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キッズ健診を受診した小学生の7割が将来動脈硬化や糖尿病などを発症するリスクがある|釧路市

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■キッズ健診を受診した小学生の7割が将来動脈硬化や糖尿病などを発症するリスクがある|釧路市

Smiling Reese

by Donnie Ray Jones(画像:Creative Commons)

小学生7割に動脈硬化や糖尿病リスク 釧路初のキッズ健診で判明

(2017/3/2、北海道新聞)

釧路市が本年度、小学5、6年生を対象に初めて行った生活習慣病予防の健康診断「キッズ健診」の結果がまとまり、受診した77人のうち70・1%が将来、糖尿病や動脈硬化などを発症する危険性があると判定された。生活状況の聞き取り調査でも、夜更かしや間食の多い傾向が浮き彫りになった。

釧路市が小学5、6年生を対象に行なった健康診断の結果によれば、受診した7割が将来動脈硬化糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクがあると判定されたそうです。

その結果、《1》標準体重を20%以上超える「肥満」は15・6%《2》動脈硬化性疾患の要因となるLDLコレステロールの血中量が標準値以上は16・9%《3》血糖状態を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が基準値を超す「糖尿病予備軍」が19・5%―を占め、23・4%が医療機関への早期受診を勧められた。

動脈硬化のリスク要因といわれるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が標準値を超えていた割合が16.9%、HbA1cが基準値を超えていた割合が19.5%だったそうです。




■小学生の生活習慣病リスクが高い例

今回行なった調査だけではなく、これまでも小学生を対象に行った健康診断や血液検査でも生活習慣病のリスクが高いという結果を取り上げたことがあります。

小学生も生活習慣病を予防する健康診断を受診|小学生の25%が肥満傾向、中学生の約30%が尿酸値が高く、やせ気味|北海道奈井江町(2009/10/27)によれば、07年度には小学生の受診者のうち、4人に1人が肥満傾向があり、中学生では3人に1人の尿酸値が高いことが分かったそうです。

また、聞き取りからは「夜更かしや運動不足の傾向があり、野菜の取り方が少ない」こともわかったそうです。

香川県の小4の血液検査で1割の子どもが肝機能、脂質、血糖値の異常値を示す(2015/8/4)によれば、小学4年生を対象に、香川県が2014年に行なった血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かったそうです。

総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、男子12%、女子10・9%だったそうです。

また、香川県の調査によれば、検査値が異常だった子どもは、食べ過ぎ、早食い、ゲーム時間が長い、運動不足といった生活習慣が多かったそうです。

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■子どもの食事の変化が関係している?

働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは9.3%|子供に魚を食べさせたほうが良い理由とはによれば、働く母親が子どもの夕食の主菜に魚料理を調理するのは9.3%だったそうです。

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業によれば、2005年の食事は、コメが少なく、肉類、油脂類が多く、丼ものやパスタなどの単品メニューが目立ってきているそうです。

つまり、昔から比べると、魚介類から肉類を摂取する機会が増え、また、単品メニューが増えていることがわかります。

また、その他にも、ファストフードの食べ過ぎや清涼飲料水の飲みすぎ、運動不足なども肥満の原因と考えられます。

■まとめ

子どもの食事とIQに関連性、健康志向の食事で有意に高くというニュースであったり、子どもの肥満は55歳になる前に死亡するリスクが高まるというニュースもありますので、ぜひとも、食事内容を含めた食習慣の改善、運動する機会を増やして、生活習慣病を予防してほしいですね。







■動脈硬化関連ワード
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がんになっても長生きできる生活習慣|#たけしの家庭の医学

2009年10月27日放送のたけしの本当は怖い家庭の医学では、104歳のおばあちゃんが実践している長生きできる生活習慣を紹介しました。

※愛知県がんセンター研究所室長 松尾恵太郎先生 による

厚生労働省のがん予防研究班

大規模なアンケート調査をもとに病気の要因を調べる疫学研究という方法で、がんのリスクにかかわる生活習慣を調べ、日本人のがん予防法を研究している

【目次】





■どんな生活を送れば、がんになっても長生きできるのか?

