なぜ結膜がたるむのか?
結膜がたるむ理由は、眼球が上を向くことで、下の結膜が引っ張られるためなのだそうです。
眼球が上を向くようなことはないと思いきや、実は、人間は、まばたきをするたびに眼球が自然と上を向く仕組みになっているそうです。
これを「ベル現象」といい、目を閉じるときに大事な黒目(瞳孔)をいち早くまぶたの内側に保護するために起こると考えられているそうです。
人は1日に1〜2万回まばたきをしており、また、寝ている時も眼球が上を向いているそうです。
年をとるにつれて、眼球から下の結膜が徐々に剥がれてしまっていることが結膜がたるんでしまう原因なのだそうです。
もちろんこれには個人差があるため、たるんだ結膜がある人とない人がいるそうです。
※60歳以上は98%の人が結膜が伸びているという報告もあるそうです。
たるみがあるからと言って病院で見てもらわなければならないというわけではなく、ポイントは、「目がゴロゴロする」という目の不快感の症状があるかどうか。
結膜弛緩症とドライアイの症状は似ているそうですが、ドライアイの場合は、不快感がまばたきをすると解消されるのに対して、結膜弛緩症はまばたきをしてもよくならないので、眼科でみてもらうと良いようです。
|