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松本まりかさんの健康と美の秘訣は「えごま油」

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■松本まりかさんの健康と美の秘訣は「えごま油」

ドラマ『ホリデイラブ』や『シャーロック』で話題になった松本まりかさんは健康面にこだわりを持っていらっしゃいます。

松本まりかさんは以前サラダのドレッシングに使われている油で体調が悪くなったのでそれから油に気を付けるようになったそうです。

そこで、ドレッシングはえごま油を使っているシリーズを基本的に買っているそうです。

松本まりかさんの美しさの秘訣がえごま油にあったことでますます人気になっていくのではないでしょうか?

1.美肌効果

EPAを摂ると、赤血球がしなやかになり、顔色が良くなり、目の下のクマがなくなる!

2.体重・中性脂肪を減らす

3.便秘解消

4.えごま油を直接塗ってスキンケア

→ エゴマ油 についてさらに詳しくはこちら

→ オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り

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1975年型の日本食を食べると健康になる!ヒトの実験でも証明|その食事の特徴とは?|東北大【論文・エビデンス】




【目次】

■1975年型の日本食を食べると健康になる!ヒトの実験でも証明|その食事の特徴とは?|東北大

1975年型の日本食の献立例
1975年型の日本食の献立例

参考画像:健康的な日本食の健康有益性を検証~1975 年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験より~|PDF(2016/9/12、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業で紹介した東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(食品機能学)のグループの研究によれば、「1975(昭和50)年ごろ」の食事が理想の和食であるそうです。

1975年型の食事メニューを粉末化し、餌に混ぜてマウスに8カ月間食べさせたところ、内臓脂肪が蓄積しにくく、血中のコレステロールの値も低いことが分かったそうです。

そして、今回人間で1975年の食事が健康にとって良いのかどうかを実験を行なったそうです。

■実験内容

健康的な日本食の健康有益性を検証~1975 年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験より~|PDF

(2016/9/12、東北大学プレスリリース)

実験1として、被験者(BMIが24以上30以下の軽度肥満者:年齢20~70歳)を現代食群(30名)と1975年型日本食群(30名)に割り当て、それぞれの食事を1日3食、28日間摂取してもらいました。試験期間前後に、各種パラメーターの測定を行いました。実験2として、被験者(BMIが18.5以上25未満の健常者:年齢20~30歳)を現代食群(16名)と 1975年型日本食群(16名)に割り当て、それぞれの食事を1日3食、28日間摂取してもらいました。試験期間中に週3回、1日1時間以上の中程度の運動を行ってもらいました。試験期間前後に、各種パラメーターの測定を行いました。

実験 1 の結果、現代食群と比べて、1975年型日本食群において、BMI(体格指数)や体重が有意に減少し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビンA1c(糖尿病の指標)、腹囲周囲長が減少傾向、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示しました。実験 2 の結果、現代食群と比べて、1975 年型日本食群において、ストレスの有意な軽減、運動能力の有意な増加が見られました。

東北大学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅准教授らのグループは、同大学院医学系研究科公衆衛生学分野の辻一郎教授、遠又靖丈講師らと共同で行なった実験によれば、現代の食事に比べて、1975年型の日本食を食べることによって軽度肥満の人は、BMIや体重が有意に減少し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビンA1c、腹囲周囲長が減少傾向、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示しました。

