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目がゴロゴロする
「目がゴロゴロする」という時には、目の中にゴミやまつ毛が入っていたり、目の病気の症状が隠れていることがあります。
目の中がゴロゴロするだけではなく、その他の症状やどの目の部分が痛むのか(例:まばたきすると目が痛い)によって、目の病気は違ってきます。
お子さん(子供)が「目がゴロゴロする」という症状を訴える時には、どんな症状か、どの部分が痛いかなどをきちんと聞いてあげて下さいね。
【目次】
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異物
ゴミや砂(黄砂)などが目の中に入ると、ゴロゴロとした異物感(違和感)や痛みを感じます。
この際に気をつけることは、決してこすらないこと。
こすると、眼球を傷つけてしまう恐れがあるからです。
涙で自然と流れるのを待ったり、水で洗い流すようにしてください。
目の痛みや異物感が残る場合には、一度眼科で診てもらうようにしてください。
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アレルギー性結膜炎
目のかゆみや充血など、花粉による結膜の炎症は「花粉性アレルギー性結膜炎」と呼ばれます。
花粉性アレルギー性結膜炎の主な症状は、次の通りです。
- 目のかゆみ
- 充血
- 異物感(目がごろごろする)
- 目がしょぼしょぼする
コンタクトレンズを使用している人は、できれば1日使い捨てのタイプか眼鏡に切り替えたほうがよいようです。
また、帰宅後は、花粉を屋内に持ち込まないようにするためにも、玄関先で洋服についた花粉を落としておくことも重要です。
そして、帰ってきたら、目に入った花粉を洗い流すことが大事なのですが、洗い過ぎはドライアイの原因になるので注意が必要です。
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流行性角結膜炎は、一般的に「はやり目」と呼ばれる、結膜炎と角膜炎の症状が同時に出る目の病気です。
流行性角結膜炎の主な症状は、次の通りです。
- まぶたが腫れる
- 結膜が充血する
- 目やにが出る
- 起床時にはまぶたに付着して目があけにくいほどですが、昼間は少なくなる
- 涙がたくさんこぼれる
- ものが入っているようにゴロゴロする
- 耳の前のリンパ節が大きくなり、押さえると痛むことがある
アデノウイルスは感染力が強いので、流行性角結膜炎だと思ったら、うつらないようにするために、できるだけ接触を避けるようにしたり、目に触れないようにしたり、手を石けんできれいに洗ったり、ご家族とは同じタオルを使わないようにしましょう。
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コンタクトレンズ
まばたきによってまぶたの裏と眼球表面やコンタクトレンズとの摩擦が起こり、「目がゴロゴロする」「痛い」といった症状をもたらすことがあります。
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目の不快感に悩む方の下まぶたのあたりには、たるんだ結膜(眼球の表面に飛び出している透明な物体)があります。
たるんだ結膜によって目がゴロゴロするといった症状を「結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)」といい、さまざまな目の不快感を引き起こす原因になるそうです。
→ 結膜弛緩症の症状・原因・治療 について詳しくはこちら
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たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気。
たんぱく質が変性してできた白目のシミのようなもので、肉眼では良く見えません。
目の表面は本来、滑らかな状態ですが、瞼裂斑になると、白目の部分が盛り上がり、黄色く濁ります。
盛り上がりができたことで涙が届かずに乾いてしまう場所が出てくるなど、ドライアイの原因にもなります。
炎症を起こすと「瞼裂斑炎」になり、目が赤く充血し、まばたきをするたびにこすれ、目がゴロゴロするという症状も起こります。
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翼状片は、白目の組織の細胞が異常に増殖して黒目に食い込んでしまって起こる目の病気です。
翼状片の原因として、紫外線が影響していると考えられ、白目と黒目の境界が紫外線で傷つき、その防御反応や修復の過程で起こると考えられています。
初期症状では充血や異物感、ドライアイ、眼精疲労などがあらわれます。
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ものもらい
ものもらいの症状は、次のような症状が現れます。
- 目がゴロゴロする
- 目が充血する
- まばたきをしたりまぶたを押すと目が痛い
- まぶたが赤くはれる
- まぶたがかゆい
こうした症状がある場合には、眼科で診てもらうようにしてください。
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ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。
ドライアイの症状は次の通り。
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