「Health」カテゴリーアーカイブ

小倉ゆうかさん、「やせすぎ」というファンの声に疑問!痩せている人にそれを言うのはどうして許されると思うの?




元グラビアアイドルで、現在はモデルで俳優の小倉ゆうかさんのSNSには「やせすぎ」というコメントが多いそうです。

グラビア時代から見ていた人にとっては現在の状況をやせすぎと思う人がいる一方で、小倉さんの自身の対するボディイメージ(好きなものを食べて週3回のジムで運動する)とは全く違うというのが興味深いですね。

一つヒントとなるのは大原優乃さんのグラビアにおけるボディメイクの考え方です。

【最強BODY】大原優乃さんのボディメイクの考え方とは?によれば、グラビアの時に大事なのは「体のメリハリ」。

全体的に体重を減らすのではなく、腹筋・くびれ・首回りのように写真映りで細くあってほしい所を意識してトレーニングして引き締めるというように。

つまり、これまで見てきた方は体のメリハリがあった状態を見てやせすぎと思い、小倉さんは体を全体的に引き締めたため、両者のイメージが食い違っていると考えられます。

両方とも健康をベースに話をしているんだけれども、健康なボディイメージ(メリハリv.s. 全体的に引き締まった体)に違いがあるために、このような意見の相違が生まれているんですね。

ただ大事なことは特定の体型タイプや外見について傷つける言葉をつかう「ボディシェイミング」を避けること。

小倉さんはきっと新しい自分のイメージに合った体型を目指して食事や運動をしており、その目標に向かって頑張っているのに、「やせすぎ」という言葉はショックなんだと思います。







【関連記事】

ガットフレイルとは?




このブログでは「フレイル(高齢者の虚弱)」の段階で対策を行ない、要介護状態の高齢者を減らそう!|厚生労働省(2018年)からスタートして、フレイルに関する様々な記事を紹介してきました。

【関連記事】

フレイルの考え方は、オーラルフレイル、アイフレイルと来て、新しく「ガットフレイル」という用語が出てきました。

ガットフレイルによれば、胃腸などの消化管を意味する医学用語「gut(ガット)」とフレイルを組み合わせた胃腸の働きの「虚弱化」という意味で名付けた新しい概念です。

「フレイル」はこれまで加齢に伴う心身の脆弱性とされ、健康と要介護の中間を意味し、高齢者の健康対策として利用されてきましたが、「ガットフレイル」はすべての人のウェルビーイングを「ガット」への対策から目指す概念なのだそうです。

フレイルとガットフレイルの考え方の違いは、フレイルが高齢者は健康な状態から急に要介護状態になるわけではなく、食欲の低下や活動量の低下(社会交流の減少)、筋力低下、認知機能低下、多くの病気をかかえるといった加齢に伴う変化があり、低栄養、転倒、サルコペニア、尿失禁、軽度認知障害(MCI)といった危険な加齢の兆候(老年症候群)が現れ、要介護状態になると考えられ、フレイルの段階で、適切な介入・支援を行なうことができれば、要介護状態に至らず、生活機能の維持・向上が期待できると考えられます。

ガットフレイルが幅広い年代に当てはめるものなのだそうですが、もしかすると、胃腸の働きの虚弱化は高齢者に主に当てはまるというように年代で分けられる要素がないのかもしれません。

ただ気になるのはこちら。

重要な点は「ガットフレイル」が、がんを含めた生活習慣病の増悪因子、予後因子となっているだけでなく、慢性炎症の原因、老化や神経変性疾患の先行要因となる可能性が示されてきていることです。例えばパーキンソン病の自然史のなかでは便秘症などのガットフレイル病態が発症10年以上前から先行することが知られています。小児の便秘症の増加においてもガットフレイルの関与が指摘されています。さらに、職業性ストレス簡易調査票(厚生労働省)を利用した調査でも、ガットフレイルの存在が明らかとなっています。

ある病気を持っているとほかの病気になりやすいことがわかっており、その病気に対してきちんとアプローチをしていればほかの病気の予防につながれば、予防医学という観点でよいのではないでしょうか?







一度太ったことがある人がリバウンドしやすいのには理由がある!脂肪組織はやせても太った時のエピジェネティックな記憶を持っているため




Nature誌に掲載された論文によれば、一度太った人がまたリバウンドする(ダイエットでよく見られる「ヨーヨー」効果)のは、脂肪細胞にエピジェネティックな太っていた時の記憶が残ってしまうので、減量手術や食事療法でやせてもリバウンドしやすいそうです。