また、現代の食事に比べて、1975年型の日本食を食べることによってBMIが18.5以上25未満の健常者は、ストレス軽減、運動能力の向上が見られたそうです。




■1975年代の食事の特徴

1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業

  • 日本人の総摂取カロリーは1975年が最も高い。
  • 1975年の肥満の人口(BMIが25位上の成人男性)は2007年に比べて少ない。
  • マウスの実験によれば、1975年の食事を食べさせたマウスの内臓脂肪の付き方が少ない。
  • 1975年の食事をしたマウスは2005年の食事をしたマウスに比べると糖尿病にリスクは5分の1
  • 同様の実験で、マウスの肝がんの発生数も1975年が少ない
  • 1960年代はご飯が多く塩分が多い食事
  • 1975年は和食と洋食が並ぶ食事
  • 2000年代は脂質が多い
  • 1975年代の食事の特徴
    1.食材が多い
    たくさんの材料が使われ、栄養バランスが良い
    2.大豆や卵が多い
    良質なタンパク質を摂取
    3.発酵調味料が多い
    醤油やみりんなどの発酵調味料が多い
    発酵しているものは栄養価が高く、がんや脳卒中を予防し、美肌効果が期待できる
    4.だしを使って塩分を抑える
    出汁が多いので、塩分が少なくても味を感じられる
国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁
国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁

参考画像:水産物の消費動向|水産庁(スクリーンショット)

オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか?で紹介した麻布大学の守口徹教授によれば、オメガ3は青魚などの魚から摂るのが一番効率よいそうですが、水産庁による国民一人当たりの魚介類と肉類の摂取量推移によれば、平成18年には初めて肉類の摂取量が魚介類を上回り、21年には肉類と魚介類の摂取量が上回り、その差が拡大しているそうです。

健康的な日本食の特徴(多様性・調理法・食材・調味料・形式)
健康的な日本食の特徴(多様性・調理法・食材・調味料・形式)

参考画像:健康的な日本食の健康有益性を検証~1975 年の特徴を有した健康的日本食のヒト介入試験より~|PDF(2016/9/12、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

第1として、「多様性」で、いろいろな食材を少しずつ食べていました。主菜と副菜を合わせて3品以上ありました。第2として、「調理法」で、「煮る」、「蒸す」、「生」を優先し、次いで、「茹でる」、「焼く」を、「揚げる」、「炒める」は控えめでした。第3として、「食材」で、大豆製品や魚介類、野菜(漬物を含む)、果物、海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取し、卵、乳製品、肉も適度に(食べ過ぎにならないように)摂取していました。第4として、「調味料」で、出汁や発酵系調味料(醤油、味噌、酢、みりん、お酒)を上手く使用し、砂糖や塩の摂取量を抑えていました。第5として、「形式」で、一汁三菜 [主食(米)、汁物、主菜、副菜×2] を基本として、いろいろなものを摂取していました。

1.多様性

主菜と副菜を合わせて3品以上

脂肪肝の改善方法では、出来る限り多くの食材を使うようにすることが肝臓にやさしい食事ということを紹介しましたが、1975年型の食事は多くの食材を少しずつ食べることが実践できていたと考えられます。

さまざまな食材の組み合わせのキーワードは「まごわやさしい」。

  • 「ま」は、豆類。
  • 「ご」は、ゴマ類。
  • 「わ」は、わかめなど海藻類。
  • 「や」は、野菜類。
  • 「さ」は、魚(魚介類)。
  • 「し」は、しいたけなどきのこ類。
  • 「い」は、いも類。

2.調理法

◎煮る、蒸す、生

○ゆでる、焼く

△揚げる、炒める

3.食材

◎大豆製品、魚(介)、野菜(漬物)、果物、海藻、きのこ、緑茶を積極的に摂取

○卵、乳製品、肉を適度に摂取

4.調味料

◎出汁や発酵系調味料(醤油、味噌、酢、みりん、お酒)

△砂糖や塩の摂取量を抑える

5.形式

一汁三菜:主食(米)、汁物、主菜、副菜×2

■まとめ

健康的な食事というとわかりづらいですが、1975年ごろの食事を意識することを参考にして、食材選びや調理法選びを行なうとよいのではないでしょうか。

→ 1975年型食事が健康によい!?(都築毅)|#世界一受けたい授業 について詳しくはこちら







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就業不能保険・収入保障保険・給与サポート保険とはどんな商品?保険各社の商品比較!




【目次】

■就業不能保険・収入保障保険・給与サポート保険とはどんな商品?

