様性、すなわちダイバーシティは会社が近視眼的になるのを防ぐ、極めて効果的な政策だ。

社会学者のセドリック・ヘリングによれば、人種のダイバーシティと売上高、顧客数、市場シェア、利益の増加には相関があることを発見しています。

職場の均質性は悪い結果を招きやすく、視点の多様性で会社が近視眼的になるのを防ぐと考えられます。

もう一つは、クリエイティブな人材をひきつけるには多様性に対して開放的な環境である必要があるということです。

「クリエイティブ資本論」(著:リチャード・フロリダ)

クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭

新品価格
¥2,450から
(2017/6/16 13:30時点)

経済競争力を持ちたいと望むコミュニティには、むしろ真に開放的で包容力のある人的環境が必要である。

それはクリエイティブ・クラスのみならず、アメリカ社会そのものを構成している多様な人々を引きつけることなのである。

すでに移民やボヘミアンを引きつけること、そしてゲイを含めたあらゆる類の多様性に対して開放的な場所になることの重要性を示してきた。

優秀なクリエイティビティを発揮する人材が求めるものは、思考の多様性であり、寛容さがあるところです。

わかりやすい例えでいえば、大学のような雰囲気でしょうか。

大学は、クリエイティブ・クラスを惹きつけ、抱えておくのに役立つような進歩的、開放的、そして寛容な空気を作り出すことにも一役買っている。ゲイやその他のアウトサイダーの居場所でもあり続けた。

新しいものが学べたり、いろんな人々がいることを許される雰囲気がある場所というのは、自然とクリエイティブな人々をひきつけてしまうものなのでしょう。

そのコミュニティがどれだけ開放的であったり、クリエイティブな人たちが集まっているのかを示す指標として、ゲイ指数やボヘミアン指数というものがあるそうです。

●ゲイ指数

ゲイコミュニティへの開放度は、クリエイティビティを喚起しハイテク産業の成長を促す人的資本への垣根が低いかどうかのよい指標となりうる

●ボヘミアン指数

作家、デザイナー、ミュージシャン、俳優、映画監督、画家、彫刻家、写真家、ダンサーなど芸術を職業とする人口の比率を測定するもの

つまり、多様性があるということは、視点の多様性で会社が近視眼的になるのを防ぐことにつながり、クリエイティブな人々を惹きつけることにつながるのです。




■企業の人材採用にAI(人工知能)が使われる時代になっている!?

1つは、人工知能は主観的な要素に左右されないため、もう1つは、「多様性(diversity)」のある採用をするため、人工知能で人材採用をするというのは良い方法といえそうです。

しかし、気になる点も一つ。

どんなに優秀であり、多様性の要件を満たす人物であっても、一緒に仲間として働くことができるかどうかというのは重要な要素なのではないでしょうか。

それを人工知能が判断できるのかどうか。

それができるようになると、本当に人事は人工知能が行なうようになるかもしれません。

【追記(2017/10/7)】

機械学習で解析すると、偏見がなくなるため、多様性のある人材を採用できると紹介しました。

しかし、その採用に関するアルゴリズム自体に間違った採用基準が埋め込まれていたらどうでしょうか?

CATHY O’NEIL The era of blind faith in big data must end

配慮もなく やみくもに アルゴリズムを適用しても 物事は公平にはならないんです アルゴリズムは公平を生みません 過去の行為や行動パターンを 繰り返し 自動的に現状を維持するだけです この世界が完璧なら それでいいんでしょうが そうではありません さらに付け加えると ほとんどの企業は みっともない裁判を抱えている訳ではありませんが こういった企業にいる データサイエンティストは 正確性に焦点を当て データに従うよう指示されています その意味を考えてみましょう 誰でもバイアスを持っているので アルゴリズムに性差別や その他の偏見が コード化されている可能性があります

キャシー・オニールさんによれば、人材採用プロセスを機械学習アルゴリズムに替えたとして、その成功の基準を「4年在職して最低1回は昇進していれば成功」というものにした場合、バイアスのかかった過去の人事・採用のデータを参考にするため、女性が選ばれない可能性が高いそうです。

アルゴリズムとはプログラムに 埋め込まれた意見なのです これは ほとんどの人が持つ アルゴリズムのイメージとはかけ離れています 人々はアルゴリズムが客観的で正しく 科学的なものと思っていますが それはマーケティング上のトリックです アルゴリズムで人を怯ませるのも マーケティングのトリックですし アルゴリズムを信用させたり 恐れさせたりするのもそう 皆 数学を恐れつつ信用していますから ビッグデータを盲信すると いろいろな問題が生じかねません

「人工知能(AI)や数学は間違えることはない」というわけではなく、人間がプログラミングをしている場合には、アルゴリズムには、何らかの偏見が埋め込まれていたり、その人(企業)自身の倫理基準が反映されたものになる可能性があるわけです。

オーケストラのブラインドオーディションのように、誰が演奏しているのかわからない状況で、ただどんな演奏をしているのかだけをチェックするような採用基準を設けるというのも一つの方法でしょう。

ただ、先述したように、「どんなに優秀であり、多様性の要件を満たす人物であっても、一緒に仲間として働くことができるかどうか」というのも重要な要素だと思いますので、それだけを採用基準にするのも難しいでしょう。

公平性のある採用をするために人工知能を採用するというのは一見正しそうに思えますが、誤った採用をする可能性があることを知っておかなければなりません。

ビッグデータや機械学習と聞くと、信用してしまう人(私もその一人です)ので、常にその基準にはチェックが必要なことを覚えておく必要がありますね。







【関連記事】