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by Fabian Reus(画像:Creative Commons)

がんを乗り越えた100歳の女性の生活習慣を名医が分析したところ、4つのキーワードがでてきました。

1.大豆イソフラボン

大豆に含まれるイソフラボンが乳癌のリスクを下げると報告されている。

国立がんセンター・愛知県がんセンター含む8つの研究の統合解析によると、毎日イソフラボンの摂取量が20mg以上の場合、5mg以下の摂取に比べて、乳癌リスクが30%減少することが分かったそうです。

なぜ大豆ががんのリスクを下げるのか?

大豆イソフラボン研究の権威 家森教授

女性ホルモン・エストロゲンが強すぎると乳癌を起こさせやすい。

イソフラボンはエストロゲンの強すぎる作用を邪魔してくれる。

そのため、がんを抑える効果があると考えられる。

2.果物(1日200g程度)

毎日果物を食べる女性は、胃がんのリスクが下がる(愛知県がんセンターによると)

栄養学のスペシャリスト 高橋徳江先生

果物には、がんの発生を抑える抗酸化作用がある

マンゴーや柿に含まれるβカロテン、ブドウに含まれるアントシアニンには、がん発生の原因となる活性酸素を除去する働きがある。

野菜・果物摂取と胃がん発生率との関係について|多目的コホート研究によれば、野菜・果物は少量の摂取で胃がんの発生率を下げると考えられます。

野菜・果物に含まれるがんを予防する成分には、カロテノイド、葉酸、ビタミンC、フラボノイド、フィトエストロゲン、イソチオシアネート、食物繊維などが上げられます。 

3.日々の活発な身体運動

高齢者医療のスペシャリスト 新開省二先生

体をよく動かしていることが、食欲の増進、それに伴う十分な栄養の摂取につながっている。

それらがトータルとして、病気に対する抵抗力・防衛体力を高めている。

つまり、がんに対する抵抗力が高まっていると考えられる。

4. 糖尿病になっていない

糖尿病の方は、がんのリスクがそうでない方に比べ、約2割高くなっている。

なぜ糖尿病ががんのリスクを上げるのか。

糖尿病の権威 小田原雅人先生

糖尿病では、インスリンの効きが悪くなります。

その結果、インスリンが過剰に分泌されて、多くが血中にとどまります。

過剰なインスリンががん細胞の増殖につながるケースがある。




■がんのリスクを上げることをしない・がんのリスクを下げることを続ける

がんのリスクを上げることをしない

がんのリスクを下げることを続ける

これが、がんになっても長生きできる秘訣

がんのリスク問診

がんのリスクを上げる条件は、「はい」の点数だけグラフが上がっていく

がんのリスクを下げる条件は、「はい」の点数だけグラフが下がっていく

がんのリスクを上げる条件

  1. 年齢が50代以上である
  2. 両親・兄弟姉妹の中でがんにかかった人がいる
  3. 今たばこを吸っている(2点)
  4. 過去に一年以上たばこを吸っていたことがある=今吸っている方も含む
  5. 毎日2合以上に相当する飲酒をしている
  6. 味付けは濃いほうが好き
  7. 肥満体である
  8. 糖尿病にかかっている

がんのリスクを下げる条件

  1. 野菜を毎日小鉢で5皿以上食べている
  2. 果物を毎日1皿以上食べている
  3. 週2回以上息がはずむ程度の運動をしている
  4. コーヒーを毎日飲んでいる
  5. 大豆製品を毎日食べている
  6. 1日2回以上歯を磨いていいる
  7. 緑茶を毎日5杯以上飲んでいる

問診の点数(合計2点以上)が高いと、生活習慣を改善しないと、がんになったら長生きできない可能性が高い人なのだそうです。

がんのリスクを上げる条件

1.加齢

がん全般

2.家族歴

大腸がん乳がん・子宮体がん・卵巣がん・前立腺がんなど

3.4.喫煙

肺がん・胃がん・食道がん・肝臓ガンすい臓がん・口腔がん・膀胱がんなど

5.大量飲酒

肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなど

※1日1合以内に抑える

6.濃い味

胃がん

7.肥満

乳癌(閉経後)・肝臓がん・大腸がん

8.糖尿病

肝臓がん

がんのリスクを下げる条件

1.野菜

食道ガン・胃がん

 