Being a patient is involuntary - Christine update 9530

by Ted Eytan(画像:Creative Commons)

病気やケガが原因で就労不能になった場合の生活資金に対して約8割の人が「不安」|必要な生活資金はいくら?どんな経済的準備手段を用意している?|平成27年度生命保険に関する全国実態調査で紹介した生命保険文化センターの平成27年度生命保険に関する全国実態調査によれば、病気やケガが原因で就労不能になった場合の生活資金に対して約8割の人が「不安」と回答しています。

平成27年度生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉

(平成27年9月、生命保険文化センター)

世帯主が就労不能となった場合に対する現在の経済的準備手段として期待できるものは「入院時に給付金のでる生命保険」が33.2%(前回36.4%)と最も多く、次いで「預貯金・貸付信託・金銭信託」33.0%(前回33.4%)、「民保の就業不能保障保険」17.0%(前回16.5%)の順となっている。

現在準備しているもののうち、世帯主が就労不能となった場合に期待できる経済的準備手段としては、「入院時に給付金のでる生命保険」が最も多くなっています。

また、最近では「就業不能保険」(保険会社各社によって呼び方が異なり、「収入保障保険」「給与サポート保険」という呼ばれ方もします)も出てきています。

就業不能保険とは、病気やケガが原因で世帯主が就業不能になったときに月々の生活費を保障する保険のことです。




■取り扱っている保険会社の商品から就業不能保険・収入保障保険・給与サポート保険がどのようなものかをチェック!

次に、就業不能保険とは具体的にどんなものなのか、各社の商品を参考に見てみたいと思います。

【目次】


●ライフネット生命|就業不能保険「働く人への保険2」

就業不能保険「働く人への保険2」|ライフネット生命保険 就業不能保険の新商品発売のお知らせ(2016/5/12、ライフネット生命)

就業不能保険は、入院費や手術費をサポートする従来の医療保険とは異なり、病気やケガで長期間働けなくなった場合の生活費をサポートする保険です。

毎月のお給料のように給付金を受け取ることができ、長期間働けなくなった場合でも、医療保険ではカバーしきれない、「長期間働けなくなった場合の生活費」をサポートする保険です。

■就業不能保険「働く人への保険2」の3つのポイント

1.支払対象外期間は、これまでの180日に加え、短期の「60日」を新設。傷病手当金などの社会保障が少ない自営業者もサポート

2.「住宅ローンを払い終えるまでの保障がほしい」「子どもが成人するまでの保障で十分」というお声を受け、保険期間を選択式に

3.保険料を抑えたい人のために、一定期間中の給付金額を半分にすることで保険料を節約できる「ハーフタイプ」を新たに用意

短期の入院費や手術費については、「国民皆保険制度」で自己負担が3割となり、また「高額療養費制度」で毎月の自己負担が一定額で済むなど公的なサポートは手厚いのですが、ある程度の貯金があれば、民間の医療保険が必要ない場合もあります。

ただ、病気やケガによって長期間働けない場合の日々の「生活費」については、国や企業のサポートが足りないと感じる人も出てくるでしょう。

病気やケガで働けなくなった方が会社員や公務員の場合、健康保険等の傷病手当金を利用できますが、この傷病手当金の支給期間は最長1年6ヶ月となっており、それ以上に療養が長期化した場合、収入が大幅に減少してしまいます。

つまり、就業不能保険のポイントは、医療保険ではカバーしきれない「生活費」をカバーするための保険だということです。

たとえば、また、これまで長らく日本で販売されてきた民間の医療保険では、「生活費」よりも「医療費」をカバーすることが主眼の領域にあると考えています。


●住友生命|「1UP(ワンアップ)」

1UP(ワンアップ)生活保険で、じぶんを救え|住友生命

1UPは「ケガや病気で働けなくなったとき」と「死亡したとき」では、不足額が異なるため、必要なお金が違ってきますが、2つのリスクをそれぞれの必要保障額に合わせて合理的な保障を準備できるというものです。


●T&Dフィナンシャル生命|「働くあなたにやさしい保険」

~『働くあなたにやさしい保険』の販売開始~(2015/12/10、T&Dフィナンシャル生命保険)

