「善玉コレステロール」タグアーカイブ

高血圧の原因遺伝子特定|国際医療研究センター

Project 365 #134: 140511 Under Pressure!

by Pete(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 高血圧 > 高血圧の原因遺伝子特定|国際医療研究センター




■高血圧の原因遺伝子特定|国際医療研究センター

高血圧の原因遺伝子特定=「左党」心筋梗塞リスク低い? -国際医療研究センターなど

(2011/5/16、時事通信)

心筋梗塞の要因となり、日本人の多くが悩む高血圧の体質を決める遺伝子を発見したと、国立国際医療研究センターが発表した。

<中略>

同センターによると、30歳以上の日本人の4割が高血圧と推定されており、遺伝体質ごとの健康指導や治療法の開発が期待される。

国立国際医療研究センターによれば、高血圧の原因遺伝子が特定されたそうです。

今回の発見により、遺伝体質ごとの治療法の開発などが進みそうです。

研究は米国や中国などの国際共同チームが実施。

5万人以上の東アジア人の全遺伝情報を統計学的に解析し、血圧の体質を決める13種類の遺伝子を特定した。

このうち1種類は、酒に強いか弱いかを決める遺伝子で、飲酒後に生じる悪酔いの原因物質アセトアルデヒドを分解する酵素を作る「ALDH2」だった。

ALDH2が活性を示す「左党」タイプの人は不活性型と比べて、血圧が上昇する傾向を示した。

心筋梗塞のリスクが高いようにみえるが、活性型の人は悪玉コレステロールの低下と善玉コレステロールの増加傾向も示し、総合的にはリスク低減効果の方が大きいという。

ただ、高血圧体質には他の遺伝子も関わる上、生活習慣も大きな要因となる。

同センターはALDH2のリスク低減効果について、「飲酒が適量ならばの話」としている。

アセトアルデヒドを分解する酵素を作る「ALDH2」が活性を示す「左党(お酒好きの人)」タイプの人は不活性型と比べて、血圧が上昇する傾向を示し、活性型の人は悪玉コレステロールの低下と善玉コレステロールの増加傾向も示し、総合的にはリスク低減効果の方が大きいということなのだそうです。

ただ、記事にも書かれているとおり、高血圧は生活習慣も大きな要因となるので、生活習慣の見直しも重要ですね。

 

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

 







善玉コレステロール量の調整のメカニズム解明|miR-33aの働きを抑える薬を開発すればHDLが増える!?|京都大、神戸市立医療センターなど

Developer

by Ty Nigh(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > コレステロール > 善玉コレステロール > トマトに含まれる「リコピン」で善玉コレステロールが増える!?




善玉コレステロール量の調整…京大などメカニズム解明

(2010/9/21、読売新聞)

体内で善玉コレステロール(HDL)の量が調整されるメカニズムの一端を、京都大、神戸市立医療センターなどのチームが解明した。

動脈硬化の危険性を減らす治療につながる成果で、21日の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。

京都大、神戸市立医療センターなどのチームによれば、体内で善玉コレステロールの量が調整されるメカニズムの一部が解明されたそうで、今回の研究によって、動脈硬化のリスクを減らす治療につながることが期待されます。

HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法 についてはこちら。

京大の尾野亘講師らは、コレステロールの代謝を制御するたんぱく質が増えると一緒に増え、遺伝子の働きを調節している「miR―33a」という分子に着目。

この物質を作れないように遺伝子操作したマウスでは、血中のHDLが雄で22%、雌で39%増えたことから、この物質はHDLが作られるのを邪魔する働きがあると推察された。

人の細胞で調べると、この物質は、細胞の中にあるコレステロールが外へ出て行くのを妨げ細胞外でHDLが合成されるのを抑えることがわかった。

miR-33aという物質を抑えることが出来れば、HDL(善玉コレステロール)を増やすことができると考えられるようです。

尾野講師は「この物質の働きを抑える薬剤を開発すれば、HDLが増えると期待できる。

悪玉コレステロールを下げる治療薬と同時に使えば効果的だ」と話す。

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事 についてはこちら。

悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 についてはこちら。







【善玉コレステロール関連記事】

■コレステロール関連ワード

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法

総コレステロール値・基準値|総コレステロールが高い原因

悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事

悪玉コレステロールの数値(基準値)

悪玉コレステロールが高い原因

高脂血症とは|高コレステロール血症の症状・原因・食事

動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

リコピンが豊富な焼きトマトダイエットの効果・やり方|藤田紀子ダイエット

Firey Tomatoes

by Swaminathan(画像:Creative Commons)




2010年10月4日放送のビューティーコロシアムでは、女性芸能人ダイエットスペシャル第4弾を取り上げました。

藤田紀子さんがダイエットした方法は、「焼きトマトダイエット」。

農学博士 西堀すき江 東海学園大学教授 監修

■焼きトマトダイエットとは

トマトには、カロテン・ビタミンC・クエン酸・食物繊維など体に有効な成分が含まれている。

ダイエットに効果的なのは、リコピン(リコペン)。

トマトはリコピンの含有量は食べ物の中でナンバーワン!