2.果物

食道ガン・肺がん・胃がん

 

3.運動

大腸ガン・乳癌(閉経後)・子宮体がん

4.コーヒー

肝臓がん

※カフェイン以外のコーヒー特有の成分が関係していると考えられる

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5.大豆

乳癌・前立腺がん

6.歯磨き

食道ガン・咽頭癌・口腔がん

※がん発生にかかわる物質を作る常在菌を洗い流すため

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7.緑茶

胃がん(女性)







5月17日は「高血圧の日」|高血圧ニュースをまとめました

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■5月17日は「高血圧の日」

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by Yuya Tamai(画像:Creative Commons)

5月17日が高血圧の日ということで、これまでこのブログで紹介してきた高血圧に関する記事をおさらいしてみます。

5月17日が高血圧の日ということで、高血圧啓発イベントが各地で行われています。

高血圧ワクチン(アンジオテンシンⅡ の働きを弱めることで高血圧を治療するワクチン)|従来よりも長く半年間持続するワクチンの開発に成功|大阪大

大阪大学の郡山弘寄附講座助教、中神啓徳寄附講座教授、森下竜一寄附講座教授らの研究グループが行なったラットの実験によれば、従来より長く半年間持続するワクチン(血圧を上げる性質を持つ物質「アンジオテンシンⅡ (AngII)」の働きを弱めることで高血圧を治療するワクチン)を開発することに成功しました。

高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは?増やす食品・減らす食べ物

DASH食とは、米国立保健研究所などが提唱している高血圧患者のための食事療法のことです。

脳卒中や心筋梗塞など循環器疾患の予防にはメタボ対策より高血圧対策が重要

厚生労働省研究班による大規模調査によると、脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など循環器疾患の予防には、メタボ対策だけでなく、高血圧対策にも力を入れる必要があるそうです。

朝から血圧チェックで早朝高血圧予防

心筋梗塞や脳梗塞は朝に起こることが多いことから、早朝高血圧が注目されているようです。

 

妊娠高血圧症候群 晩産化で増加傾向。脳出血、胎盤早期はく離併発も

妊娠高血圧症候群とは、かつては妊娠中毒症と呼ばれていたもので、05年に改められたそうです。

妊娠20週から出産後12週までの間に最高血圧140以上、最低血圧90以上になる場合や、同時に尿にたんぱくが出る場合をさします。

 

子供の10人に1人が肥満、脂肪肝や高血圧、高脂血症、糖尿病などが増加|北京市

世界的にも、肥満の人が増加し、高血圧や糖尿病脂肪肝などの生活習慣病になる人が増えています。

高血圧は世界的な問題となっています。

知らないと損する!医療費徹底節約|たけしの本当は怖い家庭の医学

高血圧になると健康を害するだけでなく、金銭的にも影響を与えます。

高血圧になった場合、174万7500円の医療費が増えるそうです。
 

高血圧、減塩と血圧測定で予防

高血圧には注意したいものですが、痛みなどの自覚症状をあまり感じないため、発見が遅れがちです。

高血圧を早期に発見・予防するためには、日頃からの血圧測定と食事の減塩が大事になってきます。

高血圧を予防するためには、まずは食生活など生活習慣の改善、日頃からの血圧測定による健康管理が重要です。

しかし、それでも高血圧になってしまう場合や症状が良くならない場合もあります。

そのような場合は、医師と相談のうえ、降圧剤などの薬を利用するようにしてください。

9割以上が「塩分は高血圧を引き起こす原因」と知っていても、減塩への取り組みは約半数

しかし、9割以上が「塩分は高血圧を引き起こす原因」と知っていたそうですが、実生活で減塩に取り組んでいたのは約半数しかいなかったそうです。
 

高血圧:メタボの方、正常範囲でも要注意 学会が目標値、5年ぶり新指針

血圧を測った時に正常値の範囲の方でも注意していただきたいのは、メタボな方です。

日本高血圧学会は、標準的な治療方法を示す「高血圧治療ガイドライン(指針)」を5年ぶりに改定しましたが、そのガイドラインでは、血圧が、やや高めだが高血圧の基準に達しない「正常高値」の人でも、糖尿病など他の危険因子があれば、高血圧患者と同様の生活習慣の改善や治療が必要だと指摘しています。