T&Dフィナンシャル生命の「働くあなたにやさしい保険無配当特定疾病収入保障保険(無解約払戻金・Ⅰ型)」は、世帯の働き手が病気やケガになり就業不能による収入減少や治療費負担、生活費などをカバーすることのできる保険です。


●太陽生命|「働けなくなったときの保険」

太陽生命、「働けなくなったときの保険」を発売! (2016/2/10、太陽生命)

三大疾病やケガなどを原因とした所定の就業不能状態が 30 日継続すれば給付金をお支払いいたします。また、所定の就業不能状態が 30 日継続するごとに 150 日まで最大 5 回、給付金をお支払いいたします。さらに、所定の就業不能状態が 180 日継続したときには「就業不能年金」もお支払いいたします。

T&D保険グループの太陽生命は、働けなくなったときの収入減などの不安に備える新商品「働けなくなったときの保険」を販売しています。


●アフラック|「病気やケガで働けなくなったときの給与サポート保険」

<病気やケガで働けなくなったときの給与サポート保険>を発売(2016/6/15、アフラック)

アフラックの病気やケガで働けなくなったときの給与サポート保険は、病気やケガで働けなくなった時に起こる「収入減少」という経済的困難に備えるための保険で、入院や在宅医療の状態になったときに、毎月のお給料のように一定額を支払いする商品となっています。


●チューリッヒ保険|働けなくなったときの生活保障保険「くらすプラス」と収入保障保険プレミアム

働けなくなったときの生活保障保険「くらすプラス」発売のお知らせ(2016/8/5、チューリッヒ保険)

チューリッヒ保険の働けなくなったときの生活保障保険「くらすプラス」は、治療が長期に渡りやすい重篤な病気(ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、肝硬変、慢性腎不全)や精神疾患、身体に障害を伴うケガなどで働けなくなった場合の収入減少に備えるための生活保障保険です。

収入保障保険プレミアムは、万一のときに毎月お給料のように年金が受け取れる生命保険です。

特徴としては、健康な方(過去1年以内の喫煙歴なし/血圧:最高119mmHg以下かつ、最低79mmHg以下の方で所定の基準を満たす方)は保険料が割引されたり、また、悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中・肝硬変・慢性腎不全の疾病による就業不能状態で働けなくなったときも年金を受け取れます。


●日本生命|「ニッセイ就業不能保険(無解約払戻金)”もしものときの…生活費”」

「ニッセイ就業不能保険(無解約払戻金)”もしものときの…生活費”」の発売について(2017/8/10、日本生命保険相互会社)

日本生命の「ニッセイ就業不能保険(無解約払戻金)”もしものときの…生活費”」は入院や在宅療養等の所定の就業不能状態になったときに、月々の生活費を保障する商品です。


●朝日生命|収入サポート保険

働けなくなった時の収入減少をカバー(2017/3/3、朝日生命保険相互会社)

朝日生命、働けなくなったとき(身体障害者手帳1~3級の交付または公的介護保険制度の要介護1以上の認定)に年金を支払う「収入サポート保険」、およびメンタル疾患で入院を60日継続したときに一時金を支払う「メンタル疾患特約」を販売しています。

「働けなくなったとき」に利用できる公的制度として、「身体障害者手帳制度」「障害年金制度」「公的介護保険制度」などがあります。永続的に働けなくなった方の 83.8%※がこれらの公的制度を利用されています。中でも、身体障害者手帳制度や公的介護保険制度は多くの方が利用されています(図表④)。
身体障害者手帳制度や公的介護保険制度は金銭給付ではなく、障害年金のみでは生活費等を十分にカバーできないことがあります。

身体障害者手帳の年間の新規交付者数は、約 27.8 万人で、そのうち日常生活等に支障をきたす1~3級の方は約6割を占めています(図表⑤)。1~3級の手帳交付者のうち、就業されていない方は約76%*に上ります

