目の下のたるみを予防する方法
表情筋を鍛える
顔のたるみは「筋肉の張力の低下」によって、皮膚が支えきれなくなり、たるみが起こります。
加齢にともない、腕や脚の筋肉が衰えるように、私たちの顔にある筋肉である「表情筋(ひょうじょうきん)」も衰えるのです。
表情筋の中にもほおを引き締める「頬筋(きょうきん)」、目の周りの「眼輪筋(がんりんきん)」、額の「前頭筋(ぜんとうきん)」などがありますが、顔のたるみ解消には、口元の表情筋である「口輪筋(こうりんきん)を中心に鍛えるとよいようです。
口輪筋は、唇の周囲を取り囲む筋肉ですが、口輪筋は日ごろ意識して動かすことが少なく、衰えやすい筋肉であり、口輪筋が弱くなると、表情筋が動かなくなってしまい、老け顔になってしまいます。
また、たくさんの表情筋が口輪筋から放射状に伸びているため、口輪筋が弱くなると、周囲の表情筋もあまり動かなくなってしまうそうです。
表情筋を動かすことで、顔のたるみを少しでもなくしていきたいですね。
【口輪筋を鍛えるトレーニング方法】
1. 人差し指と中指でこめかみを軽く押さえながら、「イー」と言って、前歯を見せる。
2. 次にゆっくりと「ウー」と言って唇をすぼめる。
*この動作を5から8回(20秒から30秒程度)
*1日2回が目安
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頭皮マッサージ・スカルプケア
顔のたるみの原因の一つとして、「頭皮のたるみ」も考えられます。
顔の皮膚は頭皮とつながっていて、頭皮が血行不良で凝り固まっていたり、むくんだりしていると、顔のたるみとして影響が出てくると考えられるからです。
優しく頭皮マッサージをする習慣をもつことでたるみを解消していきましょう。
スカルプケアマッサージ1
1.両手の指全部の指の腹を頭皮につけたら、その1点を動かさないようにして、押しながら回す。
※この時、指を動かすのではなく、頭皮がしっかり動いているかどうかが重要です。
※爪を立てて行なうと、頭皮にダメージを与えてしまいますので、要注意です。
2.動かしにくい場所は頭皮のコリのあるところですので、じっくりゆっくり、動かしましょう。
※力を入れ過ぎないように注意しましょう。
3.軽くお湯で頭皮を洗い流します。
スカルプケアマッサージ2
頭皮のケアをすることは、抜け毛予防だけではなく、リフトアップにもつながります。
1.髪の根元をつかみ、心地の良い力で優しくひっぱりましょう。
頭蓋骨に圧着している頭皮がゆるみ、血流が改善します。
※決して強く引っ張りすぎないこと。強く引っ張りすぎると、髪の毛が抜けてしまいますので注意しましょう。
2.マッサージの後は、軽くお湯で頭皮を洗い流しましょう。
スカルプケアマッサージのポイントは2つ。
1)頭皮の緊張をゆるめること
2)毛穴に詰まった汚れを取り除くこと
スカルプケアマッサージをすることによって、頭皮の環境を清潔で柔らかくするというイメージを持つとよいようです。
また、スカルプケアマッサージは、スマホやパソコンの使い過ぎなどで、目が疲れて、眼精疲労が溜まってたり、肩こりや首こりで悩んでいる人にもおすすめです。
パソコンやスマホで近距離を長時間見ていると、目が疲れて、頭や首、肩がこってきますよね。
お風呂のリラックスタイムにスカルプマッサージをしてリフレッシュしましょう!
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