更年期高血圧とは!?|女性の高血圧は40代以降、急増する

平成22年国民健康・栄養調査の高血圧(正常高値も含む)の年代別頻度によれば、女性の場合は、40代以降から高血圧になる人が急増しています。

【関連記事】

「家庭血圧」による診断を優先する|高血圧治療ガイドライン2014

2014年4月に5年ぶりに改訂された「高血圧治療ガイドライン」(日本高血圧学会)での大きな変更点は、「診察室血圧と家庭血圧の間に診断の差がある場合、家庭血圧による診断を優先する」という「家庭血圧」を重視している点です。

家庭血圧とは、病院ではなく家庭で血圧を測ることです。

頭痛(頭が痛い)|高血圧の症状と頭痛の組み合わせは危険!?|高血圧の症状

頭痛は、一般的に、脳の血管が広がって、神経を刺激するために起こると考えられます。

しかし、血圧が上昇しても、脳の血流に影響を与えることがないため、実際には、高血圧によって頭痛が起きているということは考えにくいです。

つまり、高血圧によって頭痛が起きているのではなく、高血圧と頭痛という症状が起きているということは、動脈硬化などの何らの病気を疑ったほうがいいと考えられます。

めまい・ふらつき|高血圧でめまいがなぜ起こるのか?|高血圧の症状

通常は、人間の脳の血液循環は、自動調節能により一定に保たれていますが、高血圧が長く続いたり、血圧が急激に上昇すると、この自動調節能の働きに異常が起こり、脳内の圧力が上昇した結果、血液循環が乱れてしまいます。

そして、血液量が乱れることによって、高血圧脳症、浮動性めまい(ふわふわする)、吐き気、嘔吐といった症状を起こすと考えられるそうです。

白衣高血圧(白衣現象)とは|病院で緊張して血圧が上がる

「家で測ると正常なのに、病院で血圧を測定すると、血圧が高い」という人いませんか?

これを「白衣高血圧(診察室でのストレスによる血圧上昇を白衣現象と呼ぶ)」といいます。

白衣高血圧とは、通常は血圧が正常なのに、病院で血圧を測定すると血圧の値が高くなってしまうことです。

■高血圧レシピ

■まとめ

これを機会に、ぜひご自身の血圧管理を行ないましょう。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







【高血圧関連記事】

MCTオイルダイエット|ココナッツオイルを使ったケトン体質ダイエット|#世界ふしぎ発見

Coconut

by Taiwai Yun(画像:Creative Commons)




2015年1月24日放送の世界ふしぎ発見!のテーマは「人類の進化と歴史にヒントが!最新ダイエット術大公開」です。

【追記】

今回特集されたのは、「ココナッツオイルを利用したケトン体質ダイエット」でした。

ケトン体質ダイエットのベースにある考え方は、糖質制限です。

人は糖を(ブドウ糖)エネルギー源として活用していますが、糖質制限をすると、体脂肪を肝臓でケトン体に変えて使うようになります。

つまり、体脂肪がエネルギーに変えることでやせることができるというのが糖質制限ダイエットなんですね。

今回のケトン体質ダイエットは、ココナッツオイルを利用しているのが特徴です。

なぜ、ココナッツオイルなのでしょうか。

ポイントは、ココナッツオイルが「中鎖脂肪酸(脂肪酸の長さが他の油の半分)」であるということ。

中鎖脂肪酸は体内に入ると、すぐに肝臓でケトン体に変換されエネルギーになってしまうので、体脂肪になりにくいという特徴があるそうです。

ちなみに、ミランダ・カーの美の秘訣で、未精製のココナッツオイルは、新陳代謝を活発化し、減量に役立つだけでなく、キメの細かい肌にもとてもいい効果があると紹介しました。