働けなくなった原因は病気によるものが8割を占め、特にメンタル疾患や生活習慣病による原因が多いそうです。

「働けなくなったとき」に利用できる公的制度として、「身体障害者手帳制度」「障害年金制度」「公的介護保険制度」などがありますが、身体障害者手帳制度や公的介護保険制度は金銭給付ではなく、障害年金のみでは生活費等を十分にカバーできないことがあります。


●アクサダイレクト生命|収入保障2

アクサダイレクトの収入保障2

掛け捨て型で、合理的に毎月の生活費に備えるタイプの保険なので、定期保険より保険料が割安です。

保険期間満了時まで毎月お給料のように一定額の年金を受取る方法と、まとめて一括で受取る方法を選択することができます。

死亡・高度障害状態となった時点で、保険期間満了までの期間が年金支払保証期間よりも短い場合、保険期間満了後も年金支払保証期間終了まで毎月年金を受取ることができます。


●アクサダイレクト生命、就業不能保険「アクサダイレクトの働けないときの安心」

アクサダイレクト生命、就業不能保険「アクサダイレクトの働けないときの安心」を新発売!業界最安水準*1の保険料で精神疾患による就業不能もカバー(2018/8/21、アクサダイレクト生命)

病気やケガなどで長期間働けないときの生活費のサポートとして、毎月給付金を受け取れます
うつ病などの精神疾患で働けなくなったときも給付金を受け取れます
受給開始日から給付金を満額受け取れる満額タイプと、傷病手当金を考慮し、1年半(540日)の給付金を半分にすることで保険料を抑えたハーフタイプから選択可能

生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査(平成27年度)」によると、世帯主が働けなくなった場合に対する現在の経済的備えに不安を感じている人は78.8%(「非常に不安である(41.8%)」「少し不安である(36.9%)」の合計)にのぼっています。

実際、特に精神疾患による就業不能状態は長期化するのが特徴です。

全国健康保険協会の「現金給付受給者状況調査(平成28年度)第一部傷病手当金」によれば、精神疾患による傷病手当金の支給が55歳未満の各年代で最も多く、特に20~30代は約半数を占めております。

また平均支給期間も同理由は約216日と最も長く、働けない期間の収入減のダメージは大きくなります。

なかでも単身者や住宅ローンを抱えている方、また傷病手当金のない自営業者の方にとっては、深刻な影響がおよぶものと考えられます。

アクサダイレクト生命ではこのような状況を背景に、病気やケガ、精神疾患で働けなくなったときの収入減をサポートする保険として開発されたのが「アクサダイレクトの働けないときの安心」です。


●損保ジャパン日興興和ひまわり生命|収入保障保険「家族のお守り」

収入保障保険「家族のお守り」|損保ジャパン日興興和ひまわり生命

パパやママが万が一のときに、お給料のように毎月の生活費を受け取れる保険で、お子さまがいるご家庭に最適です。

収入保障保険「家族のお守り」には喫煙状況や健康状態(BMI・血圧)などにより保険料が割安になる特約がある!|損保ジャパン日本興亜ひまわり生命によれば、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の収入保障保険「家族のお守り(無配当・無解約返戻金型収入保障保険)」には、喫煙状況や健康状態などにより保険料が割安になるチャンスがあります。


●オリックス生命|家族をささえる保険 Keep(キープ)

オリックス生命保険の「家族をささえる保険 Keep(キープ)」は、被保険者に万一のことがあった際、毎月決まった金額を保険期間満了までお支払いする仕組みの収入保障保険です。

【参考リンク】

■まとめ

病気やけがをしないことが最も大事ですが、いつ起こるかわからないのが病気やケガの悩ましいところです。

病気やけがをした際の生活費に対する不安をなくすためにも、前もって検討しておくとよいのではないでしょうか?