●リコピン

高い抗酸化作用があり、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、コレステロール値の比率が良くなり、体全体の血流を良くなるそうです。

基礎代謝が高まり、脂肪燃焼しやすい体になると考えられるそうです。

●トマトを焼く理由とは?

トマトを焼くことで、リコピンの吸収率がUP。(リコピンは細胞壁で守られている)

吸収率は生のトマトのおよそ3倍!

●焼きトマトダイエットのルール

中サイズ2個かプチトマト約15個を夕食前に焼いて食べる。

オリーブオイルをかけると、リコピンの吸収率は生のトマトのおよそ6倍に!

朝・昼は普通に食べてOK。ただし、食べ過ぎには注意!!

【結果】

藤田紀子さんは2ヶ月半のダイエットで体重-5.6kg、体脂肪-3.8%のダイエットに成功。

※体重53.0kg → 47.4kg

体脂肪率27.1% → 23.3%

さらに、ウエストは80.5cm→65.3cmで-15.2cmに!

ダイエット成功のため悪循環から抜け出そう|ダイエット方法ランキング はこちら

⇒ ダイエットの基礎知識 はこちら







【関連記事】

【トマト 関連記事】

【有名人とダイエット 関連記事】

緑茶を飲むと、悪玉コレステロールが減り、善玉コレステロールが増え、胴回りが細くなるという結果 |掛川市が緑茶効能試験結果公表

Tea leaf 八十八夜

by (画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 動脈硬化 > 悪玉コレステロール > 緑茶を飲むと、悪玉コレステロールが減り、善玉コレステロールが増え、胴回りが細くなるという結果 |掛川市が緑茶効能試験結果公表




悪玉コレステロール減った 掛川市が緑茶効能試験結果公表

(2010/7/10、中日新聞)

掛川市は9日、緑茶の生活習慣病予防効果を科学的に解明しようと、東北大などと行っている研究の2009年度分試験結果を公表した。

緑茶のエキス粉末を飲むと、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やしたり、胴回りをほっそりさせたりするという結果が出ており、動脈硬化の予防に効果がある可能性が示された。定例会見で発表した。

これまでこのブログで何度か取り上げてきた掛川市による緑茶の生活習慣病予防効果の研究結果が出たそうです。

【関連記事】

試験結果によれば、緑茶によって、悪玉コレステロールが減少したり、善玉コレステロールが増えたり、胴回りが細くなったりするなど動脈硬化の予防に効果がある可能性があるという結果が出たそうです。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

→ HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法 について詳しくはこちら







【関連記事】

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法

総コレステロール値・基準値|総コレステロールが高い原因

悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事

悪玉コレステロールの数値(基準値)

悪玉コレステロールが高い原因

高脂血症とは|高コレステロール血症の症状・原因・食事

動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

トランス脂肪酸、3割の女性が摂りすぎ!原因はお菓子の食べすぎ?

chips

by stu_spivack(画像:Creative Commons)




トランス脂肪酸、女性は過摂取 お菓子の食べすぎ原因?

(2010/3/23、朝日新聞)

マーガリンやショートニングといった油脂に含まれ、心臓病との関係が指摘されるトランス脂肪酸の摂取量を探る日本で初めての本格調査の結果がまとまった。

世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)がすすめる「1日にとる総カロリーの1%未満」という目安を超えて摂取していた人が、30~40代の女性で3割を超えた。

疑われるのは「お菓子」だ。

日本初のトランス脂肪酸の摂取量調査によれば、WHOとFAOが勧める目安を超えて摂取していた人が、30代から40代の女性で3割を超えたそうです。

トランス脂肪酸の表示を義務化する必要があるのか?によれば、日本人のトランス脂肪酸摂取量(平成18年度)は、1日平均0・7~1・3グラムで、総エネルギー量に占める摂取割合は0・3~0・6%であり、目安を下回っていました。

しかし、今回の調査によれば、3割の女性がトランス脂肪酸を摂り過ぎているようです。

1日の平均摂取量は男女とも1.7グラム、総カロリーに占める割合はそれぞれ0.7%、0.8%。

WHOなどの推奨の範囲内に収まった。

30代の女性では2.1グラム(総カロリーの1%)、40代女性で1.9グラム(同0.9%)。

だが、両世代の女性の中に、1%以上の人がそれぞれ33%、38%いた。

女性全体では、トランス脂肪酸のもとになった食べもののうち、お菓子類が22%を占めた。

男性は15%。

お菓子をたくさん食べる女性の習慣が、トランス脂肪酸を多く摂取することにつながった可能性がある。

女性のトランス脂肪酸の摂取量が多かった理由としては、現在のところ、お菓子の食べ過ぎではないかと考えられるようです。

 

※トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸は植物油を加工した油や、それを使ったビスケットやケーキ、ファストフードなどに含まれる。たくさんとると血中の悪玉(LDL)コレステロールを増やし、善玉(HDL)コレステロールを減らして、心筋梗塞(こうそく)のリスクが上がるとされる。

 

悪玉コレステロール について詳しくはコチラ

コレステロール について詳しくはコチラ







【関連記事】