現在「MCTオイルダイエット」として注目を集めています。

MCTとは、「Mediam-Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸)」のことです。

【ケトン体質ダイエット関連記事】

管理栄養士に聞くお正月太りを即効、解消する食べ方

糖質制限をすると、いろいろなメリットがある。

まず、肥満ホルモン(インスリン)の分泌が少なくなり、体脂肪がつねに燃焼される。

また、肝臓でアミノ酸から糖をつくる「糖新生」により、血糖値は一定水準に保たれ、多くのエネルギーが消費される。

さらに、脂肪酸の代謝産物「ケトン体」がつくられるが、ケトン体は含有カロリーとともに尿中に排泄されるため、ここでも減量効果が期待できる。







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ダイエット方法ランキング

【予告】

Yahoo!テレビ番組予告

今アメリカで注目の原始人ダイエットとは?△人類の潜在能力?油の力を借りた減量実験!4週間10キロ達成可能か△肥満と同時に認知症の症状を改善するスーパーフード登場

肥満ダイエットに役立ち、また認知症を改善する食品として思い浮かぶのがオメガ3脂肪酸を多く含む食品(例:「エゴマ」)です。

【関連記事】

今回はまた違った食品が取り上げられるかもしれませんので、気になる方はチェックしてみてください。

インスリン抵抗性はすべての生活習慣病と関わっている!?

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糖尿病インスリンとの関係についてはご存知の方も多いと思います。

しかし、インスリン(インスリン抵抗性)は、糖尿病患者にだけ重要なものではなく、生活習慣病すべてに関わるようなのです。

【目次】




■インスリン抵抗性はすべての生活習慣病と関わっている!?

Morning w/ 3cups

by Tella Chen(画像:Creative Commons)

続・糖尿病50話:第19話 インスリン抵抗性

(2008/7/29、毎日新聞)

インスリンの働きが不足する原因には、分泌自体が不足する「インスリン分泌障害」の他に、肝臓や筋肉、脂肪などでの働きが低下する状態があり、これを「インスリン抵抗性」と呼んでいます。
<中略>
インスリン抵抗性は、塩分が尿に排せつされにくくして血圧を上昇させたり、脂肪の合成と分解のバランスを崩して脂質異常症(高脂血症)を招いたりします。また、動脈硬化を進めることも明らかとなっており、これら生活習慣病のすべてに関係しています。

この記事によると、インスリン抵抗性は糖尿病患者にだけ限った話ではなく、お酒の飲みすぎや食べ過ぎで肝臓に脂肪が蓄積した状態の「脂肪肝」の方、内臓脂肪が蓄積した状態の「メタボリックシンドローム」の方、それらを含めた肥満の方にもインスリン抵抗性とは関係があるようなのです。

また、インスリン抵抗性は、高血圧高脂血症動脈硬化を招く原因ともなりえます。

生活習慣病を予防するためにも、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣を見直しましょう。




肝臓に蓄積した脂肪が多いほど、他の臓器におけるインスリン抵抗性が強い!?

金大医薬保健研究域の篁(たかむら)俊成教授と金子周一教授らの研究グループによれば、肝臓に蓄積した脂肪が多いほど、肝臓と離れた場所に存在する骨格筋でインスリン抵抗性が強いということです。

インスリン抵抗性とは、肝臓や筋肉、脂肪などでのインスリンの働きが低下する状態で、インスリン抵抗性が強いと、糖尿病脂肪肝メタボリックシンドローム高血圧脂質異常症高脂血症)・動脈硬化を招く原因となります。

骨格筋についた脂肪は他の臓器におけるインスリン抵抗性とは関連しておらず、肝臓に蓄積した脂肪が多いほど他の臓器におけるインスリン抵抗性が強いことから、肝臓と全身をつなぐ何らかのネットワークが存在すると考えられるそうです。







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