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コレステロールを下げるにはガーデニングや散歩が最適!!薬を飲むより死亡率が60%以上も減ると判明!!【米医療センター】
(2012/11/29、IRORIO)
米退役軍人医療センターが約1万人の高齢者を10年間追跡調査した結果、スタチンを飲んでいても不健康な生活を続けている人の死亡率は高く、それに比べて薬を飲んでかつ体を動かしている人は死亡率が60~70%も低いことが判明した。
調査を指揮したPeter Kokkinos教授によれば、コレステロールや血中脂質量が高い中高年にとって適度な運動-散歩やガーデニング、ジムでのエクササイズ-は、自身の命を守るために必要不可欠。無理は禁物だが、薬を飲みつつ徐々に運動量を増やしていった人は、10年後の生存率がもっとも高かったらしい。また、薬を飲まずに運動だけ続けていても相当の効果が期待できるという。
米退役軍人医療センターによれば、散歩やエクササイズ、そしてガーデニングなど適度な運動をすることは、死亡率を下げるのに効果的なのだそうです。
女性の平均ウエストサイズが60年で15センチ増!その理由とは?という記事によれば、女性のウエストサイズが増えた理由は、働く女性の増加に加え、便利な家電製品が開発されたため、家事でカロリーを消費しなくなったためとしています。
運動をすることで、糖尿病予防にも繋がると言われていますので、ぜひ日頃から適度な運動を行いましょう。
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・藤井宜晴教授(首都大学東京)
筋肉を動かすと、AMPキナーゼが活性化し、糖や脂肪を効率良くエネルギーに変えてくれることがわかったそうです。
インスリンと同等くらい強力なのだそうです。
・宮地元彦 (国立健康・栄養研究所 運動ガイドラインプロジェクトリーダー)
どんな運動でも筋肉に刺激が入るので、筋肉に刺激が入れば、好ましい結果が得られる。
血糖値を下げるグルット4活性術で糖尿病対策|たけしのみんなの家庭の医学
筋肉量が減ると、糖の保管場所が減る⇒血液に流れ込み、血糖値が上がる.
グルット4(GLUT4)は糖の保管に関わっている。
グルット4は筋肉の中にあるたんぱく質で、筋肉内に血液中の糖を取り込むという作用を持つ。
グルット4を活性化させるには、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが必要。
有酸素運動や筋トレといった筋肉の収縮を伴う運動をすることによって、インスリンなしで直接グルット4が活性化される。
※筋トレは短時間で効く!また、インスリンを節約することができる。
グルット4が糖を取り込み血糖値が下がる。
●筋トレの効果
1.筋肉の刺激によって直接グルット4が活性化する
2.筋肉量が増えることでグルット4も増加する
つまり、筋トレは血糖値を下げるには一石二鳥!
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