糖尿病チェック解説
血液検査で血糖値が高いという診断を受けたことがある
1) 空腹時血糖126(mg/dl)以上
2) 75グラムのブドウ糖を飲み2時間後の血糖200以上
3)随時血糖200以上
4) ヘモグロビンA1c6.5%以上
肥満である
肥満だと感じていなくても、20歳の時より体重が5〜10キロ以上多い場合には注意が必要。
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近親者(親・兄弟)に糖尿病の人がいる
糖尿病への注意が必要な人は、家族に糖尿病の発症者がいる人なのだそうです。
それは、糖尿病の発症には遺伝的要因が大きく関係するためなのだそうです。
40歳以上である
糖尿病のリスク要因には「加齢」があります。
運動不足である
運動不足になると、体の中の血糖コントロールするメカニズムが崩れてしまい、運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきているそうです。
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のどが渇くようになった(糖尿病の症状例)
尿の量・回数が多くなった(糖尿病の症状例)
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尿の泡立ちがなかなか消えない(糖尿病の症状例)
体重が急に落ちた(糖尿病の症状例)
最近疲れやすくなった(糖尿病の症状例)
尿に糖が出る(糖尿病の症状例)
目がかすむ(糖尿病の症状例)
足が冷える(糖尿病の症状例)
高脂肪・高カロリーの食事が好きだ
不規則な生活をしている
糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?によれば、2型糖尿病患者の多くが睡眠障害を併発しているそうです。
糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値・動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。
睡眠不足になると、健康にさまざまな悪影響があります。
睡眠不足がすべての原因とはいえないでしょうが、睡眠不足をもたらす生活習慣によって、太りやすくなり肥満の原因となったり、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まることが考えられます。
徹夜をする子供は糖尿病のリスクが高まる?によれば、睡眠時間を毎日6時間、あるいはいつもより1時間でも多く睡眠をとった場合は、インスリン抵抗性が9%改善されたそうです。
今後、糖尿病治療に不眠治療を並行して行っていくことが増えていくかもしれません。
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また、夜勤が糖尿病のリスクを高める!?によれば、夜勤で働く経験がある人は、ない人に比べると、糖尿病になるリスクが高くなるそうです。
その理由の一つとして考えられるのが、「サーカディアンリズム」。
夜の出勤によって昼と夜の体のリズム「サーカディアンリズム」が狂い、これが代謝に影響を及ぼす。
規則正しい生活が糖尿病の予防・改善につながることを解明によれば、体内リズムに合わせて規則正しい生活を送ることが糖尿病の予防・改善につながるということが証明されたそうです。
目覚めと眠りを制御する脳内物質「オレキシン」が体内リズムに合わせて正常に働くことで血糖値を下げるそうです。
実験によれば、規則正しい生活を送ることによって、肝臓の糖代謝を促し、インスリンが効きにくくなるのを防ぐということもわかったそうです。
遅い夕食で体内時計が混乱し太る−早大によれば、夕食の時間が遅くなるなど食事の時間が乱れると、体内時計が乱れるそうです。
夜食を取ると、肝臓の「時計遺伝子」が乱れ、代謝異常になり、太りやすくなる?によれば、夜食など不規則な時間に食事を摂ると、インスリンの作用で肝臓の時計遺伝子のリズムが乱れてしまい、肝臓の代謝機能に異常を引き起こすそうです。
つまり、不規則な時間に食事をとると、体内時計のリズムが乱れ、肝臓の代謝機能に異常を引き起こし、それが肥満や糖尿病になりやすくなるということですね。
だからといって、夜勤をしてくれる人がいなければ成り立たない仕事も多いです。
体内時計 ダイエット|たけしの家庭の医学?5月25日によれば、朝から朝日を浴び、朝食(たんぱく質を必ず)をとることで、体内時計がリセットされ、太りにくくなると考えられるようです。
規則正しい生活を送ると考えると少し難しく考えがちですが、朝から朝日を浴びて、朝食を食べて、体内時計をリセットしてみませんか?
高血圧である
高血圧は糖尿病などの合併症を起こしやすいといわれます。
それは、高血圧と糖尿病の危険因子(肥満、運動不足、喫煙など)が同じだからです。
高脂血症・脂質異常症ともリスク要因が重なる部分が多いため、注意が必要です。
→ 高血圧 について詳しくはこちら
→ 高脂血症 について詳しくはこちら
→ 脂質異常症 について詳しくはこちら
魚を食べず、肉をよく食べる(男性のみ)
肉を多く食べる男性は糖尿病を発症する危険性が約4割高いによれば、肉を多く食べる男性はあまり食べない男性に比べて糖尿病の発症リスクが4割高い。
肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があり、また女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられるようです。
男性の糖尿病、魚で防ぐ 最大でリスク3割減によれば、魚を多く食べる男性は糖尿病になるリスクが低いという調査結果が出たそうです。
魚の脂に含まれるオメガ3(DHA・EPA)などの不飽和脂肪酸が、血糖値を下げるインスリンの分泌を促すと考えられるようです。
→ オメガ3 について詳しくはこちら
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ストレスが多い
週に一度でもお酒を飲み過ぎることがある
早食いである(毎回、食事は10分以内に済んでしまう)
糖尿病“やせ”の人こそ要注意によれば、早食いであると血糖値が急激に上昇してしまうので、注意が必要。
・早食いをやめ、20分以上かけてゆっくり食べること
・血糖値の急上昇を防ぐために、食物繊維の多い野菜と一緒に食べるようにする
・食後血糖値を調べておく
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食事のときに野菜を一緒にとらない(野菜嫌い)
緑色の葉物野菜には、抗酸化物質とマグネシウムが豊富であることによって、糖尿病のリスクを減らすのではないかと考えられるようですが、これを裏付けるためにはさらなる研究が必要になりそうです。
→ 抗酸化物質 について詳しくはこちら
→ マグネシウム について詳しくはこちら
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・マグネシウムが糖尿病抑制
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野菜不足が気になる方に
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糖尿病が気になるあなたは糖分の入っていない青汁をお選びください。
糖分入りのコーヒー、炭酸飲料を1日5缶(本)以上飲む
糖分をたっぷり含んだ飲み物を飲むと、血糖値が急激に上昇してしまいます。
喫煙習慣がある
糖尿病患者の喫煙はリスクをより高めるによれば、糖尿病患者の方が喫煙すると、心臓発作や脳梗塞、コレステロールや血圧の上昇、血糖値の上昇などのリスクが高まるようです。
歯周病である
糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周病にかかっている人が多いといわれています。
それは、糖尿病になると、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるからだと考えられます。
糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、糖尿病と歯周病の関連性は疫学調査や動物実験などで明らかにされており、糖尿病を多く発症する米アリゾナ州のピマインディアンを対象にした調査では、歯周病の発症率が糖尿病ではない人に比べて二・六倍高い、といったことも分かっているそうです。
糖尿病の合併症には糖尿病腎症・糖尿病網膜症・糖尿病神経障害などの合併症がありますが、歯周病も6番目の糖尿病合併症であると認められているそうです。
糖尿病・歯周病ともに予防することが大変重要なので歯周病ケアをやっていきましょう。
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立ちくらみ(糖尿病の症状例)
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実際の糖尿病については、専門医の受診をおすすめいたします。
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