「平成28年度 生活保障に関する調査(速報版)」

(2016/9/20、生命保険文化センター)

今回調査では、自分自身の金融や保険に関する知識がどの程度かを尋ねたが、「詳しい」の割合は、「金融に関する知識」で9.3%、「保険に関する知識」で9.2%となっており、いずれの知識についても「詳しくない」が7割強となっている。

金融・保険に関するいずれの知識についても「詳しくない」と答えた人が7割強となっています。

現役世代にとっては、金融・保険に関する知識を若いうちから身につけていくことが自分の身を守る手段となるので、少しずつ勉強していきましょう。

働けなくなったときの収入減などの不安がある方は、病気やケガが原因で世帯主が就業不能になったときに月々の生活費を保障する「就業不能保険」を検討してみてはいかがですか?







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国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|「#健康格差」を広げないために私たちができること




【目次】

■国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|健康格差を広げないために私たちができること

Compassion Sandy 05-06-2017

by Compassion Connect(画像:Creative Commons)

国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」

(2017/6/30、日本経済新聞)

日本経済新聞社などが実施したアンケート調査によれば、医師の半数が国民皆保険による医療が「持続不能」と答えているそうです。

最近ではよく「健康格差」について取り上げられています。

健康格差とは、所得や学歴など社会的・経済的な地位が低いと不健康が多くなるといわれている格差のことです。

日本でも注目されている「健康格差」ですが、日本と欧米との大きな違いは、日本は国民皆保険制度を採用しているため、欧米ほど健康格差はないといえるでしょう。

しかし、今回取り上げたニュースによれば、将来的には、健康格差は日本でも問題となるかもしれません。

「成り上がり」は死亡率が高い?

(2009/8/11、プレジデント)

日本は皆保険制度を採用しているため、まだ健康格差はあまり顕在化していない。

しかし、低所得者の場合、家計に占める医療費の比率が高くなり、医療サービスを受けにくくなりがちとなるうえ、国民健康保険料の納入が滞っている人も増えているという現状があり、すでに格差の芽が出始めている。

2015年度の医療費は41.5兆円|高齢化や抗がん剤などの高額な新薬が増えているによれば、2015年度の医療費は昨年度に比べて3.8%増えて、41.5兆円となったそうです。

その理由としては、高齢化や抗がん剤などの高額な新薬が増えていることにあり、今後も医療費は増えていく予想がされているそうです。

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●高齢化

年齢階級別一人当たり医療費(平成25年度)
国民医療費の約2割が80歳以上の医療費であり、その多くを入院費用が占めている。(年齢階級別一人当たり医療費(平成25年度))

参考画像:不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~|経済産業省PDF

厚生労働省「人口動態調査」, 「医療給付実態調査報告」, OECD Health Data 2014 OECD Stat Extractsによれば、国全体医療費の23%(9.2兆円)が80歳以上の医療費であり、その多くを入院費用が占めているそうです。

●薬剤費の急増

医療費最高41・5兆円…高齢化や薬剤費急増で

(2016/9/14、読売新聞)

特に調剤は前年度から6800億円(9・4%)増と大幅に伸びており、厚労省は「C型肝炎の治療薬など高額薬剤の使用が増えたことが全体を押し上げた」と分析している。

薬剤費の急増の理由の一つに「薬の飲み忘れ問題」と「高齢者の薬のもらい過ぎ問題」が隠されているのではないでしょうか。




■薬の飲み忘れ問題

高齢者宅には年475億円分の残薬(飲み残し・飲み忘れの薬)がある!?|解決する4つの方法によれば、厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は475億円になるそうです。

糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、糖尿病の合併症に不安を感じ、糖尿病の治療の重要性を認識していても、治療を継続できている人は半数なのだそうです。

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脳梗塞患者向けの薬の飲み忘れを知らせる「IoTピルケース」と専用アプリの開発へ|大塚製薬・NECによれば、脳梗塞の患者の場合、薬をうっかり飲み忘れたり、自己判断で止めたりすると、服薬率が半年で約5割まで下がる――という研究結果があり、服薬の継続が課題になっているそうです。

どんなに治療が大事だと認識していても、何らかの理由で治療が継続できないことがあることで、処方された薬を適切に服用できずに、その結果、症状が悪化して薬が増えてしまい、また、その薬を飲み残してしまい、症状が更に悪くなっていく悪循環に陥ってしまうこともあるようです。