【参考リンク】

■まとめ

つまり、今回の論文によれば、一度太ったことがある人は太りやすいので気を付けようということには意味があるということですね。

エピジェネティクスとは?意味で紹介したマウスの実験では次のようなことがわかっているそうです。

  • アグーティ遺伝子(マウスを太らせ黄色にする、がんや糖尿病のような病気を引き起こすのではないかといわれている)の特徴はDNAを介して世代から世代へと遺伝していくので、アグーティ遺伝子を持つ母親はその子が同じアグーティ遺伝子を持っているなら太った黄色の病気になる傾向のある子どものマウスを生むことになると考えられる。
  • しかし、アグーティ遺伝子は不活性化エピジェネティック・マークが周囲に蓄積するとオフになる。
  • アグーティ遺伝子を持っている母親がエピジェネティック・マークを不活性化する食事を与えられたなら、それらのマークは化学的に胎児のDNAに伝えられて、アグーティ遺伝子の周りに蓄積し、アグーティ遺伝子をオフにする。
  • 胎児はその状態を保ち、そのマウスは成長しても、やせて茶色で健康

つまり、このことは、母親がDNAの全く同じ子供たちを持ったとしても、妊娠中に食べた食事や喫煙といった行動によって、子供たちの健康に違いが現れる可能性を示唆しています。

もう一つ、エピジェネティクスにおいて重要なポイントは、エピジェネティック・マークが伝搬するのは妊娠中の母親から胎児へだけでなく、マークが卵子/精子の遺伝子に定着すると、孫、ひ孫というように世代から世代へと遺伝することです。

つまり、このことはライフスタイルが数世代先の子孫に影響するかもしれないと考えられます。

スウェーデンとイギリスで長期にわたって行われた研究では、若い男性が精子の発育する思春期よりも以前に食べ過ぎたり、タバコを吸い始めると、息子や孫(息子)の寿命が短いという結果があるそうです。







Snow Man(スノーマン)・岩本照さん、鼻の中の良性腫瘍切除手術を受け、回復までは活動を制限することを発表




「Snow Man」岩本照が「良性腫瘍の切除」手術を受け「回復までは活動を制限」STARTO社発表(2024年11月29日、スポニチ)によれば、Snow Man・岩本照(31)さんは、夏のミュージカルの喉のメンテナンスで病院に行った時、鼻の中に良性腫瘍があることがわかり、切除のための手術を受け、血流の良くなることはなるべく避けるように医師により回復までは活動を制限するように指導を受けたそうです。

岩本さんのケースは喉のメンテナンスが早期発見のきっかけとなりましたが、一般的な場合は人間ドックではないでしょうか?

世界的指揮者の #小澤征爾 さんは人間ドックを受けたことで食道がんの早期発見ができた|人間ドックのメリット|60歳過ぎたら年1回受診をによれば、人間ドックのメリットとして自覚症状のない早期がんが発見できることが挙げられています。

健康診断のX線検査ではすぐに結果はわかりませんが、内視鏡検査を受ければその場で異状がわかり、場合によっては治療まで行うことができます。

高田純次さん、人間ドックで20個以上の大腸ポリープが見つかり、3度に及ぶ摘出手術を行なっていた!【徹子の部屋】によれば、高田純次さんは、2022年に人間ドックで20個以上の大腸ポリープが見つかり、3度に及ぶ摘出手術を行なったそうです。

【関連記事】

定期的に人間ドックを受けて、自身の体の状態をチェックし、また病気を早期発見・治療を行うというのは予防医学的にも大事なことではないでしょうか?







ドランクドラゴン塚地武雅さん(53歳)が白内障手術を受けることをXで公表




ドランクドラゴン塚地武雅さん(53歳)のXの投稿によれば、白内障の手術を受けるそうです。

数カ月前から右目にモヤがかかったように見えにくくなっていたり、人を見る時も時々片目を閉じて見たりしてたそうです。

これが白内障の症状のサインだったんでしょうね。

→ 白内障の症状・原因・検査・治療・手術・予防 について詳しくはこちら

白内障の手術内容・手術前後の注意点|白内障手術を受ける患者さんにインタビューを参考に白内障手術について紹介したいと思います。

■白内障手術とは?

白内障は40代を過ぎると増え始め、60代では8割、70代ではほぼすべての人に症状がみられる目の病気です。

加齢性白内障は一種の老化現象であるため、年齢が高くなるにつれて発症するケースが多くなります。

白内障は、カメラのレンズにあたる部分である水晶体は主にたんぱく質と水分から成るのですが、そのたんぱく質が変性したことにより白く濁り、目に入ってきた光が上手く屈折しなくなり、視力が低下したり、目のかすみ、光をまぶしく感じるなどの症状が出てきます。

白内障の手術は、水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズをはめ込む手術が行われます。

手術は15分程度で日帰りができるそうです。

ただ、高血圧や高血糖などがある場合は、入院が必要になってくるそうです。

■手術1週間前

手術一週間前に眼圧検査・眼底検査・心電図などの検査を行ないました。

瞳孔を開く点眼をしたことで少しぼやけて見えているそうです。

■手術日までにやること

1日4回抗菌点眼薬(トスフロ)を点眼

■手術当日

手術時間に合わせて4種類の点眼薬を30分おきに4回点眼

■手術時間

手術時間は10~15分

■手術後

髪や顔は1週間洗えない

うつ伏せではなく仰向けで特殊な眼鏡を付けた状態であれば髪を洗ってもよいそうです。

→ 白内障の症状・原因・検査・治療・手術・予防 について詳しくはこちら







【関連記事】