動脈硬化改善に良い食べ物(血管を柔らかくする食べ物)
DHA・EPA
血管の老化が進むと、動脈硬化を引き起こしやすくなるため、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるのですが、EPAには赤血球の膜を柔らかくする効果があったり、血管をやわらかくしなやかにする作用があることで、血液がスムーズに流れてくれるため、病気のリスクを下げてくれるそうです。
DHA・EPAには、血管を柔らかくする効果があると言われているそうで、動脈硬化の治療薬にもなっているそうです。
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ケルセチン
玉ねぎには動脈硬化対策につながると期待とされる「ケルセチン」という栄養素が含まれています。
ケルセチンには、血管をしなやかにする働きがあるため、血管年齢を若返らせてくれるそうです。
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エクオール
エクオールと血管の硬さを調べたところ、血管年齢が20歳若返ったという研究結果が出たそうです。
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動脈硬化を引き起こす脂質異常症の基準は、「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140mg/dL以上」「HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dL未満」「中性脂肪が150mg/dL以上」となっていますが、HDLコレステロールが増えることによって、動脈硬化を防ぐことにもつながることが期待できるそうです。
1.血圧の低下
最高血圧と最低血圧ともに摂取前後で有意に低下することがわかったそうです。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールによって、炎症が軽減され、血管が広くなり、血圧が低下すると考えられるようです。
2.善玉コレステロールが増加
チョコレートを食べたことで善玉コレステロールが増えたそうです。
また、カカオポリフェノールには、酸化抑制効果があるので、LDLコレステロールの酸化を防ぐことが期待されています。
→ チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防 について詳しくはこちら
葉酸
最近の研究によれば、葉酸が不足するとホモシステインという物質が増加することがわかってきたそうです。
ホモシステインが増加すると、血管壁に衝突して傷つけてしまい、動脈硬化を誘発してしまうおそれがあるそうです。
葉酸を摂取することによって、ホモシステインを減らすことが、動脈硬化を予防し、血管年齢を若くすることにつながります。
→ 葉酸を多く含む食品 について詳しくはこちら
プリン体を含む食べ物を避ける
痛風と動脈硬化とは一見関係がなさそうですが、実は最近「尿酸は血管を老化させる」ということがわかってきたそうです。
プリン体が尿酸に分解されるときにできる活性酵素が血管をしなやかに保つ物質の働きを悪くし、さらに尿酸そのものも血管の細胞に取り込まれることで炎症を引き起こし、血管を固くするということがわかってきたそうです。
そのため、尿酸値が高い状態を放っておくと、コレステロールや中性脂肪などの数値が悪くなくても、動脈硬化が進行し、心筋梗塞になる恐れがあるそうです。
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亜鉛
亜鉛は動脈硬化を進める活性酸素を除去することに役立ち、不足すると血圧が上昇し、動脈硬化が進行してしまうそうです。
→ 亜鉛を多く含む食品 について詳しくはこちら
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AGEを含む食べ物を避ける
コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ接着剤の役割をしているたんぱく質です。
若いコラーゲンは弾力があり、皮膚にもハリが出て、血管や骨もしなやかさを保ちます。
しかし、コラーゲンに糖分がくっつくと、AGEに変化します。
例えば、血管の壁を覆うコラーゲンに糖分がくっつくと、しなやかだった血管壁が硬くなってしまいます。
これが、動脈硬化です。
動脈硬化が進行すると、脳梗塞や心筋梗塞を起こす恐れがあります。
AGE年齢が高くなる要因には2つあります。
1つは、血糖値が高いこと、もう1つは、AGEを多く含む食品を食べることです。
1.血糖値が高い
食事をすると血液中に糖分が増加し、エネルギーとして使われます。
しかし、食べ過ぎで糖分が余ってしまうと、たんぱく質とくっついてAGEになります。
血糖値が高い人は、大量のAGEを作っているということになります。
2.AGEを多く含む食品を食べる
ポイントは、AGEは調理法によって量が大きく変わってしまうということ。
AGEが多くなる要因は、「温度」と「油」。
高温になると、タンパク質と糖分が結合しやすく、AGEとなります。
また調理時間が長いものほど熱が加わり、AGEが形成しやすいです。
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