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■「高齢者の薬のもらい過ぎ問題」

なぜ高齢者の薬のもらい過ぎという問題が起きるのか?によれば、次のような理由で高齢者の薬のもらい過ぎという問題が起きています。

  • 高齢者になると複数の病気にかかることが多い
  • 複数の医療機関・複数の薬局にかかる
  • 薬剤師は「お薬手帳」で患者がどんな薬を飲んでいるか把握するが、薬の重複がわかっても、薬の整理までは手が及ばない
  • 医療機関に問い合わせてもすぐに返事がもらえず、患者を待たせないため、処方箋通りに薬を渡せばよいと考える薬剤師がまだ多い
  • 薬の情報が、医師や薬剤師間で共有されていない

例えば、認知症の人への薬の提供方法の問題について考える|認知機能が低下すると、たくさんの薬が出ると、飲まない、飲めないことが起こるによれば、認知症になると、飲む必要がある薬も認知機能の低下によって、飲まない・飲めないということが起こり、処方された薬を適切に服用できずに、その結果、症状が悪化して薬が増えてしまい、また、その薬を飲み残してしまい、症状が更に悪くなっていく悪循環に陥ってしまうこともあるようです。

個人と服薬情報をかかりつけ医・かかりつけ薬剤師が見れるようにすることができれば、高齢者の薬のもらい過ぎ問題の解決につながり、服薬忘れの防止につながるのではないでしょうか。

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■まとめ

今後医療費の増大が見込まれます。

そのためにも「薬の飲み忘れ問題」と「高齢者の薬のもらい過ぎ問題」を解決する必要があります。

服薬防止システム(いま注目のIotを利用して、アプリや薬剤ケース・ボトルを連動させて薬を飲むタイミングを通知するシステム)や自動的に薬を投与するインプラントなどのテクノロジーで解決するアプローチが考えられますし、また、個人の服薬情報をかかりつけ医・かかりつけ薬剤師が共有にすることができれば、薬の飲み忘れともらい過ぎの両方を解決することにつながるのではないでしょうか。

もう一つ考えられるのは、予防医療・予防医学・予測医療といった考え方です。

がん検診といった予防医療・予防医学に取り組んでいくことは医療費の削減するためにも今後重要になっていくと考えられますし、また、QOL(生活の質)の向上といった間接的なコスト削減も期待できると考えられます。

積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。

その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。

つまり、定期検診などの予防医学・予防医療を導入するということは、病気による死亡リスクが減少し、医療費の削減にもつながるということです。

そして、この医療費増大の問題を解決するにあたって、「社会的インパクト投資(ソーシャルインパクトボンド、SIB)」という障がい者支援や低所得者(貧困)支援、難民、失業、引きこもりの人の就労支援などの社会問題の解決と収益の両立を目指す社会貢献型の投資を活用すればいいのではないでしょうか。

例えば、福岡県大川市の高齢者施設では、学習教材を使っての認知症予防への取り組みに社会的インパクト投資が使えるのかの実証実験として、高齢者100人が参加して、5か月間実験したそうです。

実験に参加した多くの高齢者の要介護度が下がり、公的介護費用が削減するという結果になったそうです。

【参考リンク】

みんなが安心して過ごせる社会にするためにどのようなことができるのか、みんなで考えてみましょう。







【健康格差 関連記事】
続きを読む 国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|「#健康格差」を広げないために私たちができること

女性医師の治療を受けた患者は生存率が高い!?|医師の患者に対する共感・コミュニケーションが重要な役割を果たしている?




■女性医師の治療を受けた患者は生存率が高い!?|医師の患者に対する共感・コミュニケーションが重要な役割を果たしている?

Nigeria_2010_Katie-Faber

by SIM USA(画像:Creative Commons)

女性医師が担当の患者、生存率より高い 研究

(2016/12/20、AFPBB)

米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院(Harvard University T.H. Chan School of Public Health)医療政策学(Department of Health Policy and Management)リサーチアソシエイトの津川友介(Yusuke Tsugawa)氏が主執筆者を務めた論文によると、女性医師の治療を受けた患者は、入院してから30日以内に死亡する確率、あるいは退院後30日以内に再入院する確率が著しく低かった。

米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院の研究によれば、女性医師による治療を受けた患者は、男性医師の治療を受けた患者に比べて、入院してから30日以内に死亡する確率や退院後の再入院する確率が低かったそうです。

なぜこのような結果になったと考えられるのでしょうか?

ただ、これまでの研究では、女性医師が男性医師よりも臨床基準により詳細に沿う傾向があること、さらにはより患者中心のコミュニケーションを図ることなどが分かっている。

今回の研究では、その違いの原因はつかめていないようですが、これまでの研究によれば女性医師が男性医師よりも臨床基準により詳細に沿うがあることやより患者中心のコミュニケーションをとることなどがあることから、その点にヒントが隠されているのかもしれません。

医療における医師と患者のコミュニケーションの重要性は高まっています。

第6章 患者の視点に立ったコミュニケーション |国立保健医療科学院

主たる病気が感染症から生活習慣病へ移り、疾病構造は大きく変化した。キュア(cure)よりもケア(care)やマネジメント(management)が医師の業務で大きな位置を占めるようになった。医療情報も巷にあふれ、混乱している患者も増加した。患者の権利意識も増大し、医療への過度の期待を生んでいる。患者の自己決定権は重視されるべきであるが、患者の要望をそのまま受け入れれば、不必要な検査や治療を行うことになりかねない。医師は適切な情報を理解しやすい言葉で患者やその家族に伝える責務がある。

コミュニケーションの重要性が高まっているのには以下のような理由があります。

  • 主たる病気が生活習慣病へ移行したことで、ケア(care)やマネジメント(management)が大きな位置を占めるようになった
  • 患者が医療情報に触れる機会が増えたが、その情報に混乱している患者も増加
  • 医学の進歩により市民の一部は医学を万能と考えるようになり、医療への過度の期待を生んでいる

患者に対して適切な医療を行うためには、医師が患者の言葉に耳を傾け(傾聴)、気持ちを受け入れ(受容)、そのうえで医師として適切な情報を患者にわかりやすい言葉で伝えることが重要になります。

患者の解釈モデルや受療行動が医学的に間違っているからといって、すぐにそれを指摘してはならない。

面接の目的は言葉の上での情報のやり取りだけではなく、患者との間で信頼を得ることも大きな目的になる。

患者が悩み苦労したことを、まずは傾聴し受容したほうが、患者も医師を信頼し、医師の指導や説明を聞き入れたり、反省したりするとされている。

患者が持っている間違った医学的知識を訂正することは重要ですが、そのやり方が重要だということですよね。

まずは、患者がどのような悩み・苦労を抱えているのか、患者の声に耳を傾け、それを受け入れることによって、医師と患者間での信頼関係が生まれ、その後のケアやマネジメントが良好になると考えられます。

トーマスジェファーソン大学のM・ホジャット氏によれば、医師による共感が、患者の治療結果に影響を与えるそうです。

医師・患者間の共感が治療結果に影響 【M・ホジャット氏】

(2016/12/13、WEB医事新報)

ホジャット氏らの研究グループは、「ジェファーソン共感尺度(Jefferson Scale of Physician Empathy)」のスコアで医師29人の共感度を高、中、低に分け、医師らが診療していた糖尿病患者891人について、HbA1cやLDLコレステロールの値を比較。共感度が低い医師でHbA1cの値が7%未満の患者は40%だったのに対し、共感度が高い医師では56%だった。またLDLコレステロールの値が100未満の患者は、共感度が低い医師で44%、高い医師では59%だった。

女性医師だからと言って共感する力が高いとは言い切れませんが、医師と患者との間のコミュニケーションがより適切な医療を行うための力になっているのではないでしょうか。




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